ホリ・ヒロシ作品展「天から陽気が降ってくる」 [ミュージアム]
昨日、偶然に夜のNHK教育TVにご出演でしたが、
人形作家であり、それを操る人形師でもあり、
また舞台などの衣装デザイナーとしても活躍する
ホリ・ヒロシの作品展を観に神戸ファッション美術館へ行って来ました。
ちなみに、神戸ファッション美術館については以前のこちらの記事をご参考下さいね。
人形作家であり、それを操る人形師でもあり、
また舞台などの衣装デザイナーとしても活躍する
ホリ・ヒロシの作品展を観に神戸ファッション美術館へ行って来ました。
ちなみに、神戸ファッション美術館については以前のこちらの記事をご参考下さいね。
ところで、わたしは今回初めてホリ・ヒロシさんのお名前を知ったのですが、
ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
海外でも大変活躍なさってるそうですが、世間一般にはまだご存知ない方も多いと思います。
それで少しだけプロフィールをご紹介しますね。
ご存知の方はいらっしゃいますでしょうか?
海外でも大変活躍なさってるそうですが、世間一般にはまだご存知ない方も多いと思います。
それで少しだけプロフィールをご紹介しますね。
ホリ・ヒロシ
1958年1月1日生まれ神奈川県出身、
幼い頃から人形作りを始め、1979年日本創作人形公募展で優秀賞を受賞。
それを機に、本格的な作家活動に入り、毎年、人形展を各地で開催すると共に、
1981年から自作の等身大の人形を操りながら自らも舞う一人文楽「人形舞」を創設し、
1990年のニューヨーク公演を皮切りに海外でも高い評価を得ています。
また、舞台衣装のデザインも数多く手がけており、
今年が衣装デザイナーとして20周年を迎えるそうで、
日本舞踊・吾妻流宗家直門の名取「吾妻瑶穂」の顔もお持ちです。
このように、人形舞なるものがあることも知りませんでしたが、
このお人形が170cmほどあるそうで、衣装だけでも重いだろうにと、
稲垣吾郎似の一見柔な素顔に似合わず、なかなかの力持ちさんのようですね。
このお人形が170cmほどあるそうで、衣装だけでも重いだろうにと、
稲垣吾郎似の一見柔な素顔に似合わず、なかなかの力持ちさんのようですね。
さて、本展ではそんな人形舞の人形と彼の原点である小さな置き人形、
それにその人形の衣装や舞台や映画の衣装展示がメインでした。
それにその人形の衣装や舞台や映画の衣装展示がメインでした。
まず、入ってすぐにライフワークにしているという源氏物語のコーナーがあり、
紅い紅葉がくっきりと浮かぶ衣装をお召しの光源氏が目に入りました。
等身大の人形で作られているのですが、そりゃ、どんな俳優が演じる光源氏よりも美しい
両隣の藤壺、夕顔も同様に平安の世の雅な華やかさを存分に味あわせていただきました。
紅い紅葉がくっきりと浮かぶ衣装をお召しの光源氏が目に入りました。
等身大の人形で作られているのですが、そりゃ、どんな俳優が演じる光源氏よりも美しい
両隣の藤壺、夕顔も同様に平安の世の雅な華やかさを存分に味あわせていただきました。
こちらは源氏物語の紫式部、葵の上、朧月夜の着物デザイン画、
それぞれに、雰囲気もピッタリでお似合いそうです~
そして、小さな置き人形のコーナーには御伽草子よりかぐや姫や桃太郎などのお人形もあり、
可愛いお顔で見てるだけで心が和むようでした。
また、神戸にゆかりの深い谷崎潤一郎の「細雪」「春琴抄」を題材にしたものもあり、
中でも桜をバックにした「細雪」の四姉妹は映画の中のワンシーンを思い出しました。
可愛いお顔で見てるだけで心が和むようでした。
また、神戸にゆかりの深い谷崎潤一郎の「細雪」「春琴抄」を題材にしたものもあり、
中でも桜をバックにした「細雪」の四姉妹は映画の中のワンシーンを思い出しました。
とにかく、どれもこれも華やかで艶やかな魅力に溢れ、
見てるだけでも充分楽しませていただきましたが、
その中でもやはり目を惹くのが舞台や映画での衣装の数々です。
映画「魔界転生」での窪塚洋介、舞台「恋山彦」での田村正和、
その他、公私共にお付き合いがあるという三田佳子のも多く展示されていましたが、
特に目立ったのが今年の舞台「黒革の手帖」で米倉涼子が着用した衣装です。
高級クラブのママという役柄上、妖艶さは必須ですし、大胆な構図と鮮やかな色合いで、
