天空の白鷺 [ミュージアム]
前記事の宝塚の次は、歴史博物館の真正面に見えていた姫路城です。
ただ、大天守は皆さんもご存じのように修理中です。
が、しかし~今回は姫路城さんも考えましたね!
せっかく世界遺産となったのに、修理中の観光客の減少に何かイイ手はないか?
と、考えたのかどうか?は知らないけど・・・
ナント!修理の過程や職人たちの仕事ぶりをも見て貰おうと!?
その名も天空の白鷺という、
グッドネーミングの修理見学施設を作ったんですね~
ただ、大天守は皆さんもご存じのように修理中です。
が、しかし~今回は姫路城さんも考えましたね!
せっかく世界遺産となったのに、修理中の観光客の減少に何かイイ手はないか?
と、考えたのかどうか?は知らないけど・・・
ナント!修理の過程や職人たちの仕事ぶりをも見て貰おうと!?
その名も天空の白鷺という、
グッドネーミングの修理見学施設を作ったんですね~
大天守をスッポリと素屋根で覆い、壁面には約800枚のメッシュシートを取り付け、
南と東には大天守の線画が描かれています。(上の写真は東面)
南と東には大天守の線画が描かれています。(上の写真は東面)
わたしは前もって予約しておいたので、そのメールコピーを見せ、
入口では入城料の600円と天空の白鷺の入場料200円、計800円を支払いました。
そして、いの門からいつもの見学コースでは帰りとなる、
扇の勾配を左にしながらぬの門をくぐり、今まで一度も公開されてない、
リの一渡櫓(りのいちわたりやぐら)へと向かいました。
入口では入城料の600円と天空の白鷺の入場料200円、計800円を支払いました。
そして、いの門からいつもの見学コースでは帰りとなる、
扇の勾配を左にしながらぬの門をくぐり、今まで一度も公開されてない、
リの一渡櫓(りのいちわたりやぐら)へと向かいました。
中には、今までの部材や古瓦などが展示されており、
それらはこれからも大事に保存されるそうです。
それらはこれからも大事に保存されるそうです。
右は、破風の上部に装飾として付けられた懸魚(げぎょ)の一種で、
左は大天守二層の蕪懸魚の中央上部に付けられた六葉(ろくよう)です。
そして、コレは素敵な展示だと思いましたが・・・
きっと、海外からのお客様向けでしょうね!?
リの一渡櫓に隣接したチの櫓には、色とりどりの甲冑の展示がありました。
ライティングも素敵で幻想的でもありましたわ~
きっと、海外からのお客様向けでしょうね!?
リの一渡櫓に隣接したチの櫓には、色とりどりの甲冑の展示がありました。
ライティングも素敵で幻想的でもありましたわ~
ところで今回、修理中の公開ということでか?驚くほどに係員の数が多く、
要所要所に配され、その方達がまた愛想のイイ方を特別に選んだのか?と思える程で、
必ず皆さん、「こんにちは」と声を掛けてくれ、何とも気分良くて~
思わず子供の頃、父と歩いた山道でのすれ違いざまに交える挨拶を思い出しました。
要所要所に配され、その方達がまた愛想のイイ方を特別に選んだのか?と思える程で、
必ず皆さん、「こんにちは」と声を掛けてくれ、何とも気分良くて~
思わず子供の頃、父と歩いた山道でのすれ違いざまに交える挨拶を思い出しました。
そうやって気分良く、お菊井戸を通りぬけ、
ようやく天空の白鷺の入場口へと到着しました。
ようやく天空の白鷺の入場口へと到着しました。
中は8階建てとなっており、7階と8階が見学スペースとなってます。
それで一面ガラス張りのエレベーターに乗り、8階まで上がり・・・
それで一面ガラス張りのエレベーターに乗り、8階まで上がり・・・
残念ながら職人さんの姿はありませんでしたが、
まさしく最上層の大屋根を目の前にして、不思議な気持ちになりました。
また、ここのフロアには瓦屋根の模型や解説もあり、
屋根目地漆喰を盛り上げるように塗るのは、風や揺れへの補強はもとより、
均等間隔に塗られたそれらの幾何学模様を思わせる美観上の効果もあるのだと知りました。
まさしく最上層の大屋根を目の前にして、不思議な気持ちになりました。
また、ここのフロアには瓦屋根の模型や解説もあり、
屋根目地漆喰を盛り上げるように塗るのは、風や揺れへの補強はもとより、
均等間隔に塗られたそれらの幾何学模様を思わせる美観上の効果もあるのだと知りました。
その後、7階に下りて壁面修理の見学をして、
昨年、塗替え中の西の丸で左官さんに材料の一つに麻があると聞きましたが、
