映画「空気人形」 [日本映画]
この映画の撮影をリー・ピンビンが担当したということで、急に興味が湧き観に出掛けました。
わたしが彼を知ったのは、ホームグラウンドである台湾映画ではなく、
トラン・アン・ユン監督の「夏至」や、ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」での
何とも言えない雰囲気のある美しい映像を観てからです。
その後、日本でも行定勲監督の「春の雪」で撮影を担当し、
今回の空気人形へと続いたようですね。
わたしが彼を知ったのは、ホームグラウンドである台湾映画ではなく、
トラン・アン・ユン監督の「夏至」や、ウォン・カーウァイ監督の「花様年華」での
何とも言えない雰囲気のある美しい映像を観てからです。
その後、日本でも行定勲監督の「春の雪」で撮影を担当し、
今回の空気人形へと続いたようですね。
空気人形って、何とも変ったタイトルだな~と思っていましたら、
原作は「自虐の詩」でお馴染みの
業田良家の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」だそうですね。
何でも是枝裕和監督が9年越しで映画化を実現させたとか・・・
原作は「自虐の詩」でお馴染みの
業田良家の短編コミック「ゴーダ哲学堂 空気人形」だそうですね。
何でも是枝裕和監督が9年越しで映画化を実現させたとか・・・
是枝裕和監督といえば「誰も知らない」などで、
日本に限らず、海外でもお名前はよく知られていますよね。
それで、この作品もすでにカンヌやトロントの映画祭で上映済みだそうですがここへ来て、
この作品の公開を終えた是枝監督から当分お休みするとの発言がありました。
何でも、この作品で自分の力を出し切ったとかで・・・
まあ、それほどにご自分でも納得のいく作品に仕上がったということでしょう。
日本に限らず、海外でもお名前はよく知られていますよね。
それで、この作品もすでにカンヌやトロントの映画祭で上映済みだそうですがここへ来て、
この作品の公開を終えた是枝監督から当分お休みするとの発言がありました。
何でも、この作品で自分の力を出し切ったとかで・・・
まあ、それほどにご自分でも納得のいく作品に仕上がったということでしょう。
物語の主人公は、空気で膨らませる成人女性の実物大の人形です。
いわゆる一人寝の男性のためのお人形ですね。
そんなただの人形だったのが、ある日心を持ってしまい一人歩きを始めるのです。
そして彼女は、今までとは全く違う世界に足を踏み入れ、
いろんな体験をしながら恋までも知ってしまうのです・・・
いわゆる一人寝の男性のためのお人形ですね。
そんなただの人形だったのが、ある日心を持ってしまい一人歩きを始めるのです。
そして彼女は、今までとは全く違う世界に足を踏み入れ、
いろんな体験をしながら恋までも知ってしまうのです・・・
とまあ、簡単に言えばラブファンタジーといえそうな内容ですが、
これがなかなか、ショッキングなラストといい、こちらに訴えかけるものがあり、
監督がインタビューでおっしゃっていた、
人は自らの空虚感をどのように埋められるのか?生きるとはどういうことか?人間とは何か?
との問い掛けを真正面から突き付けられたようでした。
これがなかなか、ショッキングなラストといい、こちらに訴えかけるものがあり、
監督がインタビューでおっしゃっていた、
人は自らの空虚感をどのように埋められるのか?生きるとはどういうことか?人間とは何か?
との問い掛けを真正面から突き付けられたようでした。
そんなヒロインである空気人形を韓国の若手演技派女優のぺ・ドゥナが演じています。
ぺ・ドゥナといえば、「リンダ リンダ リンダ」に続き2度目の日本映画への出演です。
何でも是枝監督は以前より彼女のファンで、監督からのラブコールを受けての出演だそうです。
人形役だから流暢な日本語じゃなくてもいいだろう~との考えからお願いしたそうですが、
ドゥナちゃんは3年前のドラマ「サムデイ」でも在日役で日本語のセリフをこなしていましたし、
そちらの心配は無用だったのではないでしょうか・・・
そして、八頭身の人形にも負けないほどのプロポーションの持ち主です。
とにかく、スタイルが良くヌードも美しい!
