篤姫第27話「徳川の妻」 [ドラマ「篤姫」]
大奥への輿入れから1年6ヶ月経ち、ようやく大きなことに気付く篤姫
聡明な篤姫にしては、もっと早くにできたであろうと思うのですが、
やはり、父との約束が心の中に大きく圧し掛かっていたのでしょう。
聡明な篤姫にしては、もっと早くにできたであろうと思うのですが、
やはり、父との約束が心の中に大きく圧し掛かっていたのでしょう。
そして、そんな篤姫に最初に気付かせたのは大奥御年寄滝山でした。
演じているのは稲森いずみと、わたしが描く滝山のイメージからはチト若いのですが、
冷静沈着な千人はいるという大奥の女たちのトップとして、
落ち着いた物腰で表情も抑え目に好演していると思います。
演じているのは稲森いずみと、わたしが描く滝山のイメージからはチト若いのですが、
冷静沈着な千人はいるという大奥の女たちのトップとして、
落ち着いた物腰で表情も抑え目に好演していると思います。
それで、この滝山なのですが、
14歳の時から大奥に上がり、お末女中から着々とキャリアを重ね、
最終的には勤続50年で4代の将軍に仕えたというバリバリのキャリアウーマンです。
そして、江戸城明け渡し時には、最後に大奥の錠を閉め、出て行く人で、
徳川家への忠誠心は人一倍強いと思うのです。
ですから、演じる稲森さんもインタビューでおこたえですが、
わたしもいわゆる大奥っぽい?妬みや嫉妬などとは関係なく、
ただひたすらに、徳川家のためにと自分の仕事を全うし、
篤姫や本寿院にも接していたのだと思うのです・・・
14歳の時から大奥に上がり、お末女中から着々とキャリアを重ね、
最終的には勤続50年で4代の将軍に仕えたというバリバリのキャリアウーマンです。
そして、江戸城明け渡し時には、最後に大奥の錠を閉め、出て行く人で、
徳川家への忠誠心は人一倍強いと思うのです。
ですから、演じる稲森さんもインタビューでおこたえですが、
わたしもいわゆる大奥っぽい?妬みや嫉妬などとは関係なく、
ただひたすらに、徳川家のためにと自分の仕事を全うし、
篤姫や本寿院にも接していたのだと思うのです・・・
そして、今回、その滝山が同じ紀州派の井伊直弼を大老にするためにと、
嘆願書を携え、篤姫にも連名を願い出るのです。
この嘆願書は薩摩から先に出された建白書に対抗しての策なんですね。
嘆願書を携え、篤姫にも連名を願い出るのです。
この嘆願書は薩摩から先に出された建白書に対抗しての策なんですね。
ただね、わたし達は知っている~~
だって、社会科の授業で教わりましたもんね!
あの安政の大獄の井伊直弼ですよ~こわい人ですよ~
あっ、でもこの時にはまだ誰も知らない!
ということで、話を戻し・・・
だって、社会科の授業で教わりましたもんね!
あの安政の大獄の井伊直弼ですよ~こわい人ですよ~
あっ、でもこの時にはまだ誰も知らない!
ということで、話を戻し・・・
この滝山の行動はなかなか思い切った行動ですよね。
だって、御台所は反対派である一橋派だと知っての上でのことですから!
でも、この時、滝山には多少の勝算があったと思うのです。
輿入れしてきてからの篤姫を見て、普通の姫とは違う!?と、
何か感じるところもあったのではと・・・
そして、かたや篤姫もこの時の滝山に大事な事を気付かされるんですよね。
だって、御台所は反対派である一橋派だと知っての上でのことですから!
でも、この時、滝山には多少の勝算があったと思うのです。
輿入れしてきてからの篤姫を見て、普通の姫とは違う!?と、
何か感じるところもあったのではと・・・
そして、かたや篤姫もこの時の滝山に大事な事を気付かされるんですよね。
御台様は最早、徳川将軍家のお方でございます。
徳川家大奥一千人の主として充分にお考えくださいませ。
徳川家大奥一千人の主として充分にお考えくださいませ。
いくら、実家の父が反対派でも最早、自分は徳川家に嫁いだ身、
ならば、徳川家の為に良かれを1番に考えるのが真ではないか・・・
だって、物心ついた時から菊本に口すっぱく教えられてたんですよ~
ならば、徳川家の為に良かれを1番に考えるのが真ではないか・・・
だって、物心ついた時から菊本に口すっぱく教えられてたんですよ~
女の道は一本道!!
