ホール・オブ・ホールズ六甲 [神戸にて]
2週間ほど前の市民版の新聞記事で知り、ずっと気になっていた、
130年前の自動演奏ピアノの音色を聴きに出掛けました。
いくつものヘアピンカーブを登り
やっとたどり着いたのは六甲レジャースポットの一つである、
ホール・オブ・ホールズ六甲です。
130年前の自動演奏ピアノの音色を聴きに出掛けました。
いくつものヘアピンカーブを登り
やっとたどり着いたのは六甲レジャースポットの一つである、
ホール・オブ・ホールズ六甲です。
こちらは、1994年に開館され、19世紀後半から20世紀初頭にかけての、
欧米で親しまれた自動演奏楽器のコレクションをしています。
また、1996年には自動演奏楽器専門の博物館として、
全国で初めての博物館相当施設に指定されているのです。
欧米で親しまれた自動演奏楽器のコレクションをしています。
また、1996年には自動演奏楽器専門の博物館として、
全国で初めての博物館相当施設に指定されているのです。
なんて、エラソウに言っていますが・・・
じつはわたしは、今回が初めての来館だったのです。
いえね、近いと思うといつでも行けると思い、なかなか出掛けるチャンスがなく・・・
それが今回の記事を見て「見たい」と思い、重い腰をあげた次第です。
そして、出掛けた感想はと申しますと・・・
いやぁ~、楽しかったです~~
もう少し時間があれば良かったのにと思うほどに!
じつはわたしは、今回が初めての来館だったのです。
いえね、近いと思うといつでも行けると思い、なかなか出掛けるチャンスがなく・・・
それが今回の記事を見て「見たい」と思い、重い腰をあげた次第です。
そして、出掛けた感想はと申しますと・・・
いやぁ~、楽しかったです~~
もう少し時間があれば良かったのにと思うほどに!
展示品を見て回るにはそんなに時間は要しないのですが、
1時間に1度行われるコンサートが楽しいのです~
30分の間に6つの楽器の解説や音色を聴かせていただけるのですが、
それがとてもバラエティに富み、楽しくて!
毎回、楽器が替わるのでわたしなど、
1時と2時の2回のコンサートを聴いたほど!
1時間に1度行われるコンサートが楽しいのです~
30分の間に6つの楽器の解説や音色を聴かせていただけるのですが、
それがとてもバラエティに富み、楽しくて!
毎回、楽器が替わるのでわたしなど、
1時と2時の2回のコンサートを聴いたほど!
先ずは、19世紀後半のドイツで開発されたディスク・オルゴール
金属の円盤ディスクに穴を開け突起を作り、曲を記録してるんですね。
それ以前のオルゴールに比べ、製造が簡単だったため量産されたそうで、
コンパクトな家庭用から、コインを入れて動かす業務用までと大人気だったそうです。
ただ、20世紀に入り、エジソンの発明した蓄音機のおかげで、
あっという間に終焉の時が来たそうですが・・・
でも、今また、この技術を受け継いだ技術者の手により、
新しく作られたという森山直太郎の「さくら」を聴かせていただきました。
この楽曲、なかなかオルゴールの音色に合ってイイ感じでしたよ。
それ以前のオルゴールに比べ、製造が簡単だったため量産されたそうで、
コンパクトな家庭用から、コインを入れて動かす業務用までと大人気だったそうです。
ただ、20世紀に入り、エジソンの発明した蓄音機のおかげで、
あっという間に終焉の時が来たそうですが・・・
でも、今また、この技術を受け継いだ技術者の手により、
新しく作られたという森山直太郎の「さくら」を聴かせていただきました。
この楽曲、なかなかオルゴールの音色に合ってイイ感じでしたよ。
そして、次にオルゴールの音色と共に動く人形、自動人形の紹介です。
このピエロのお人形は、ご存知の方も多いと思います。
あちこちのTVや雑誌などでも紹介され、
このミュージアムでもチケットに印刷されるほど!
ただ、これはその当時の物ではなく、
その技術を受け継いだスイスの工房によって作られた物だそうです。
音色に合わせてランプの火や瞼が動き、見ていてとても楽しかったです。
このような自動人形は時計など精密機械の工房が多いスイス製が多く、
もう一つ見せていただいた、アクロバットをするピエロもそうでした。
それらはみんなスイスの時計職人が考案した、
金属製の筒に植えつけられたピンが曲を記録しているシリンダー・オルゴールです。
あちこちのTVや雑誌などでも紹介され、
このミュージアムでもチケットに印刷されるほど!
