久々の「天地人」12話をみて [ドラマ「天地人」]
みなさ~ん、天地人つづけてご覧になってますか~~?なんて、
高視聴率をキープしているドラマの話とは思えないような出だしでありますが、
これは自分が観てないゆえの言葉でして・・・といいますのも、
2月末からの旅の前後は公私共にバタバタしており、TVをほとんど観ていなかったのです。
お陰で、あれだけお気に入りだった「浪速の華」のラストもちゃんと観てない始末で・・・
そんなわけで、このドラマも自然と観ない回が続いていたのです。
で、ようやく今週になり落ち着いた事もあり、TVの前に座ったのですが、
ここへきてこのドラマ、ちょっと分かり難くなってませんか?
あれ?あっ、わたしが何話か観なかったせいか!?
高視聴率をキープしているドラマの話とは思えないような出だしでありますが、
これは自分が観てないゆえの言葉でして・・・といいますのも、
2月末からの旅の前後は公私共にバタバタしており、TVをほとんど観ていなかったのです。
お陰で、あれだけお気に入りだった「浪速の華」のラストもちゃんと観てない始末で・・・
そんなわけで、このドラマも自然と観ない回が続いていたのです。
で、ようやく今週になり落ち着いた事もあり、TVの前に座ったのですが、
ここへきてこのドラマ、ちょっと分かり難くなってませんか?
あれ?あっ、わたしが何話か観なかったせいか!?
そんなこんなで、いつの間にやら12話が済み、ナント!
景虎は御館に陣取っているではないですか~~
で、この御館の住人である上杉憲政はご登場でしたでしょうか?
景虎は御館に陣取っているではないですか~~
で、この御館の住人である上杉憲政はご登場でしたでしょうか?
だって、ここ御館は、小田原の北条氏に追い出された関東管領上杉憲政のために、
謙信が惜しげもなく巨額を投じて建てた館ですもんね。
何でも当時としては、それはそれは立派な館だったそうですね。
そんな謙信の庇護の下、憲政は悠々自適の暮らしをしておりましたのに、
降って湧いたように景虎ご一行のお出ましで、さぞかし慌てたことでしょう!
謙信が惜しげもなく巨額を投じて建てた館ですもんね。
何でも当時としては、それはそれは立派な館だったそうですね。
そんな謙信の庇護の下、憲政は悠々自適の暮らしをしておりましたのに、
降って湧いたように景虎ご一行のお出ましで、さぞかし慌てたことでしょう!
それにね、この景虎こそが自分を関東から追い出したニックキ北条氏康の息子です!
ですから本心はきっと、迷惑に思いながら拒絶したかったのではないかしら?
ただ、悲しきかな、それに反発するほどの軍事力も度胸もないもので、
仕方なく景虎ご一行を受け入れたのでしょうね。
で~そんな影の薄い憲政ですのでドラマの登場もなかったのかな??
ですから本心はきっと、迷惑に思いながら拒絶したかったのではないかしら?
ただ、悲しきかな、それに反発するほどの軍事力も度胸もないもので、
仕方なく景虎ご一行を受け入れたのでしょうね。
で~そんな影の薄い憲政ですのでドラマの登場もなかったのかな??
そんなわけで、春日山城と御館との睨み合いが始まるのですが、
現在とは違いこの当時は、まだお互いがよく見通せたそうですね。
ですからお互いに、手の内は丸見えだったのではないでしょうか・・・
現在とは違いこの当時は、まだお互いがよく見通せたそうですね。
ですからお互いに、手の内は丸見えだったのではないでしょうか・・・
さて、ここから12話のお話です。
春日山城を押さえるには成功しましたが、近隣の武将たちはみな景虎方についてしまい、
景勝たちの春日山城は陸の孤島状態になってます。
そこで困ったのが残り少なくなった兵糧です。
それをなんとか解決すべく皆で知恵を絞るのですが、いい案はなく兼続が思い付いた、
まだ景勝、景虎どちらにも組していない桑取を頼ることになるのです。
春日山城を押さえるには成功しましたが、近隣の武将たちはみな景虎方についてしまい、
景勝たちの春日山城は陸の孤島状態になってます。
そこで困ったのが残り少なくなった兵糧です。
それをなんとか解決すべく皆で知恵を絞るのですが、いい案はなく兼続が思い付いた、
まだ景勝、景虎どちらにも組していない桑取を頼ることになるのです。
で、この桑取とは、謙信の父である長尾為景が春日山城を築いた時、
最後の砦としてそこに住む農民達に扶持(給料)を与え、半農半士として取り立てたのですね。
ですから桑取の住人はそれを誇りに思い、プライドも高く持っている代わりに
春日山城主への忠誠心はどこよりもあつかったのです。
最後の砦としてそこに住む農民達に扶持(給料)を与え、半農半士として取り立てたのですね。
ですから桑取の住人はそれを誇りに思い、プライドも高く持っている代わりに
春日山城主への忠誠心はどこよりもあつかったのです。
そんな桑取へ兼続は、景勝こそが真の春日山城主であるから味方せよと説き伏せに行くのです。
ただ、すでに景虎方に組していれば兼続の命はどうなるか分かりません!