見るからに大柄な彼女に似合いそうな華やかで豪華な衣装でした。
見てるだけでも充分楽しませていただきましたが、
その中でもやはり目を惹くのが舞台や映画での衣装の数々です。
映画「魔界転生」での窪塚洋介、舞台「恋山彦」での田村正和、
その他、公私共にお付き合いがあるという三田佳子のも多く展示されていましたが、
特に目立ったのが今年の舞台「黒革の手帖」で米倉涼子が着用した衣装です。
高級クラブのママという役柄上、妖艶さは必須ですし、大胆な構図と鮮やかな色合いで、
見るからに大柄な彼女に似合いそうな華やかで豪華な衣装でした。
わたしも映画や観劇が大好きです。
そして仕事柄、どうしても舞台や映画の衣装が気になってしまいます・・・
はてさて、今度はぜひともホリ・ヒロシさんの作品をじかに見たいものですね~
あっ、蛮幽鬼の衣装はどなたの担当だったっけ?
そして仕事柄、どうしても舞台や映画の衣装が気になってしまいます・・・
はてさて、今度はぜひともホリ・ヒロシさんの作品をじかに見たいものですね~
あっ、蛮幽鬼の衣装はどなたの担当だったっけ?
ふむ、今回は、ほんとうに、コメントの全く手がかりなしです(無理にすることもないんでしょうが)。
ちなみに、温泉宿での浴衣姿以外、家内と娘のちゃんとした着物姿をみたことがありません。娘は成人式に、「写真でも撮りに行ったら」と薦めたのですが、結局パスしてしまったようです。
タイにいた時、イギリス人の社長の奥さんが、「うちにある着物、いくらくらいで売れるやろ?」というので見に行ったら、ねんねこに毛が生えたようなもので、「まあいいところ、1,000バ-ツ(3,000円)くらいでしょう」とコメントして、「雀翁さん、見る目がないわねえ」と叱られたことがあります。でもどう見ても、1,000円くらいで、こちらとしては、ショックを和らげるために色をつけて査定?したのに...
by 雀翁 (2009-10-28 17:57)
同じ文楽で使われる人形も、作家によってまったく雰囲気が違いますね。
こちらは線が華奢。
そしてどことなく作家さんに似てる気がします。
私が観た文楽もそうですが、人形一体に使い手が3人。
子供くらいの重さがあるであろう人形ともなると着物も本格的。
下世話な話、すごい贅沢ですね~ ̄0 ̄;
それにしてもこんな繊細な人形を作られる方が男性の人形は?と思ったらひとり文楽でご自身が出演@@?
かなり来ちゃってる感じ ̄_ ̄;;
by maki (2009-10-28 22:04)
渋い!colletさんの教養の高さを感じます~。
私自身、着物を着たことがありません(^_^;)
七五三はダイアナ妃の結婚式を真似て、貸衣装でウェディングドレスの最小サイズを裾上げしてもらって着用(今ではドレスも当たり前ですが、当時はまだ着物が主流でした)。成人式はスーツでした。
「着物は身長が平均以下の方が着るもの」と思っていましたが、175センチの私が着てもおかしくない着物もあるのでしょうか~?
米倉みたいに、銀座のママを気取って着るのもいいかも~。(彼女はそういう役が似合いますね)
by Bonheur (2009-10-28 23:17)
ホリ・ヒロシさん?知りませんでした。
そして神戸ファッション美術館というのがあるのもねっ(^-^)。
三宮にあるのかなあと思っていたら、六甲アイランドなんですね。
どおりで・・・・。
マネキン人形に着せられている衣装だけを見ても華やかな感じですねえ!米倉涼子が来ているのは、さすが見栄えがするというか、衣裳が浮き上がってくる感じというか、うまく表現できないかも(^-^)。
記事を読ませていただくだけでも楽しむことができました!
by dolfin (2009-10-29 05:49)
★雀翁さんへ
いつもお付き合いありがとうございます~~^^;
で、、、着物は着ないなら全く着ない方が経済的ですよ。
たとえ貸衣装で成人式の写真だけをとの場合でも、
1回きりのために下着や足袋など小物は揃えなきゃいけませんから~
でね、その小物がバカにならないのです~~(>_<)
ですから、その分ブランドかばんを買ってあげた方が後々まで使えますよ。
いまや、リサイクルショップでも着物は安いようですよ。
そんなねんねこに毛が生えたのだったら1,000円もしないのでは?