島津の父には、ただの分家の娘をこんな地位にまで上らせてくれた大恩はあるけれど、
いまや自分は徳川家の人間です・・・
ましてや、愛する夫家定にも、家族のために徳川家を守りたいなんて言われちゃね~
もう、夫に従うのは当たり前!!
いまや自分は徳川家の人間です・・・
ましてや、愛する夫家定にも、家族のために徳川家を守りたいなんて言われちゃね~
もう、夫に従うのは当たり前!!
嫁いだからには夫と家を守り立てるもの、それが家族というもの、
ひたすら徳川将軍家の者として生きていくと、決意するのです。
ひたすら徳川将軍家の者として生きていくと、決意するのです。
ただね、こんなに熱く決意した篤姫とは違い、
6年の月日、苦楽を共にした1番の頼りの幾島は違うんですよね。
彼女はただただ、斉彬への忠誠心だけなんですよね・・・
あの幾島が悔しがり、篤姫が「許せ」と謝るシーン、良かったですね~
わたしも彼女達と一緒に涙してました・・・
ああ、ボツボツ幾島との別れもきそうですね・・・
6年の月日、苦楽を共にした1番の頼りの幾島は違うんですよね。
彼女はただただ、斉彬への忠誠心だけなんですよね・・・
あの幾島が悔しがり、篤姫が「許せ」と謝るシーン、良かったですね~
わたしも彼女達と一緒に涙してました・・・
ああ、ボツボツ幾島との別れもきそうですね・・・
そして、終生、徳川の妻として生きると決意した篤姫だからこそ、
この後、嫁として迎えた和宮にも同じようにと思うのでしょうね・・・
この後、嫁として迎えた和宮にも同じようにと思うのでしょうね・・・
あ~~、それにしても来週は・・・
それにしてもよく観察していますね(前も言ったかな?)
女心とはかくあるべし・・・その原点ですか?
>嫁いだからには夫と家を守り立てるもの、それが家族というもの、
ひたすら徳川将軍家の者として生きていくと、決意するのです。
・・・女は男より3歩下がって影を踏み・・・この世界なのかな~~
最近ではこの教えと言うか原点は、崩壊していますよね。
いいことか悪いことかは分からないけれど、自律している女性が多くなっていることは事実。
うちの奥さんなんて、その典型かもね^^;
夫に従い守っていくなんて気持ち、微塵もないと思う。
お互いに自律して、お互いが必要な時に助け合う関係?
すごくDRYな関係です・・・ハイ(苦笑・涙)
by sarahe (2008-07-07 15:42)
たいていのドラマがそうであるように、週を重ねるごとに主演の女優さんがきれいになるような気がします。
「表」へと向かい、疾風のように次から次へと戸を開けていく篤姫の吹っ切れたすがすがしい表情、心に秘めた固い決意... よかったです。
もうすぐ碁盤を挟んでのシ-ンが見られなくなるのは残念です。
by 雀翁 (2008-07-07 17:46)
お~~い、saraheさんや~い!
篤姫の頃と今を一緒にしちゃあ、奥さんがお気の毒~(~_~;)
それに今は立派に妻も働いてるわけで・・・
ましてや、そんな妻だから夫の自由も認めてる!
でなきゃ、夢だけに終わっちゃいますよ~~通訳士!!
素敵に自立した奥さんに感謝して、夢に向かってゴー!!(^^)!
>お互いに自律して、お互いが必要な時に助け合う関係
男も女も今じゃ、コレが1番のようですね・・・
あっ、やっぱり女の方がこんな気持ちは強いかな!?
by collet (2008-07-07 17:51)
★雀翁さんへ
あおいちゃん、綺麗ですね~可愛いですね~~
薩摩にいた頃には色黒だったのに、今は嘘みたいです~(~_~;)
それにあの振袖姿が本当に似合ってて!
