舞台「十三人の刺客」大阪公演をみて [舞台]
今日が千秋楽ですが、そのラス前となります昨日、
大阪上本町の新歌舞伎座で観てきました。
大阪上本町の新歌舞伎座で観てきました。
十三人の刺客
ラストの迫力ある殺陣や、稲垣吾郎の初の悪役で話題となった、
三池崇史監督の映画でもお馴染ですが、
今回、マキノノゾミ演出、脚本で舞台化されるにあたり、
池宮彰一郎の原作をもとにして新しく、新左衛門の妻が登場しています。
三池崇史監督の映画でもお馴染ですが、
今回、マキノノゾミ演出、脚本で舞台化されるにあたり、
池宮彰一郎の原作をもとにして新しく、新左衛門の妻が登場しています。
そんな舞台の幕開けは、
若かりし島田新左衛門と鬼頭半兵ヱが共に腕を磨いた道場で、
最後の手合わせをしているところでした。
今までずっと新左衛門に負い目を抱いていた半兵ヱが、
時の将軍・徳川家慶の弟で悪評高き明石藩主・松平斉韶の側用人となり、
初めて新左衛門の上位になれたと言い置き旅立つのですが、その十年後・・・
斉韶の常軌を逸した暴虐ぶりに幕政の行く末を案じた老中が斉韶暗殺を決意し、
お目付役の新左衛門に密命を下すのでした。
そして、新左衛門と主君を守らんとする半兵ヱは戦うこととなり・・・
若かりし島田新左衛門と鬼頭半兵ヱが共に腕を磨いた道場で、
最後の手合わせをしているところでした。
今までずっと新左衛門に負い目を抱いていた半兵ヱが、
時の将軍・徳川家慶の弟で悪評高き明石藩主・松平斉韶の側用人となり、
初めて新左衛門の上位になれたと言い置き旅立つのですが、その十年後・・・
斉韶の常軌を逸した暴虐ぶりに幕政の行く末を案じた老中が斉韶暗殺を決意し、
お目付役の新左衛門に密命を下すのでした。
そして、新左衛門と主君を守らんとする半兵ヱは戦うこととなり・・・
島田新左衛門を演じるのは高橋克典、
彼の時代劇は珍しい上、舞台は13年ぶりだそうですが、
最近は渋味も出て堂々と演じ、
誰にでも信頼を寄せられる上司の新左衛門にピッタリだと思いました。
そして、鬼頭半兵ヱを演じるのは、これが初舞台だそうな坂口憲二、
何でも彼の初舞台ということで、
事務所の先輩である高橋克典が出演を決めたとか!?
すでに東京公演を終えており、初舞台にしては落ち着いて見えましたが、
そこかしこに先輩の気遣いを感じたのはワタシだけかしら?
ましてや昨日は、幕開き早々にカツラが脱げるハプニングがあり、
そんな時も先輩の気の効いたフォローを有難く思ったことでしょう。
ちなみにカーテンコールでの坂口くん、
頭に手をやってからの「ゴメンナサイ」の仕草がとても可愛かったです~
彼の時代劇は珍しい上、舞台は13年ぶりだそうですが、
最近は渋味も出て堂々と演じ、
誰にでも信頼を寄せられる上司の新左衛門にピッタリだと思いました。
そして、鬼頭半兵ヱを演じるのは、これが初舞台だそうな坂口憲二、
何でも彼の初舞台ということで、
事務所の先輩である高橋克典が出演を決めたとか!?
すでに東京公演を終えており、初舞台にしては落ち着いて見えましたが、
そこかしこに先輩の気遣いを感じたのはワタシだけかしら?
ましてや昨日は、幕開き早々にカツラが脱げるハプニングがあり、
そんな時も先輩の気の効いたフォローを有難く思ったことでしょう。
ちなみにカーテンコールでの坂口くん、
頭に手をやってからの「ゴメンナサイ」の仕草がとても可愛かったです~
そしてそんな二人が恋し、新左衛門の妻となった奈緒を演じたのは釈由美子、
彼女もまだ舞台は2度目だそうですが、
武家の奥方としての凛とした美しさを感じました。
また、つくづく上手いな~と見入った西岡德馬、
新左衛門が一番頼りにする倉永左平太を演じてましたが、
セリフ回しといい、動きといい、本当に初老の左平太そのもので、
今更ながらに感心して魅せられておりました~
それから、吾郎ちゃんの名演(怪演)が目に焼き付く斉韶を演じた袴田吉彦、
映画の印象が強過ぎ、チト気の毒に思いましたが、
彼にとっても珍しい悪役だったのでしょうね。
彼女もまだ舞台は2度目だそうですが、
武家の奥方としての凛とした美しさを感じました。
また、つくづく上手いな~と見入った西岡德馬、
新左衛門が一番頼りにする倉永左平太を演じてましたが、
セリフ回しといい、動きといい、本当に初老の左平太そのもので、
今更ながらに感心して魅せられておりました~
それから、吾郎ちゃんの名演(怪演)が目に焼き付く斉韶を演じた袴田吉彦、
映画の印象が強過ぎ、チト気の毒に思いましたが、
彼にとっても珍しい悪役だったのでしょうね。
実のところ、幕間までは眠気と戦っていたわたしですが、
映画ほどでは無いにしろ・・・
サスガに血のりが吹き飛ぶラストの大立ち回りには眠気も吹っ飛び、
舞台装置の上手さに感心しながらジックリ見入ることができました。
映画ほどでは無いにしろ・・・
サスガに血のりが吹き飛ぶラストの大立ち回りには眠気も吹っ飛び、
舞台装置の上手さに感心しながらジックリ見入ることができました。
それにしても、前から2列ほどの観客はビニールシートで覆うほどの血のりの嵐!