以前よりわたしも彼女のスタイルの良さは知っていましたが、
今回30歳になる彼女のヌードを見て、同性ながら惚れ惚れした次第です。
そして、この映画は彼女がいてこそ!と、思えるほどに完璧に演じていたと思います。
人形ゆえに表情豊かな演技は許されなかったでしょうが、赤ちゃんを思い演じたという、
透明で汚れを知らない人形の心の変化は充分感じ取ることができました。
ぺ・ドゥナといえば、「リンダ リンダ リンダ」に続き2度目の日本映画への出演です。
何でも是枝監督は以前より彼女のファンで、監督からのラブコールを受けての出演だそうです。
人形役だから流暢な日本語じゃなくてもいいだろう~との考えからお願いしたそうですが、
ドゥナちゃんは3年前のドラマ「サムデイ」でも在日役で日本語のセリフをこなしていましたし、
そちらの心配は無用だったのではないでしょうか・・・
そして、八頭身の人形にも負けないほどのプロポーションの持ち主です。
とにかく、スタイルが良くヌードも美しい!
以前よりわたしも彼女のスタイルの良さは知っていましたが、
今回30歳になる彼女のヌードを見て、同性ながら惚れ惚れした次第です。
そして、この映画は彼女がいてこそ!と、思えるほどに完璧に演じていたと思います。
人形ゆえに表情豊かな演技は許されなかったでしょうが、赤ちゃんを思い演じたという、
透明で汚れを知らない人形の心の変化は充分感じ取ることができました。
また他の出演者も個性派揃いで、心を持った人形が恋するビデオ屋の店員にARATA、
そして、空気人形の持ち主に板尾創路、その空気人形の生みの親はオダギリジョー、
その他、登場する脇役達もみんな日常の生活の中で何かしらの虚しさを抱えた人達で、
富司純子、余貴美子、寺島進とそうそうたる俳優が個性豊かに演じていました。
そして、空気人形の持ち主に板尾創路、その空気人形の生みの親はオダギリジョー、
その他、登場する脇役達もみんな日常の生活の中で何かしらの虚しさを抱えた人達で、
富司純子、余貴美子、寺島進とそうそうたる俳優が個性豊かに演じていました。
そして最後にわたしが観たかった映像ですが、正直言って期待したほどではありませんでした。
でも、赤く錆びたトタン屋根の風景がヤケに素敵に見えたのは、
やはり彼ならでは?ということでしょうか・・・
でも、赤く錆びたトタン屋根の風景がヤケに素敵に見えたのは、
やはり彼ならでは?ということでしょうか・・・
配役が凄く良いですね~
見たいけれど。。。上映館が少ないです。
近くで上映していたら行くけどなぁ。。。
今ね、読書の秋してますの。
昨夜「ハゲタカⅡ」を読了して
只今、買収する会社を物色中(笑)
映画モードに戻るまで暫くかかりそうです。
でも、コレットさんのラブファンタジーは珍しいですね。
ま、ぺ・ドウナちゃんだからね!
by シェルティ (2009-10-07 19:06)
ハハハ・・(^O^)そーなんです!
わたしには珍しいでしょ、ラブファンタジーは~
きっとシェルティさんに言われると思ったんだf^_^;
ただ、映像に魅力があったし、
ドゥナちゃんの芝居も観たくてね!
彼女はどちらかというと、ファニーフェイスで、
韓国女優には珍しいタイプだけど、
以前からわたしは女優魂のような物を感じてます。
まあ、この映画は是非に!というほどじゃないけど、
機会があれば面白いかもです~(^^ゞ
ところで、読書の秋イイですね~
わたしは坂の上の雲を旅順で中断してしまい、後はいつになるか~(>_<)
あっ、それはそうと、台風直撃するのでは?気をつけてね~
by collet (2009-10-07 22:06)
>空気で膨らませる成人女性の実物大の人形です
>いわゆる一人寝の男性のためのお人形です
ははあ、なるほど、それはダxxワxxというものでしょうか? それに関するコメントは、私の人格を著しく貶め、またセクハラ訴訟に発展しても困るので控えましょう。と言っても、それに関し、何ら知識がなく、単に好奇心があるだけですが。
ということで、今回は突っ込みを入れる点が、まったく見出せません。
私の読書は、友人にもらった平家物語のせいで、まったく進みません。彼に感想を言わなければならないと思うので、がまんして読んでいますが進みません。ただ、この物語を読むと、象徴としても天皇家に大きな疑問がわいてきます。それに比べ、つまみ食いで読んだ椎名誠の楼蘭への旅行記は、とても」おもしろくあっという間に残りのペ-ジがなくなりました。
坂之上の雲の一番面白いのはもちろんロシア艦隊との決戦とそれにいたる経過です。がんばってください。
by 雀翁 (2009-10-08 12:28)
★今造ROWINGTEAMさん、ポチッとありがとう~~^^;
★雀翁さんへ
いつもながらにお付き合いありがとうございます~<(_ _)>
今回は本当に突っ込み所がなくて、申し訳ないような!?