その他には消石灰と貝灰、その三つを海藻糊で練り上げて漆喰となると知りました。
昨年、塗替え中の西の丸で左官さんに材料の一つに麻があると聞きましたが、
その他には消石灰と貝灰、その三つを海藻糊で練り上げて漆喰となると知りました。
7階からリの一渡櫓を見下ろして・・・
これで天空の白鷺とはお別れして、天守閣の3階までは上がられるということで、
素屋根に覆われ薄暗い中を見学したのですがそちらや西の丸については、
昨年のこちらの記事に記してありますので、よければご覧くださいね。
素屋根に覆われ薄暗い中を見学したのですがそちらや西の丸については、
昨年のこちらの記事に記してありますので、よければご覧くださいね。
昭和の大修理から約半世紀が経ち、
世界文化遺産・国宝を築城時そのままの美しい姿で次世代へ引き継ぐため、
約5年の年月をかけて保存修理を行うそうです。
そして、この修理をすることで、
こんな特殊な技術を要する職人を育てる意味もあるんですね。
世界文化遺産・国宝を築城時そのままの美しい姿で次世代へ引き継ぐため、
約5年の年月をかけて保存修理を行うそうです。
そして、この修理をすることで、
こんな特殊な技術を要する職人を育てる意味もあるんですね。
昔ながらの良き物の伝承が行われる・・・
素敵なことだな~と思いつつ、修理後の白鷺城が楽しみになったわたしです~
素敵なことだな~と思いつつ、修理後の白鷺城が楽しみになったわたしです~
いや~、驚きました。
しっかりと、営業?しているんですね。
さすがに、遠路行きたいとは思いませんので、
colletさんのご案内で”良し”と言うことで。^^;
by よしあき・ギャラリー (2011-05-14 19:44)
修理が終わったら見に行こうかと思ってたんですけど、
今訪れてもまた違う楽しみ方が出来そうでいいですね^^
by とみっち (2011-05-14 23:12)
姫路駅からでもメッシュのシートが見えると思うんですが、お城のアートがある側もあるんですねー。
天空の白鷺を作ったおかげで観光客の落ち込みもそれなりにカバーできているようですね。
平成の大修理に入れば当分お城が見えなくなるということでしたが、修理に入っても見学を可能にしたというとことが商売上手?というか、何気ないことですが参考になるものがありました。
by dolfin (2011-05-15 10:24)
★よしあきさんへ
そうですよ~営業しており、
外国からのお客様もお見えで安心しました~(*^^)v
で、遠くからだと確かに、わざわざお越し下さいとは言い難いので、
こんな記事ですが参考になれば嬉しいです。
★Reiさんポチッとありがとうで~~す(^^♪
by collet (2011-05-15 10:32)
へ~姫路城っていま修理中なんですね。
それでも営業中ってすごいわ。
やっぱり国宝だから?
今は暴れん坊将軍もないから、お目にかかることが
あまりないけど、時代劇には欠かせない
きれいなお城ですよね~。
この修理に携われる職人さんも名誉でしょうね。
5年後か・・・それまでにはcolletさんちに行けるかな?
by すわん (2011-05-15 10:49)
★とみっちさんへ
とみっちさんは関西にお住みなんですよね?
だったら、時間があればどうぞ~~(^o^)/
こんな経験は滅多にできませんので!
それで素敵な写真を見せてください~~♪
★dolfinさんへ
大天守の線画は南と東側に描かれてます。
JRからだと見えるんですね!
わたしは山陽だったから見えなかったような・・・(?_?)
>何気ないことですが参考になるものがありました。
これね、わたしも大いに思いました!
見方、考え方次第なんですよね!その意味で、
今回の大修理にあたり動いたプロジェクトは本物のプロですね。
とにかく、今までとの違いを感じるんですよね・・・
特に、リの一渡櫓での展示なんて、まさしくアートを感じさせてくれて!
甲冑があんなに素敵に見えたのなんて初めてでした~(*^^)v
by collet (2011-05-15 10:49)
★すわんちゃんへ
>やっぱり国宝だから?
うぅ~ん・・・この場合は、
国宝というより、世界遺産だからでしょうね。
とにかく、この日も雨の中、
海外からのお客様も多くわたしは嬉しかったです。
聞けば、GWも一杯だったようですし!