あんなに衣装も汚れ、毎回の洗濯も大変だったでしょうね・・・
あんなに衣装も汚れ、毎回の洗濯も大変だったでしょうね・・・
そんなに激しい血しぶきだったんですか!
ううー、すごい・・・。
舞台のほうが迫力あるのかしら。
この話はだんなが映画をDVDで見ていました。
私はいまいち気ノリぜず見ませんでしたが・・・。
そうそう悟郎ちゃんの悪役ぶりが話題になっていましたね。
袴田吉彦くんも大変だったろうなー。
by hirohiro (2012-08-29 16:01)
私はまだ上本町の新歌舞伎座に行った事がありません。映像ではなく、生の舞台は迫力が伝わってきて、いいですね。
by たいちさん (2012-08-29 16:30)
カツラが脱げるとは、舞台ならではのハプニング、やり直しのきかない迫力?ですね。^^
高橋克典、坂口憲二は、侍が似合いそうです。
西岡徳馬は、いまや欠かせない脇役ですね。
by よしあき・ギャラリー (2012-08-29 18:21)
★般若坊さんお立寄りありがとうございます~^^;
★hirohiroさんへ
そうなんです!
舞台であそこまでは珍しいですね・・・
あっでも、やはり映画には負けますが~(^^ゞ
それから殿の暴虐ぶりもやはり、
映画の方が凄みがありましたね。
何てったって~映画はアップがありますからね!
by collet (2012-08-30 14:01)
★たいちさんへ
新歌舞伎座はこじんまりして観やすいですよ。
それから舞台の場合、やはり席次第ですね。
あまりにも後ろになると表情が解りませんものね~(^^ゞ
★wattanaさんお立寄りありがとうございます!
by collet (2012-08-30 14:04)
★よしあきさんへ
>やり直しのきかない迫力?ですね
本当に!始まった早々のことでどうなるかと心配しましたが、
二人して「どこからやる?」なんて話して~
でも滅多に見れないモノが見れて面白かったです~(~o~)
>西岡徳馬は、いまや欠かせない脇役ですね
とにかく舞台数の多い俳優で、わたしも結構見てますが、
どんな役でも素晴らしいのひと言ですね・・・
★takanobuさんお立寄りありがとうございます~^^;
by collet (2012-08-30 14:10)
★ソニックマイヅルさんお立寄りありがとうございます!
★マチャさんもありがとうございます~^^;
by collet (2012-08-30 14:11)
武道研究かによると、当時は刀はゴルフや野球のバットのように両手をくっつけて握っていたんですよ。
手を離して握るのは、軽い竹刀を扱うようになったからです・・・。(笑)
by 降龍十八掌 (2012-08-31 13:35)
★降龍さんへ
そーなんですね!
では、この舞台での構えも偽りアリですね!
舞台監督さん、ご存じなかったんだわね~(^^ゞ
★Ritaさんお立寄りありがとうございます~^^;
by collet (2012-09-01 12:22)
そうですか…カツラが落ちましたか…。まあ、舞台だから
そんなこともあるんでしょうねぇ〜。
みなさん、声は出ていましたか?釈さんと大丈夫だった?
ラストの血糊の吹き飛ぶラスト…ってのが、見たいような見たくない
ような…。
by みんこ (2012-09-09 01:48)
★みんこさんへ
舞台ではハプニングも珍しくないけど、
今回のはビックリしましたね~
まあ、一番驚いたのは、坂口くん本人でしょうが・・・
それから、声の方は皆、意外にも?大丈夫でしたよ。
特に高橋克典なんて、押さえ目の声がステキでした~(*^^)v
by collet (2012-09-09 13:34)
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 職務履歴書の書き方 (2012-12-16 14:44)
★職務履歴書の書き方さんへ
お立寄りとコメントをありがとうございます~^^;
by collet (2012-12-16 15:57)