で、唯一の好奇心についてですが、お察しの通りにございます~(~o~)
ちなみにこの映画はR-15指定ですが観客の大半は女性でした。
それに、ちっとも卑猥さはなく、ヒューマニティ溢れる映画でしたよ。
人形の目を通して人間を語るというか・・・
それから、坂の上の雲ですが、
とにかく、同じようなシーンばかりでちとウンザリしてしまい、
続きが読めておりません~(>_<)
ましてや興味はあるけど、間に司馬さんの解説が延々と入るでしょ、
あれでその前のことをスッカリ忘れてしまって~~(/_;)
でも、ロシア艦隊との決戦とそれにいたる経過が面白いとのこと!
この経過の中では知略、策略が繰り広げられるのでしょうか?
となると・・・策士好きなわたしは読まねばなるまい!
頑張ろう~~!(^^)!
by collet (2009-10-08 13:35)
なんかマネキンの真似ですかね。
でも内容は深刻なようですね。空気でなくて想像力を思いっきり吹き込む必要がありますか。
女性のプロポーションは、私も興味がありますよぉ~。夕べのクノイチ(女性版サスケ)に出ていたアメリカ人のプレイメイトはすごかった!(残念ながら、裸でなかったですが)
読書の秋、日本書紀でも読んでみたいですね。睡眠薬にもってこいでしょう。
by 降龍十八掌 (2009-10-08 14:44)
降龍さん、ごめんなさい~~(>_<)
あまり詳しく書くとファンタジー性がなくなると思い、
わざとこんな風に書きましたが、マネキンとは関係ありません。
で、想像力は降龍さんにお願いします~(~o~)
夕べのサスケ、決勝は日本人ばかりでしたが外国からもご参加でしたか!
でもサスケにプロポーションの良し悪しは関係なかったようですね♪
日本書紀ね・・・降龍さんらしい選択ですね!
確かによく眠れそうだし~~^^;
by collet (2009-10-08 15:50)
新聞のコラムでは、ちょこちょこと他の映画の一場面を想像させられるようなことが書いてありました。
でも総合的には◎だったようです。
ただそこに書かれていた「手に針を刺して空気が抜けてしまうシーン」というくだりがちょっと怖かった、、。
ペ・ドゥナのベビーフェイスにモデル並みのスタイルってすごいギャップだと思いましたが↑一番上の写真を見たらあ~なるほどね、という感じ。
ダ××ワ××というよりも村上隆のフィギュアみたいですね。
現代アートっぽい感じも表したかったのかなぁ。
と、妙に納得です。
by maki (2009-10-08 18:19)
ヌードがでてくるのと男性用のお人形さんというのが
R-15なんでしょうか?
でもcolletさんのお話だと、そのシーンをうまくクリア
すれば青少年にもよさげな内容に思えます。
この人形の持ち主役の板尾創路さん、
「救命病棟24時」にでていましたね。
私はそこで、初めて彼を知りました。
味のある俳優さんですね。
by hirohiro (2009-10-08 21:03)
だ、だっ、だれのヌード (ё_ё)
あっ、鼻血が・・・
by わか (2009-10-09 08:06)
私がペ・ドゥナを初めて観たのは、「グエムル・漢江の怪物」でした。今作は妙艶な彼女が見られるとの事、ちょっと気になりますね。
by たいちさん (2009-10-09 14:10)
★makiちゃんへ
>「手に針を刺して空気が抜けてしまうシーン」
これはちょっと問題ですよ~その記事を書いた人!
だって、これならまるで自分が釘を刺したみたいじゃない~
それこそ不気味だわ~~(>_<)
で、正解は不注意で尖った物に腕が刺ささってしまうのです。
その記者、どこ見て書いたんだろ~??
それからドゥナちゃんは元々、雑誌モデルだったのですよ。
身長も高いし、足は長いしで、
我々ならミニスカートととなるのが彼女はマイクロミニ状態でした。
でも真っ直ぐな綺麗な足で嫌らしさはないのよね~^^;
★hirohiroさんへ
わたしも観るまではどこがR-15だろ?と思ってましたが、
まあそんなとこですかね~(~o~)
でね、おっしゃるようにそれ以外なら青少年もOKだと思いますよ~
板尾創路さんはよく脇役で出演なさってますね。
とても個性のある俳優さんで、目立つのよね~
あっ、松ちゃんの映画にも出演してるそうですね。
あれは観る気はないですが~^^;
by collet (2009-10-09 16:21)
★わかさんへ
(ё_ё)コレ、かわいいですね!保存しとこ~(*^^)v
で、、、ぺ・ドゥナはどちらかというと、
美人タイプではなく、ボーイッシュな女の子です。
どうでしょう?お好みでしょうか~~??