それで景勝が心配し、「おぬしを失のうてまで生き延びるつもりはない」なんて、
泣かせるセリフをはきますが、あの無骨で無口な景勝がそんな事言うかしら~?と、ブツブツ
あっ、あの~わたしとしてはこのストーリー、
万人に受け入れられる為のドラマ作りとは分かってはいても、
時々腑に落ちない箇所があり、その度にブツブツ言ってます・・・
ただ、すでに景虎方に組していれば兼続の命はどうなるか分かりません!
それで景勝が心配し、「おぬしを失のうてまで生き延びるつもりはない」なんて、
泣かせるセリフをはきますが、あの無骨で無口な景勝がそんな事言うかしら~?と、ブツブツ
あっ、あの~わたしとしてはこのストーリー、
万人に受け入れられる為のドラマ作りとは分かってはいても、
時々腑に落ちない箇所があり、その度にブツブツ言ってます・・・
でね、その途中、一人の老婆に出会い「話し合いには無用なものじゃ」と、
腰の刀を何処の誰やらも分からずに預け、「もし何処かで逢うたらその時」って言ってましたが、
あれはちょっとおかしいですよね!?
だって、武士にとって刀は命ほどに大切なんじゃなかったっけ?
まあ、丸腰で行くのはこちらの真意をくみ取ってもらう為にも良しとして、
最初にしてたように石仏のどこかに隠した方がよほどいいのに~と、
この時は思ったのですが~ブツブツ
腰の刀を何処の誰やらも分からずに預け、「もし何処かで逢うたらその時」って言ってましたが、
あれはちょっとおかしいですよね!?
だって、武士にとって刀は命ほどに大切なんじゃなかったっけ?
まあ、丸腰で行くのはこちらの真意をくみ取ってもらう為にも良しとして、
最初にしてたように石仏のどこかに隠した方がよほどいいのに~と、
この時は思ったのですが~ブツブツ
でも、この老婆役の草笛光子さん、素敵でしたね!!
久々にお見かけいたしましたが、草笛さんがセリフを発するとその場がピシッとしまります。
凛としたお声で存在感があり、気骨のある老婆を素敵に演じてらっしゃいました。
この物語上、仕方のないことですが、大御所といわれる役者の登場が少ないこのドラマ、
若手俳優ばかりが集まり、仲がよくチームワークはいいのでしょうが、
どうも画面に迫力を感じられないわたしとしては、久々に引き締まった思いをしたのです。
久々にお見かけいたしましたが、草笛さんがセリフを発するとその場がピシッとしまります。
凛としたお声で存在感があり、気骨のある老婆を素敵に演じてらっしゃいました。
この物語上、仕方のないことですが、大御所といわれる役者の登場が少ないこのドラマ、
若手俳優ばかりが集まり、仲がよくチームワークはいいのでしょうが、
どうも画面に迫力を感じられないわたしとしては、久々に引き締まった思いをしたのです。
でもね、息子よりも威厳のある老母の「わしに刀を預けたんだぞ」との口添えで、
ようやく兼続という人間の本質に気が付いたような斎京三郎右衛門なんて、
大した男じゃないな~こりゃ、ただのマザコンやん!
こんなのに最後の砦を任せて大丈夫か?なんて思いながら観ていたのですが、
考えたらこのドラマ、戦国時代の物語にしては重要な場面での母の登場が多いですね。
それも要所、要所、大事なところで出てきます。
発言力のある仙桃院はもとより、あろう事か勝手に跡継ぎは景勝だと言い放ったお万、
そしてこの兼続を救った斎京三郎右衛門の母トメというように・・・
これもやはり万人に受け入れられる為のドラマ作りということで、
うぅ~ん、サスガやわ~とここでは感心したわたしです。
ようやく兼続という人間の本質に気が付いたような斎京三郎右衛門なんて、
大した男じゃないな~こりゃ、ただのマザコンやん!