ただ、これはその当時の物ではなく、
その技術を受け継いだスイスの工房によって作られた物だそうです。
音色に合わせてランプの火や瞼が動き、見ていてとても楽しかったです。
このような自動人形は時計など精密機械の工房が多いスイス製が多く、
もう一つ見せていただいた、アクロバットをするピエロもそうでした。
それらはみんなスイスの時計職人が考案した、
金属製の筒に植えつけられたピンが曲を記録しているシリンダー・オルゴールです。
そしてこちらは19世紀が舞台の洋画などで、よく公園のシーンで目にしますね。
ブックという紙に穴を開け曲を記録した手回しのオルガンです。
ブックという紙に穴を開け曲を記録した手回しのオルガンです。
じつはコレ、わたし実際に回させていただきました。
思ったより難しく、一定のリズムが必要なようでした。
それからこちらは1994年の開館記念として作られたそうで、
経営母体の関係から「六甲おろし」もあるそうですよ。
思ったより難しく、一定のリズムが必要なようでした。
それからこちらは1994年の開館記念として作られたそうで、
経営母体の関係から「六甲おろし」もあるそうですよ。
そしてコレなんです・・・
新聞記事で知った130年前の自動演奏ピアノです。
新聞記事で知った130年前の自動演奏ピアノです。
イタリアで制作されたものだそうですが、
自動演奏ピアノの中でも初期のもので、大阪の古物商から譲り受けたそうです。
その時は傷みがひどく、もう音も出なかったそうですが、
群馬県の2人の専門家の手によって復元されたのです。
さて、その音色はどうかといいますと、
確かにピアノの音色はするのですが、高音部分は少々かん高い気がしました。
なかなか派手めな飾りつけからも察せられますが、
酒場などで使われていたのでしょうね・・・
自動演奏ピアノの中でも初期のもので、大阪の古物商から譲り受けたそうです。
その時は傷みがひどく、もう音も出なかったそうですが、
群馬県の2人の専門家の手によって復元されたのです。
さて、その音色はどうかといいますと、
確かにピアノの音色はするのですが、高音部分は少々かん高い気がしました。
なかなか派手めな飾りつけからも察せられますが、
酒場などで使われていたのでしょうね・・・
で、その50年後くらいにつくられたのがこちらの自動ピアノです。
真ん中にセットされたロール・ペーパーに曲が記録されているのですが、
本当にピアニストが弾いているように聴こえ、
たったの50年ですが凄い進歩があったのですね。
本当にピアニストが弾いているように聴こえ、
たったの50年ですが凄い進歩があったのですね。
さて、そんなコンサートの最後にオルガンというよりも、
いろんな楽器の音色を組み込んだ
オーケストラのようなダンス・オルガンを聴かせていただきました。
いろんな楽器の音色を組み込んだ
オーケストラのようなダンス・オルガンを聴かせていただきました。
高さが約5m、幅が約8mの世界最大級のダンス・オルガンで、
1938年ベルギーのデカップ社製です。
ダンスホールなどで楽団の代わりに使われていたようですが、
とても迫力のあるダンスナンバーの演奏で、
思わず一緒にステップを踏みたくなるほどでした~
なんでも、ブックが100種類あるそうで、100曲の音楽を奏でられるそうです。
太鼓はもちろん、アコーディオンや鉄琴の音もして、
きっと、大きなふいごとモーターで動いてるのでしょうね・・・
1938年ベルギーのデカップ社製です。
ダンスホールなどで楽団の代わりに使われていたようですが、
とても迫力のあるダンスナンバーの演奏で、
思わず一緒にステップを踏みたくなるほどでした~
なんでも、ブックが100種類あるそうで、100曲の音楽を奏でられるそうです。
太鼓はもちろん、アコーディオンや鉄琴の音もして、
きっと、大きなふいごとモーターで動いてるのでしょうね・・・
以上、これらの他にもまだまだいろんなのがあり、
どれもこれも聴きたくなったわたしです。
今度はお昼前からお邪魔して、
併設されたカフェでランチしながら時を過ごそうと思っています。
どれもこれも聴きたくなったわたしです。
今度はお昼前からお邪魔して、
併設されたカフェでランチしながら時を過ごそうと思っています。
そうそう、帰りにミュージアムショップをのぞいたのですが、
やはりここにもありました!
経営母体のタイガースが!
曲はもちろん、言わずと知れた「六甲おろし」です!
やはりここにもありました!
経営母体のタイガースが!
曲はもちろん、言わずと知れた「六甲おろし」です!
〒657-0101 神戸市灘区六甲山町北六甲4512-145
TEL 078-891-1284
TEL 078-891-1284
私も以前に行きましたが、ダンス・オルガンなるものがあったのか、記憶にありません。ショップは、広くて、見て歩くには、楽しいですね。
by 雪だるま (2008-03-26 20:07)
こんにちは~
こんなに素敵なところが近くにあるっていいですね!