でも、わたしは着物も大好きです。
何枚か持っていますが、1年に1度くらいしか手を通せなくて、
せっかくの着物が可哀想です~(/_;)
★makiちゃんへ
文楽といっても、この方のは全く別物ですね。
とにかく、何もかもをお一人でなさり、
お手伝いがいる場合でも日舞ができなきゃいけないので、
同じ吾妻流の方がするそうですよ。
で、似てますよ~~お人形の顔がご本人に!
やはり作家に似るんでしょうね。
ところで、同じ男性で人形作家としてのデビューということで、
わたしはすぐに中原淳一を思い出しましたが、
ホリさんのこれからにも注目ですね。
by collet (2009-10-29 13:25)
★Bonheurさんへ
ひぇ~~たかない!たかない!!
ただ、綺麗な物が好きで見に行っただけですよ~~ヽ(^。^)ノ
ところで、Bonheurさんは長身なんですね!
で、もちろんお着物もお召しになれますよ。
ただ、着物の場合は仕立てる前の反物から長さが決まっているので、
長身の方は市販されてるのじゃ足らなくて、別注しなきゃダメなんです。
まあ、昔と違い、今は長身の方が増えているので探せばあるかもだけど?
ですから、そんなご自分に合うのをお召しになれば、
きっと見栄えもして素敵だと思いますよ~~(*^^)v
★dolfinさんへ
ええ~~dolfinさん、お近くじゃないんですか?
神戸ファッション美術館!(・・?
あっ、六甲アイランドだったら離れてそうですね!?
それから、米倉涼子の舞台衣装はとにかく派手で華やかです。
役柄上そうでしょうが、彼女の持つ雰囲気にも合ってますよね。
あっ、ちなみに写真の黒地にケシの花のは反物で売られていましたが、
8万円までのお値段で、わたしは意外にお安いと思いましたよ^^;
by collet (2009-10-29 13:28)
ホリヒロシさんの名前は聞いたことがあるような
ないような・・・くらいの記憶なのですが、
この人形のお顔!見覚えがありますよ。
以前、NHKで瀬戸内寂聴さんの「源氏物語」を
やっていたとき、たしかこのお人形が使われて
いたような・・・・。
源氏の君と彼をめぐるいろいろな女性たちが
次々現れて、瀬戸内・源氏の魅力と合わさって
とても面白い番組になっていました。
うん!間違いないと思います!
by hirohiro (2009-10-29 19:03)
う~ん、私もお手上げです!(>_<)
でも、あでやかですね、素敵です。
私も着物はお嫁に行くときに母が留袖を持たせてくれましたが
(自分のに手を加えたのです)全然着ていません。
手入れもしてないので、今さら出すのが怖いです。
このまま箪笥の肥やしになりそうですが、
こんな持ち主では着物がかわいそうですね・・・。
ところで、今回の写真はcolletさんが撮られたものですか?
それともパンフレットか、HPからですか?
いつもcolletさんは文と写真がよくあっていて
あまり知らない話題でもすごくわかりやすいです(^^)v
by 虹子 (2009-10-29 20:57)
先日TVで着付けを放送していました。
なんとなく見ていて、これは大変だと思っていたのですが、
教えている先生は、簡単 ・ 簡単
慣れれば何て言うことありません、と繰り返し言ってました。
そーかな~ 頭と指がこんがらがってきそうだな~と
TVに向かって、反論していたおぢさんです。
by わか (2009-10-30 07:44)
★hirohiroさんへ
そうです!そうです!
その時のお人形です~~!(^^)!