とにかく、官民一体となって修復工事を行ってますよ。
ですから、いつの日にか綺麗に修復したお城を見に来てね~(^^♪
by collet (2011-05-15 14:19)
姫路城の修理現場の見学に、予約が必要とは知りませんでした。長期間の修理ですので、一度は行きたいですね。
by たいちさん (2011-05-15 16:51)
★たいちさんへ
わたしも驚きましたが・・・
行ってみて、観客の安全管理にとても注意してるように思いました。
やはり工事中のことですので余計じゃないでしょうか?
まあ、その意味もあり予約制にしてるのかしらね?
by collet (2011-05-16 12:06)
7月に姪の結婚式が姫路であるという知らせを受けました。多分その時、姫路駅からその姿を遠望できるものと思います。
時々横を通る、焼失した国宝のソウル南大門にも同じような囲いがありますが、さすがにメッシュではありませんし、公開もされていません。でも、横が開いているので見えるのですが、何も進んでないような気がします。韓国人に言わせると、復元方法をめぐって議論百出、まったくまとまらないようです。
5年後、姫路城公園でお花見ができたらと思います。
by 雀翁 (2011-05-16 12:50)
★雀翁さんへ
そうですね、JRでしたら駅からでも見えると思います。
まあ、気分だけでも味わって下さいませ~~(^^ゞ
南大門の工事の内容は知りませんが、
こちらはやはり、今までの経験もありますしお手の物のようですね。
そして今回は、それに新しい考えがプラスされたようで?
それなりに、観光客も楽しめてるのではないかしら~♪
とにかく、この時、ここでしか味わえないものですから~~(^_-)-☆
by collet (2011-05-16 17:10)
姫路城、修復中だったのですね。長くやっているのですか?
尼崎に住んでいるときに数回行きましたが、周りの景色を含めて
美しいですよね。また、行きとうございます。しかし、近所じゃ
ない人は、修復後がいいかしらね。
工事中のカバー、いいですねー。気持ちが伝わってきます。
外国では、工事中にその建物そのままの絵が描かれたカバーが
あって「雰囲気を壊さないように工夫しているなぁ…」と
思っていたのでが日本でもあるのですねぇ。
by みんこ (2011-05-17 10:13)
colletさん^^
相変わらず精力的にお出かけですね!
姫路城は今こんなふうになってるのですね。
工事中でなければ見られない貴重な景観。
しかも愛想のよい係員。
やはり世界遺産は違いますね!
宝塚も素敵!
やっぱりいくつになっても女性はこんなのを眺めるのが好きです^^
by 虹子 (2011-05-17 16:09)
いやぁ~姫路城かぁ~、懐かしいなぁ。。。
昔、一度行ったなぁ~デートで♪
思い出すぅ~^。^*若かりし自分を♪
そのときも、なんかちょこっと直していたような。。。
by mee (2011-05-17 21:33)
★Connyさん、お立寄りありがとうございます!
★みんこさんへ
大体予定では、5年ほどのようですよ。
>近所じゃない人は、修復後がいいかしらね。
そうそう~それをおススメいたします~(^_-)-☆
>工事中のカバー、いいですねー。気持ちが伝わってきます。
これをみんこさんの口から聞いたら自信が持てる~~(*^^)v
でしょ、でしょ!
わたしもそれを1番に感じてたんですよ~~
何でもあの線画もギネス級なんですって!
やっぱり気合が入ってますわ!!
by collet (2011-05-18 15:09)
★虹子さんへ
そうですね~世界遺産ともなれば・・・かしらね!?
わたしは関係者じゃないので~(~o~)
知る由もないですが、
今回の企画を考えた人達は素晴らしいですね!
目の付け所が違うというか・・・
それから、宝塚の記事もご覧くださりありがとうございます!
とにかく、衣装展となると、俄然ファイトが湧くコレットです~(^^♪
★meeさんへ
うひゃひゃひゃ・・・デートでお出掛けでしたか!
あっ、そのお相手はパパじゃないわよね?
いや、言い切ってはいけませんが~(^^ゞ
でも、昭和の大修理の時じゃないのは確かだろう・・・(-"-)
by collet (2011-05-18 15:17)
★すーやんさん、お立寄りありがとうございます~
★今造ROWINGTEAMさんもありがとう~^^;
★まぐろちゃんもね~~(^^ゞ
by collet (2011-05-18 15:20)
★みなりんさんこちらへもありがとう~~^^;
by collet (2011-05-25 14:36)
★kiyoさんお立寄りありがとうございます~^^;
by collet (2011-05-26 10:58)
★長森建設さん、お立ち寄りありがとうございます!
by collet (2011-06-02 17:43)