映画『花影』をみて [日本映画]
先日、仕事の合間に観て参りました映画『花影』
ご存知でない方も多いかと思いますが・・・
監督はこの作品で監督デビューを果たしました河合勇人で、
原作・脚本は「異人たちとの夏」で知られる市川森一です。
そして、主演はこれが映画初主演作となる山本未来
何年か前に俳優の椎名桔平との結婚式で、
お父様である山本寛斎デザインの結婚衣裳が話題になりましたよね。
その彼女が主演と聞き、観に行ったのですが・・・
じつは、山本未来という女優、 別にお芝居が凄く上手とか、特別な美人とかでもなく・・・
ただ、金城武と共演した「不夜城」の頃から、 彼女の醸し出す雰囲気が好きなんですよね~
まだ若いのに、なんとなく自立した大人の女を感じさせてくれ、
ですから、わたしの場合は、 映画館にたくさんお見えになっていた他の方とは、
ちょっと目線が違っていたようです・・・
ご存知でない方も多いかと思いますが・・・
監督はこの作品で監督デビューを果たしました河合勇人で、
原作・脚本は「異人たちとの夏」で知られる市川森一です。
そして、主演はこれが映画初主演作となる山本未来
何年か前に俳優の椎名桔平との結婚式で、
お父様である山本寛斎デザインの結婚衣裳が話題になりましたよね。
その彼女が主演と聞き、観に行ったのですが・・・
じつは、山本未来という女優、 別にお芝居が凄く上手とか、特別な美人とかでもなく・・・
ただ、金城武と共演した「不夜城」の頃から、 彼女の醸し出す雰囲気が好きなんですよね~
まだ若いのに、なんとなく自立した大人の女を感じさせてくれ、
ですから、わたしの場合は、 映画館にたくさんお見えになっていた他の方とは、
ちょっと目線が違っていたようです・・・
それはどういう事かといいますと、
彼女の相手役を韓国俳優のキム・レウォンが演じていたのです。
映画館の方もおっしゃっていましたが、レウォンファンが多いとかで、
127席ほどの小さな映画館ですが、立ち見がでるほどの大盛況!
まあ、その内男性は僅かの3~4人で・・・
いまだ衰え知らずの韓流人気を目の当たりにした次第です・・・
彼女の相手役を韓国俳優のキム・レウォンが演じていたのです。
映画館の方もおっしゃっていましたが、レウォンファンが多いとかで、
127席ほどの小さな映画館ですが、立ち見がでるほどの大盛況!
まあ、その内男性は僅かの3~4人で・・・
いまだ衰え知らずの韓流人気を目の当たりにした次第です・・・
ストーリーは、売れっ子ジュエリーデザイナーの尚美(山本未来)が、
仕事で釜山を訪れます。
彼女は在日3世なのですが、韓国語はまったく話せません。
そして、桜が満開の墓苑でスンウ(キム・レウォン)という小学校教師と出会うのです。
尚美に一目惚れしたスンウは、その日から彼女と再会する日を夢見ますが、
尚美の方は、スッカリ忘れ、いつも通りの強気の女として不倫相手にもふられ、 そのスキャンダルのために身を隠す有様・・・
そんな1年が経った頃、韓国から、実家に身を寄せる尚美の元に手紙が届くのです。
それはスンウが彼女に宛てたラブレターだったのですが・・・
彼女は在日3世なのですが、韓国語はまったく話せません。
そして、桜が満開の墓苑でスンウ(キム・レウォン)という小学校教師と出会うのです。
尚美に一目惚れしたスンウは、その日から彼女と再会する日を夢見ますが、
尚美の方は、スッカリ忘れ、いつも通りの強気の女として不倫相手にもふられ、 そのスキャンダルのために身を隠す有様・・・
そんな1年が経った頃、韓国から、実家に身を寄せる尚美の元に手紙が届くのです。
それはスンウが彼女に宛てたラブレターだったのですが・・・
と、どんなレビューを見てもここまでしか書かれてなくて、
わたしはいったいその先はどうなるんだ?と、興味もあり観ていたのですが・・・
正直言って、わたし好みの展開ではなく、2度ほど、眠りそうになりました。
そこで、後でよくよくパンフレットを見れば、
幻想的な“大人のラブ・ファンタジー”とあり、
あ~、そうか・・・
それで、釜山行きの飛行機に乗った途端に韓国語が話せるようになったり、
死んだはずの人が現れたりしたのかと・・・後から気付いたのです。
わたしはいったいその先はどうなるんだ?と、興味もあり観ていたのですが・・・
正直言って、わたし好みの展開ではなく、2度ほど、眠りそうになりました。
そこで、後でよくよくパンフレットを見れば、
幻想的な“大人のラブ・ファンタジー”とあり、
あ~、そうか・・・
それで、釜山行きの飛行機に乗った途端に韓国語が話せるようになったり、
死んだはずの人が現れたりしたのかと・・・後から気付いたのです。
でもまあ、春らしいホンワカした映像で、
一人の女の心の移り様を描きながらの、
日韓交流の映画としては良かったのではないでしょうか?
