あっという間の１０月・・・

今年の１０月も早、過ぎようとしてますが、
わたしにとって、今年ほどにバタバタと落ち着かない１０月は初めてです。
とにかく３年前、道路脇の木々の移ろいを感じながら車を走らせ、
毎朝、放射線治療に通ったあの時よりも落ち着かず・・・

勿論、前半こそはお店の１０周年で心も軽くバタバタと過ごせましたが、
それが済み、ヤレヤレと思ったのもつかの間、
今度は心身ともに疲れ果てるバタバタがやって来ようとは・・・

あちらこちらにコスモスが咲き乱れる秋晴れのある日、
姉に連れられ散歩に出掛けた母が、気分良く帰って来て、
姉が玄関のカギを開けようと手を離した途端、何をしようとしたのか？
前にあるモノを触ろうとして転んでしまったのでした。

何分、９５歳という高齢です。
転んだら最後！？大事になるということは以前から、
本人はもとより皆、重々承知していたことですが、
いくら注意していても起こる時は起るんですね。
案の定、大腿骨骨折という最悪のパターンで、
急遽入院し、痛みを取るために手術を受けることになったのです。
そして高齢の為、入院したその日から２４時間の付き添いが始まり、
姉妹４人が交替しながらそれはまだ続いています・・・

それで手術の方は、高齢と喘息のため一抹の不安を抱きつつも、
お陰さまで何事も起こらず無事に済み、ホッと胸を撫で下ろしたのですが、
やはりあのトシでは、高齢患者によくある精神状態に問題が生じ、
そちらの心配やら、これからのリハビリについてなど気の休む時がなく、
何とも鬱々とした１０月後半を送っていたのでした。

それが昨日、たとえひと時でも・・・
今までの鬱陶しい気分を一掃してくれる出来事がありました。
いつもわたしのお誕生日にお花を贈って下さる方から今年も届いたのです。
何とも可愛い、滅入る気分も明るくなる色とりどりのバラが２２本～
箱を開けて見た時、思わず「可愛い～～」と声が出て、
母の入院もご存じのその方の心遣いがとても嬉しく有難く・・・
感激しながらすぐさま、上ずった声で留守電にお礼を入れたのですが、
あまりにも興奮し過ぎて自分の名前を言うのも忘れたほどでした。

その日の朝、付き添い中の姉からのメールで、
ようやく自分の誕生日に気付くほどに頭の中はそれどころじゃなかったけど、
こんな楽しく嬉しいひと時を与えてくださったpipiさんに心より感謝して、
今も芳しいバラの香りに癒されているわたしです・・・

そして最後に、いつもお立寄り下さるブログ仲間の皆さまには、
近況報告するつもりがかえって心配をおかけする内容となりゴメンナサイ！
でも、我々姉妹にとっては、父に続いて２度目の経験ということで、
ある程度の心得もあり、一致団結乗り切ろうと気合いを入れ直しています。
なのでどうぞ、過分なご心配は無用ですよ～！
それと、今回はお返事がいつになるか解りませんので、
コメント欄は勝手ながら閉じさせていただきますね。

さて、今夜の付き添い当番頑張るそ～～
あっ、晩ごはんはナニにしよっかなァ

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