★たいちさんへ
ドゥナちゃんには妖艶は無理なような?(~o~)
相変わらずの可愛い彼女ですよ。
もう30歳になるそうですが、いつまでも可愛いです~♪
by collet (2009-10-09 16:22)
内容的に、「世にも奇妙な物語」系だと思いました。ラストが悲劇なんですね。こういう摩訶不思議なお話は、結構頭から離れなかったりします。
これもDVDになったら見たいな~。(衝撃的なラストの作品は、映画館で見ると、より感情移入している分、ショックが大きかったりしますので。。)
でも気になるので連休中に見に行っちゃうかもしれません。
by Bonheur (2009-10-10 18:26)
★Bonheurさんへ
ストーリーだけを聞くと、摩訶不思議な話だと思いますでしょ、
でも不思議なことに、映画を観てるとそんな気にならないんですよね。
どうしてでしょうね・・・(・・?
そういう点ではこの映画は成功してるのかしら~?
よう、わかりませんけど~(;_;)
それからラストはドキッといたしました。後に残るかもね?
あっ、もしご覧になったら感想を聞かせてくださいね!
by collet (2009-10-11 15:26)
監督は日本人で、撮影は台湾の人?なんですねえ!
映画のことはよく知らないですが、日本でもあるんですねっ。。。
しかも、主人公は監督のファンの女性だったとか。
ドラマをみていても、この人は役にぴったりの女優だなあと思うことがあります。逆にちょっとねえ???という女優もあるかなあ(^-^)。
ちょっと品がなさそうな人がドラマの主人公になって演じているのはあまり好きではありません。なので、たぶん見ないと思います。
かなり脱線してしまいましたかねっ(;一_一)。
この映画の主人公はおそらくぴったりなんでしょうから。
主人公の女優はスタイルがいいんですってねっ(^-^)。
コマーシャルとかに出ていて見ることができればよかったんですけどね。
by dolfin (2009-10-12 15:14)
dolfinさん、最近の映画界はアジア人気が高いですよ。
それでこの映画も日韓中の合作のようですね。
わたしが思うに、この役柄は彼女にピッタリと合ってます。
監督、よくぞ彼女にお願いした!と拍手してますよ~^^;
それからこのヒロインの彼女は日本でのTV出演はありませんね。
でもこれで注目されて、仕事が舞い込むのでは?と思ってます。
その時にはどうぞよろしく~~(^^♪
ところで、わたしも品のあるなしはとても気になります。
最近のTVは面白くもないお笑いの人達の出演が多くて、
内容によってはチャンネルを変えることが増えました~(>_<)
by collet (2009-10-12 17:10)
colletさん、超お久しぶりです。やっと参りました。
ああ~~、この映画、今観たい1本です!
ハープの発表会のころに公開されたんですよね。
ドゥナちゃんの人形、ぴったりでしょうね~。
そして是枝監督ですから、なんとも言えない世界を
作ってくれているだろうと期待しています。
colletさんの感想も悪くなさそうだし、なんとか行きたいです。
もし行けたら、感想を書きますね^^
by 虹子 (2009-10-14 15:19)
虹子さん、お久しぶりです~^^;
ようやく時間が取れるようになったのかな?
で、一言で言ってわたしは面白かったですよ!
とにかく、先ず映像に興味があり観に行ったのですが、
ドゥナちゃんの人形役にも全く違和感がなく、
是枝監督の満足した顔を思い浮かべました~(*^^)v
ぜひ、ご覧下さいね~~
by collet (2009-10-14 16:26)
こんばんは。
ご無沙汰してます。
この映画、あちこちで話題になってましたね。
とても映画館に行く時間はないけど
一度、ペ・ドゥナさんの映画を見てみたいです。
まだ見たこと無いので・・・。
by すわん (2009-11-05 00:19)
すわんちゃん、大変だったでしょう!まとめて見るのは~(>_<)
わたしは嬉しいけど、どうぞ無理しないでね!
ドゥナちゃんは日本映画にも出演してて青春物もありますので、
あれなら見やすいと思いますよ。
タイトルは「リンダ・リンダ・リンダ」です。
ご参考までに!^^;
by collet (2009-11-05 15:52)