ロック・ミュージカル「ロッキー・ホラー・ショー」大阪公演を見て・・・

昨日、２０１２年、最初の舞台観劇に出掛けて来ました。
お馴染み、劇団☆新感線のいのうえひでのりと古田新太がタッグを組んだ、
ロックでカルトなミュージカル～～

ロッキー・ホラー・ショー

これはイギリスのリチャード・オブライエン作のロック・ミュージカルで、
１９７３年のロンドンでの初演以来、世界各国で上演され、
日本でも１９７５年にオリジナルキャストでの来日公演があったそうです。
ただ、わたしはその当時のことは全く知らず・・・
その後、日本人キャストで上演され、
今回はナレーターとして登場した藤木 孝が主役をした頃から、
ようやく「ロッキー・ホラー・ショー」という名前を知ったのでした。
そして１９９５年よりローリー寺西の当たり役として何度も再演され、
ロッキー・ホラー・ショー＝ローリー寺西と思い込んでいたのです。
ただ、元来オカルトチックなものには食指が動かないもので、
今まで興味もなく、観たいとは思わなかったのですが、
いのうえひでのりと古田新太と聞いちゃ～どんなだろ？と、
今回、初めて出掛けたのでした～

そんな舞台は開始前に客席で、
ロッキー・ホラー・ショー特製のポップコーンを売っていた、
売り子のオネエサン（オバサンかも？）のソロから始まりました。
そして、友人の結婚式で感化され、自分達も婚約してしまったジャネットとブラッドが
嵐の夜、車のタイヤがパンクして、
電話を借りようと不気味なお城を訪ねたところから始まります・・・

何とも不気味な執事のリフラフに出迎えられ、中に入った二人は、
コレまた異様な使用人たちに囲まれ、アタフタするうち城の中ではパーティが始まり、
この城の主フランクが黒いガーターにストッキングという姿で現れ、
今宵は自分が造った人造人間のお披露目パーティだから立ち会うようにと強要されるのでした。
そして、フランク好みのブロンドで美形の筋肉マン、ロッキーが誕生して、
成功を喜んでいる最中、前の恋人エディが現れるのですがフランクにあっという間に殺され、
邪魔者がいなくなったフランクとロッキーは腕をとり寝室へと・・・
そして夜更け、ロッキーを慈しんでいたはずのフランクが、
ジャネットとブラッド夫々のベッドに潜り込んできたからややこしい！
動揺したジャネットはフランクから逃げ出したロッキーとも・・・となり、
女（ジャネット）にロッキーを盗られ怒り狂ったフランクは、
後から訪ねて来た彼らの恩師スコット博士もろとも捕えてしまうのでした・・・

そして、古田新太がこの奇奇怪怪の城の主フランク役で、
全編、黒いガーターにストッキング姿で歌い踊り熱演していましたが、
スラッと伸びた足はまだしも、背中の脂肪はあまり見たくなかったかも～
それと、とても意外に思い、印象に残ったのが
執事のリフラフを演じた岡本健一です。
見事な化けぶりで、頭の禿げ上がったせむし男を元ジャニーズの彼が演じてるとは、
前もってキャストを知ってなきゃ、絶対に解らなかったことでしょう。

また、その他のジャネット役の笹本玲奈、ブラッド役の中村倫也、
ロッキー役の辛源、みんな歌が上手く、
見応え聞き応えのある舞台になっていましたが、
中でも、ROLLY（ローリー寺西）がエディ役で登場したのは、
リピーターファンへのサービスでしょうか～
今回は、少しだけの出番だけど、全編に流れる曲の訳詞を手掛けたそうで、
それはそれで、遣り甲斐がおありだったようですね。

上演時間としては、２時間あるかないかの短めの舞台でしたが、
ストーリー的にイマイチ入り込めないわたしとしては、
ちょうどいい長さで良かったと思いつつ・・・終演後、
古田新太の音頭での客席総立ちになっての「タイムワープ」のダンスレッスンで、
程良く体を動かし、気分良く劇場を後にできたのが良かったです～

タグ：ロッキー・ホラー・ショー 大阪公演 ロック・ミュージカル いのうえひでのり 古田新太 リチャード・オブライエン 岡本健一 笹本玲奈 中村倫也 Rolly

コメント 14

ちょっと、美とは遠いようですね。＾＾；
by よしあき・ギャラリー (2012-01-18 19:16) 