一人の女の心の移り様を描きながらの、
日韓交流の映画としては良かったのではないでしょうか?
それから、主役のこの二人以外の出演者に、
レウォン君よりも出演シーンが多かったのでは?と、思える母役で
「宮廷女官チャングムの誓い」で、最後はチェ一族の策略に嵌りますが、
チャングムを苛めるにっくき女官長役を演じたパク・ジョンスが出演しています。
あの女官長とは打って変わって、情の深いお母さん役を好演していました。
その他にも笹野高史や戸田恵子など、芸達者な脇役陣で、
中でも特に面白かったのが、ワンシーンだけの登場ですが、
佐藤浩市の今までにないような役柄に笑わせていただきました。
レウォン君よりも出演シーンが多かったのでは?と、思える母役で
「宮廷女官チャングムの誓い」で、最後はチェ一族の策略に嵌りますが、
チャングムを苛めるにっくき女官長役を演じたパク・ジョンスが出演しています。
あの女官長とは打って変わって、情の深いお母さん役を好演していました。
その他にも笹野高史や戸田恵子など、芸達者な脇役陣で、
中でも特に面白かったのが、ワンシーンだけの登場ですが、
佐藤浩市の今までにないような役柄に笑わせていただきました。
この映画、レウォン君から初めと終わりにミニメッセージがあったのですが、
その終わりので・・・
「イイ映画だと思った方は、ぜひいろんな人に言ってください!」
「そして、イマイチだと思った方は、何も言わずに黙ってて!」
なんて、可愛い笑顔でお願いされました。
でもなあ~別に彼に恩義があるわけでもないし~
これだけならいいだろう・・・ということで、
その終わりので・・・
「イイ映画だと思った方は、ぜひいろんな人に言ってください!」
「そして、イマイチだと思った方は、何も言わずに黙ってて!」
なんて、可愛い笑顔でお願いされました。
でもなあ~別に彼に恩義があるわけでもないし~
これだけならいいだろう・・・ということで、
韓流にしたっている我が妻が見れば、すぐ映画館へ行きそうな映画ですね。最近は日韓の俳優が共演する映画が多くなりましたね。
by たいちさん (2008-03-21 16:58)
ほほう、そんなに混んでいたんですか~@@
私は久々のウォン・カーウェイ監督作のほうが気になります。
by maki (2008-03-21 22:33)
★たいちさんへ
映画界での日韓交流は着々と進んでるようです。
でも昔ながらの韓国っぽい作品が好きなわたしとしては、
日本の脚本を使った作品が増え、ちょっと面白みが失せました・・・(ーー;)
★makiちゃんへ
わたしはそんなに混んでないだろうと、ゆっくりして出掛けたら、
後ろ目の席どころか、前目の席しか空いてなくて~(@_@;)
初めてです!前から4列目に座ったのは!!
ウォン・カーウェイの映画も面白そう!
ジュード・ロウが出てるのでしょ?
by collet (2008-03-22 13:00)