私が住んでいる横浜はよく神戸と似ているといわれるんですけど
神戸は六甲山が近くにあるのが大きく違うところだとおもいます
(県内に箱根や丹沢もあるけどそんなに近くはないし・・・)
このミュージアムの建物は民家だったものですか?
生活していた民家が大好きなのでちょっと気になっちゃいました
最後のトラくんオルゴール!
阪神ファンなら買っちゃうんでしょうね(笑)
by kaoru (2008-03-27 11:10)
オルゴールを集めたミュージアム、京都とか他のところでもあるけれど、ここ、ロケーションがいいですね。
古民家風建物のたたずまいも、おしゃれで素敵です。
しかも、あのピエロのは、こちらのものでしたか!
さすが神戸、トラオルゴールまであるんだ~(笑)
行きたい!
by やさい (2008-03-27 11:56)
★雪だるまさんへ
雪だるまさん行ったことあるの~!
でも、ダンス・オルガンは聴かなかったようですね~(^^♪
ほら、2階の展示室の1番奥にデンとあるやつですよ~
広いといえば、お庭の散策も良さそうですね!
今度は時間に余裕を持って行かねば!(^^)!
★kaoruさんへ
そうですね、ここまでは我が家から車で50分ほどです。
結構くねくね道のドライブですよ。
ここの建物は民家の移築ではないと思います。
ここに新しく建てたもののようです。
でも、中の雰囲気もアルプスの山小屋風で素敵です(*^^)v
もっと暖かくなったら、お花も咲き乱れることでしょう。
ここね、阪神阪急電鉄の経営なの~だからね、あるのトラッキーが(^_-)-☆
★やさいちゃんへ
わたしもここ以外のオルゴールミュージアムへ何ヶ所か行ったことありますが、
ここのは別格ですね~驚きました・・・
コレクション自体も相当なものですが、学芸員の方達の対応も大変宜しいです。
それと、ディズニーランドのように飽きさせないシステム作りがイイです。
だから、半日くらいあっという間に経っちゃいそうだし、リピーターも多いようです。
わたしも今度はお隣の高山植物園の花が咲き揃う頃に行こうと思ってます~(^^♪
by collet (2008-03-27 13:56)
ほんと、ロケーションが良いですね^^
神戸には西洋モノが似合います♪
オルゴールの話は、ちょうど先日の「お宝鑑定団」で観ました。
回転盤と蓄音機の話もしていましたよん^^
自動演奏のピアノって、無人なのに鍵盤が動くヤツ@@?
ああいうのってダメだわ~~~
怖い ̄Д ̄;
by maki (2008-03-27 14:54)
この博物館の存在を知りませんでした。今度ドライブする時、立ち寄ろうと思います。そして、「六甲おろし」を聞きたいですね。
by たいちさん (2008-03-27 15:24)
★まきちゃんへ
山の中の1軒屋ふうだから、ロケーションはいいですね~
この辺りには遊びのスポットが点在してて、
これからの季節には沢山の人出がありますよ。
自動演奏ピアノはその怖いというのですが(~_~;)
自動演奏楽器というのはいろんなのがあるのよ。
鍵盤楽器やヴァイオリン、アコーディオン、ハープ、そして太鼓など打楽器!
あっ、そうそう教会の時計塔のカリヨンもそうですね。
とにかくいろんな種類があり、とても楽しかったです(^^♪
★たいちさんへ
六甲山へドライブに行かれることがありますか~
なら、ぜひお立ち寄りください!ここはお薦めですよ~(*^^)v
とにかく、タイガースの親会社の経営ですから!
たいちさんにはぜひ、行っていただかなきゃ~~(~o~)
by collet (2008-03-27 18:05)
オルゴールの音は癒されますね~♪
今年の日本シリーズはホークスVSタイガースで!!
by 婿ペンギン (2008-03-27 20:44)
こちらのはオルゴールといっても少々、大きさが違うのですが~(~_~;)
それにしても、今年はそちらはイケソウですね~~(*^^)v
イイ若手もいるようだし~楽しみですね!
by collet (2008-03-28 12:46)
関西へも車でいってみたくなりました。
お金さえあれば・・・
阪神、期待していないかったのに、開幕戦で勝っちゃいました!
by 降龍十八掌 (2008-03-29 21:03)
そうですね~、わたしもお金さえあればアンの家に行きたいです~
兄貴が頑張ってます!阪神、2連勝ですよ~~(^^♪
by collet (2008-03-30 12:49)