こんなのに最後の砦を任せて大丈夫か?なんて思いながら観ていたのですが、
考えたらこのドラマ、戦国時代の物語にしては重要な場面での母の登場が多いですね。
それも要所、要所、大事なところで出てきます。
発言力のある仙桃院はもとより、あろう事か勝手に跡継ぎは景勝だと言い放ったお万、
そしてこの兼続を救った斎京三郎右衛門の母トメというように・・・
これもやはり万人に受け入れられる為のドラマ作りということで、
うぅ~ん、サスガやわ~とここでは感心したわたしです。
それにしても、一難去ってまた一難と、
北条、武田の二大勢力が景虎に加勢するとのことで、兼続達には一刻の猶予もなさそうです。
さて、次回はどうなりましょうか??あっ、もう明日ですね~~
北条、武田の二大勢力が景虎に加勢するとのことで、兼続達には一刻の猶予もなさそうです。
さて、次回はどうなりましょうか??あっ、もう明日ですね~~
ダーウィンが来た! のあと、なんとな~く見てます。
ほんとに、なんとな~く。 とくに感慨もなく。
メリケンサック行かなきゃ! と思いつつ忘れてしまいました~ はぁ~
by わか (2009-03-28 17:04)
ぐっふぁふぁふぁ・・なんとな~く。感慨もなく。ね!
わかるような気がする~~(~o~)(~o~)
わたしも忘れてもどーってことなく再放送も観てません~~
ただ、観てると時間の経つのは早くて・・・
これはいったい何ででしょうね~(・・?
by collet (2009-03-28 17:43)
そう言われると、確かに早いですね。
あれ?もう終わりって感じ。
先週2日続けて放映した 黒部の太陽は感動しました。
by わか (2009-03-28 18:04)
久々の天地人の解説ありがとうございました!
colletさん効果といいましょうか、浪花の華は後半の何回かを続けて観ました。ごちそうさま(^-^)。
前回の天地人、あれっ?と思いながら観ていましたが、colletさんほどプリプリしてませんでしたよー。
高校生の頃、日本史の授業で先生が、教科書にはこう書いてあるけれど、実際はこうだったのだとか、こんな話があるんだとか話をしてくれたことがあります。
受験のための日本史なら、つまらないものになっていたのに、咀嚼するというか、醤油や塩コショウで味付けすることで、ふーんそうだったのかと思いながらお腹が膨れてきたことがありました。
徳川家康や豊臣秀吉を主役とするならいざ知らず、上杉???なので少しでも入りやすく、親しみやすく、アレンジされているんですかねっ(^^ゞ。
by dolfin (2009-03-29 07:40)
私も久々に見ました(昨日、土曜の再放送で)。
Colletさんがブツブツ言っておられる、その1の方はあまり気になりませんでした。その2の方は、私も、「そりゃあ、ないやろ!」とTVに突っ込んでしまいましたが。
>「おぬしを失のうてまで生き延びるつもりはない」
このセリフ。私は正直、ぐっと来てしまいました。「士は己を知る者のために死す」、兼続も感動します。「三日の期限」、もう、走れメロスの世界です。
草笛光子さん。ありがとう、Colletさん。
のどの骨が取れました。年を重ねて怖いものが少なくなってくると、覚えていることも少なくなるようです。昨日の午後から、草笛光子さんの名前が出て来なくて、「誰やったかなあ、あのベテラン女優さん」...と気になりながら、調べることもず、なんとなく、気持ち悪く感じていました。
私も、彼女の存在感に、「おおっ」と思いました。
by 雀翁 (2009-03-29 09:25)
★わかさんへ
あら、ご一緒ですね!
なんとなく観てるわりには時間が早く感じるって、
やはり面白いからなんでしょうか??
香取くんの黒部の太陽、良かったようですね。
わたしは昔、石原裕次郎ので観ましたわ~~^^;
★dolfinさんへ
「浪速の華」はね、どうにか録画はしといたのです。
でね、録画があるからとついつい後回しになってて~~(;_;)
ところで、今回このドラマに関しては、失敗しました・・・
じつは、火阪さんの原作を先に読んだのが不味かった!!
というのは、自分の頭の中で勝手に人物像ができてしまい、
ドラマのイメージとの差が大きくて~それでブツブツ言ってるようです。
ですから、わたしには砂糖甘く感じたり、
何か隠し味が足らないように思えるのです~(ーー;)
うぅ~ん、こうなると、原作を読むのも考えモンですね・・・
by collet (2009-03-29 13:27)
★雀翁さんへ
>私は正直、ぐっと来てしまいました。
そうなんです!グッとくるセリフなんです。
でもわたしの頭の中の景勝めはそんな気の利いた言葉など、
思いはしてもよう口に出したりしないのです~~(>_<)
ところで雀翁さん、覚えてることが少なくなるって~
アルツ・・か痴・・のようで、何だかサビシイですやん~~(;_;)
でね、わたしは反対に、覚えてることが多すぎて整理して閉まったはいいが、
どの引き出しに入れたかをすぐには思い出せなくなったと理解しておりますの~
とにかく年を重ねると、考えるべきことが増え、
やたら引き出しが多くなり・・・
どうにかして、要らない引き出しを片付けたいものですわ~
いかがでしょう?このように考える方が侘しさはございませんでしょ?