で、、、じつは、わたしも今頃気付きましたが・・・
今年のお正月に宇治の源氏物語ミュージアムで、
篠田正浩監督が撮った彼の人形の映画「浮舟」を観たのでした。
人間が演じるより、登場人物のイメージに近く見入ってましたよ~^^;
それにしても、人形の顔付きで思い出すとは~~
さすがhirohiroさんですね~~(^_-)-☆
★虹子さんへ
虹子さん、素敵じゃない~~親子二代の着物なんて!
じつはわたしも母が若い頃に着ていたのを仕立て直して着てますよ。
それから、特に留袖は着る回数も少ないのでうちの母のも姉が着ています。
で、全然着てなくても、これからあるかもだから、
時々は虫干しがてらに箪笥から出してあげてくださいね。
ただお天気のいい日に出してつっとくだけでもいいですから~!
写真はパンフレットとHP、両方です。
やはり、文章だけじゃ分かりにくいだろうと思い、
CMを兼ねてHPからもお借りしてきました。
だってせっかく記事にするなら、
ご存知でない方にも多少は理解して頂きたいですものね。
虹子さん、わかりやすいとのお言葉、ありがとうございます~^^;
by collet (2009-10-30 12:48)
★わかさんへ
確かに1度覚えてしまうと簡単なようですね。
自転車と同じで感覚で覚えてるようですから~
ただ、それだけ回数を重ねなきゃいけないかも?
ところで、女性のソレに比べ男性のは簡単ですよ。
うちの父など、仕事から帰ってきたらいつも和服でしたから~^^;
by collet (2009-10-30 13:33)
ホリ・ヒロシさんについては知りませんでした。この美術館には行ったことないので、まだ期間もあるので、機会を作って行きたいですね。
by たいちさん (2009-10-30 16:49)
たいちさんもご存知なかったですか~^^;
わたしも今回初めて知りましたが、このお人形に関しては、
どこかで知らずにご覧かもですね。
それから、六甲アイランドには小磯記念美術館もありますので、
またの機会にぜひどうぞ~~
by collet (2009-10-31 13:48)
こんばんは!
きれいだなあ・・・見たいなあ・・・と、思っていたら
今月の町のイベントチラシの中に
ホリ・ヒロシさんの舞台案内が有りました。
うちの町にも「人形舞」が来年来ます!
忘れない内に、チケット予約しますね。
by シェルティ (2009-11-01 19:10)
あっ、あるの!良かったわね~~^^;
わたしも実物を見たいけど、時間が合わなくて断念しました。
あっ、その代わりと言っちゃナンですが、
来年、福士誠治くんの舞台を観に行きます~~(^^♪
彼もなかなか頑張ってるわね!
by collet (2009-11-02 14:02)
こんばんは!
福士誠治くんの舞台イー
え~な~
「オトコマエ」、時間が合わないので飛び飛びで見ています。
コレットさん、順調に回復中ね\(^o^)/
by シェルティ (2009-11-03 18:27)
ほら、ジュード・ロウやジュリア・ロバーツ出演で
「CLOSER」ってあったでしょ、あれは戯曲の映画化だったそうで、
それを日本では主役を福士くんが演じるんだって!
実年齢より上の役だけど、どんな風に演じるか楽しみです~~(^^♪
それから、心配していた治療の方は考えてたより楽で助かりました。
ご心配頂き、どうもすみません!^^;
by collet (2009-11-04 12:25)
細雪の人形が素敵ですね。
着物も人形も綺麗だわ~。
映画の4姉妹を思い出します。私が見たのは
岸恵子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子の4人。
確かに桜の下を歩くシーンがありましたね。
着物と言えば、母が着物好きで私の結婚式のために
自分の黒留袖を新調したんだけど
ヨメに行かないもんだから、タンスに入ったまま。
なんだか申し訳なくて・・・。
by すわん (2009-11-05 00:57)
わたしが観たのもその四姉妹のですよ~~^^;
あの桜のシーン、綺麗でしたね!
あっ、そういえばあの映画の衣装も話題になったんだ!
あの衣装は今どこに眠ってるのかしら?観たいな~~
ところで、すわんちゃんのお母様、気が早いのね!
普通は決まってから新調するのでは?
あっでも、黒留袖なら無駄にはならないでしょう。
いずれ着る人が変わっても日の目を見る機会はあるでしょう~(^^♪
by collet (2009-11-05 16:00)