★よしあきさんへ
は～い、遠い遠い！！
それは覚悟して出掛けましたが、やはりというか・・・
好みではなかったようです～(^^ゞ

★今造ROWINGTEAMさんお立寄りありがとうございます～＾＾；
by collet (2012-01-19 10:57) 

★般若坊さんお立寄りありがとうございます～＾＾；

★wattanaさんもありがとうございます！
by collet (2012-01-19 10:59) 

ｃｏｌｌｅｔさんごひいきの新幹線ですね！

劇のの内容を読ませていただきましたが、
ああーちょっと私はついていけません（笑）。
怪しい世界ですね！

でも岡本くんが演じているのは見たかったわ！
by hirohiro (2012-01-19 13:03) 

このダンス写真（中央）の方が恐ろしかった！
by 降龍十八掌 (2012-01-19 16:16) 

「美しいもの」をこよなく愛する？私にはちょっと困難な舞台のようです．．．ラインダンスをしているポスタ－、なかなか迫力がありますね。う～ん、どうも、適切なコメントが浮かびません．．．

by 雀翁 (2012-01-19 19:32) 

ホラー・ショーだけあり、怪奇な姿ですが、楽しそうですね。
by たいちさん (2012-01-20 10:51) 

★hirohiroさんへ
そうなんです～新感線の２人なので出掛けたのですが、
やはりストーリーがね・・・
怪し過ぎてわたしもイマイチでしたわ～(^^ゞ

＞でも岡本くんが演じているのは見たかったわ！
彼はね、わたしも以前から興味があったの！
なかなかの役者っぷりで驚きましたよ～～(*^^)v


★降龍さんへ
くふふふふ・・降龍さん、アレに触れてくれてありがとう～～(^o^)／
by collet (2012-01-20 14:33) 

★雀翁さんへ
サスガの雀翁さんも困らせたようで、
どうも申し訳ございません～～(~o~)

この舞台のことは以前から知っていたのですが、
まさか自分が観に行くとは思いもしませんでした！
あの２人が絡んでなければ、絶対にスルーしてますわ～(^^ゞ

★Ritaさんお立寄りありがとうございます！
by collet (2012-01-20 14:37) 

★たいちさんへ
おっしゃる通りで！
演じてるのが古田新太ですので、笑える所も大いにあり、
決して、退屈な舞台ではなかったですよ～(^'^)
by collet (2012-01-20 14:40) 

私も気になっていたのですが、チケットとりませんでした。
12月の神奈川公演の時は、三谷の芝居と渡辺えりさんの芝居の２本
入っていて（さらに第三舞台も行く予定だったし…結局チケット
とれなかったけど…）ちょっとスケジュール的に無理かと思っていて、
次のサンシャイン劇場をと思っていたけど、はずれました…。残念。
古田新太さん、それでもずいぶんやせましたよね〜？どうでした？
by みんこ (2012-01-21 19:43) 

★みんこさんへ
三谷さんのは大阪ではこれからなんですよ。
でも、日にちが合わないので行けませんが・・・
ところで、第三舞台は観たことないのですが、
チケットは争奪戦状態なんですね！？
どんなお芝居なんだろ？
こちらでは中々、観る機会がなくて～(ーー゛)

＞古田新太さん、それでもずいぶんやせましたよね〜？どうでした？
そうですね～わたしも以前のイメージが強く、
あの脂肪を見せつけられるのか～と心配してましたが、
意外とそうでもなく、チョッとホッとしましたわ～(~o~)
一時は、舞台でもハアハア息が上がってるように見える時があったけど、
やはりダイエットしたのかしらね！？
by collet (2012-01-22 11:59) 

この映画はこっちでもハロウィンの時にはリバイバル上映されて、映画館でも『タイムワープ』の踊りは絶対です。
http://way-of-taddy.blog.so-net.ne.jp/2006_Halloween
by Taddy (2012-01-26 05:22) 

★Taddyさんへ
リンク貼って下さってありがとうございます！
見て来ましたよ～～楽しい思い出ですね～～(^^♪
とにかく、映画にしても舞台にしても、コアなファンが多く、
この時も「タイムワープ」になると客席からスックと立ってダンスが始まりましたよ。
それで舞台が終了後には、そのダンスレッスンを受け、
調子に乗って手を広げたら後ろの席の方をはたいてしまい・・・
ああ、でも楽しかったです～～(*^^)v
by collet (2012-01-26 11:23)