まあ、どちらも結局は物忘れに違いないのですが~~(~o~)
草笛光子さん、TV開局当時は「光子の窓」とやらで人気者だったとか!?
あっ、わたしは聞いただけですよ~~決して、観たりしてませんよ~~
by collet (2009-03-29 16:13)
colletさん、私も何んとな~く観てます。
面白くないないわけじゃないし、
役者さんもダメなわけじゃないのですが、
どうもピリリッとした何かに欠けている気がします。
私的には「面白くなる前」の状態だと思いながら
観ています・・・。
by 虹子 (2009-03-29 17:27)
「天地人」、もう12話までいっちゃったのですか。。早いですね~(って当たり前か(^_^;))
正直、主人公の苦労してなさそうな顔が当時の武士っぽさから程遠い感じがして、見ていませんでしたが、colletさんの解説を拝見して、今日から観てみようと思います。(あ、始まりました) 個人的には、北村一輝が好きです。
by Bonheur (2009-03-29 20:02)
いやあ、いいですね、その考え方。
そう、引出が多すぎて困りますね。
by 雀翁 (2009-03-29 21:04)
あ、思いました?私もです。
このドラマ、お母様の出番多いなあと(笑)。
今日も兼続は大活躍でしたね。
でも、家臣のなかではかなり若いのに
こんなにいつも大役していたのかなー。
でもいいんです!わたしは今回北村一輝さん一筋!
話に多少無理があっても、彼がかっこいいんなら
すべて許せます。
(大河の正しい見かたじゃないですね・笑)
by hirohiro (2009-03-29 21:40)
こんばんは^^ どうにか見続けております♪
兼続の人となりをよく描いてはあるなと思います(それが大河^^
最初 斎京三郎右衛門が 高杉亘さんだとは気づきませんでした(そこ?
うんうん 確かに草笛さんは凛々しくて引き締まりますね~☆
by 関口ちゃん (2009-03-29 21:42)
★虹子さんへ
おやおや、虹子さんもなんとな~くなのですか!
で、虹子さんが感じてる事は全くわたしも同じです!
若手俳優たちもそれなりによく演じてると思うのですがね~^^;
ところで、音楽好きの虹子さん、大島ミチルさんの音楽は素敵よね♪
あのオープニング曲にしてもタイトルバックの景色ととてもマッチして~
あれ?何だか映像や音楽ばかりを褒めてますねわたし・・・(;_;)
★Bonheurさんへ
昨夜はスケートを観てて~~わたしは観ませんでした~~(>_<)
でも一応、録画はしたのでまた観ますね。
で、「主人公の苦労してなさそうな顔」ってのが受けました~~(~o~)
コレね、わたしも思うのですが、何だか妻夫木くんって子供っぽく感じますね。
この兼続はまだ10代ですが、
戦国時代の10代で武士なんだからもっと大人だと思うんだけどね~(・へ・)
by collet (2009-03-30 12:19)
★雀翁さんへ
ご賛同いただきありがとうございます!
それにしても、増える一方で・・・
減らし方が分からないのが困りモンですわ~~(~_~;)
★hirohiroさんへ
ハイ、思いましたとも~~一緒でしたね^^;
>こんなにいつも大役していたのかなー
事実、兼続という人は、二十歳そこそこで家老になりますから、
それなりの手柄はあったと思います。
とにかく、年よりも落着いて見え頭の切れる人だったんでしょうね。
ですからこそ、もう少し大人っぽくてもイイと思うのだけど~(~_~;)
ところでhirohiroさん、北村景勝にゾッコンのようですが~^^;
大変正しいドラマの見方だと思いますよ!
今までにない彼の姿を見せることにより、視聴者も増えるでしょうし~
そこんとこはNHKさんも計画通りでは?(~o~)
by collet (2009-03-30 13:02)
★関口ちゃんへ
おお~どうにか見続けてますか~(^^♪
でね、↑にも書きましたが、
このドラマに関しては無のままで観られた方がいいですよ。
わたしみたいに、ヘンに原作を読んでしまうとモヤモヤしますから~(~o~)
高杉亘さん、わたしは初めてなのですが舞台の役者さんですか?
草笛さんが登場したとこみると、この親子はこれからも登場しそうですね。
トメが兼続の刀をシカッと握った時はハッといたしましたわ~~(*^^)v
★kinkonさん、お立ち寄りありがとうございます~~^^;
by collet (2009-03-30 13:17)
私も、ほぼ毎回観ていますが、colletさんの切れ味は、鋭いですね。同感ですよ。
by たいちさん (2009-03-30 14:28)
たいちさんも感じてらっしゃいましたか~^^;
どうも自分のイメージとの差があり過ぎて辛口になってます。
でも、ドラマとしたら面白いのでしょうね・・・(-_-;)
by collet (2009-03-30 15:09)