あの仲睦まじい碁盤のシーンと同じく、
華やかな着物姿が見られなくなるのは寂しいです・・・
あ~、来週は待ち遠しいような早く来て欲しくないようなで複雑ですわ~
by collet (2008-07-07 18:03)
今回は篤姫と家定のシーンで涙していた私。
でも、滝山、いわれてみれば民放の滝山と違い
どろどろした感じがなくて、あくまで「仕事」に徹する
女性に描かれていていいですねー。
見ているほうも、「紀州派」である敵方という目でみれないんですよ。
大奥の鍵を最後に閉める役までしていたとは知りませんでした。
いっぽうであれほど頼れる強い女だった幾島が
自分の使命を果たせない悔しさに泣き崩れるシーン。
篤姫の苦境を助けてきた存在だっただけに
見ていて辛かったー。
篤姫の気持ちとはうらはらに、自分の大事なひとが
次々と離れていくのが切ないです・・・。
by hirohiro (2008-07-07 18:51)
稲森いずみ、いいですね。
そして私も今回「許せ幾島」に泣きました。
だって幾島も言っていたけれど、
彼女はこのためにずっと苦労してきたのですからね。
どちらも忠誠心ですから、辛いことです。
宮尾登美子さんは、潔い女性が大好きで
そういう女性を主人公にしたものが多いですが、
昔この本を読んだとき、最後まで徳川の立場にいた篤姫に
ものすごく感動しました。
篤姫が今生きていたらモンスターペアレントなどを
どう思うでしょうね~?(~_~;)
それから「篤姫」を読んで、
和宮のイメージが変わったのもよく覚えていますよ。
彼女の話はよく扱われるけれど、
大抵徳川側が悪く描かれますからね。
ああ~来週は・・・同じく涙
竜馬登場までまだしばらくかかりそうだしさ~^^;
by 虹子 (2008-07-07 23:00)
★hirohiroさんへ
民放のは観てないのですが、こちらの滝山は完全に仕事人間のようですね。
とにもかくにも、徳川家のためにとの考えでしょう。
だから、徳川の人となった篤姫とはこれから関係がよくなると思いますよ。
考えたら、幾島も滝山と同じ仕事人間ですよね。
そう思うと、本当に気の毒でした。
松坂さん、お腹のソコから悔しそうで・・・
あのシーンは見ていてグッときました。
ましてや、夕方のようなイメージで、
障子を通した光に侘しさを感じて・・・(ーー;)
>次々と離れていくのが切ないです・・・
その中で遠くに離れていても、
ずっと篤姫だけを心配している帯刀は健気ですよね。
この二人って、またいつか逢うことあるのかな~逢わせてほしいな!
わたしの願望で~す!(^^)!
★虹子さんへ
今回、ここで滝山に注目しましたが、ドラマではそんなに深く描いてませんでしたね。
それがちょっと残念で・・・
わたしはもう少し、滝山という人を表してほしかったのですが~
>和宮のイメージが変わったのもよく覚えていますよ
そうそう、わたしもそうです!
嫁に来たというのではありませんものね。
まあ、回りの侍従にも問題があったのでしょうが、
とにかく、自覚がない・・・(>_<)
それと、慶喜もその一人で!
最初、驚きました~今までのイメージと違いすぎて!
それに慶喜というと、モッ君を思い出して~
今回の慶喜役は平幹二郎と佐久間良子の息子さんだそうですが、
どうも好みではないですね~(~_~;)
by collet (2008-07-08 13:29)
今回も見どころ満載な回でしたね。
他のドラマの三話〜四話分くらいの濃い内容だったと思います。
言葉のひとつひとつが胸にしみてきました。
次回はついに…。
すでに録画予約してあります。
by takanobu (2008-07-09 04:21)
>他のドラマの三話〜四話分くらいの濃い内容
★takanobuさんへ
本当にそうですね!
それで滝山の描き方が寂しく感じたのでしょうね(~_~;)
でも中味が濃くって、
篤姫を心から心配する帯刀にもグッときましたよ~
次回・・・見たいような見たくないようなで・・・
辛いですね~
★takemoviesさん、はじめまして!
niceをありがとうございます~
by collet (2008-07-09 12:56)
私も毎週楽しみに観ています。将軍たる夫の死期が、遅れることを祈っていますね。
by たいちさん (2008-07-09 15:38)
来週で家定の出演がなくなると、急にお話も暗くなりそうで・・・
やはり、ほのぼのと明るくないと、視聴率にも影響するでしょうしね~
なんか関係者じゃないけど心配になってきましたよ~(~_~;)
あおいちゃん、ガンバレ~~
by collet (2008-07-09 17:37)
滝山は幾島を通じて賄賂を千両も、もらっていたそうです。(今の一億円ぐらい)
それにしても、そもそも御台を送り込んで世継ぎを変えようなんてこと自体がムリムリだと思うのですが、それをいうとドラマになりませんね。
豹変した篤姫ですが、単純に考えて、幾島が怒るももっともだと思いました。使命を投げられたんでは、たまりませんわ・・・
by 降龍十八掌 (2008-07-09 23:02)
!(@_@;)!
それは知りませんでした!
それにしても、1億円も~~じゃあ、老後は悠々でしたね~
そうそう、考えたら斉彬も無茶な事しますよね、
結局は自分が天下をとりたかったのでしょうね。
でも、篤姫もやはり女で・・・
それまで恋を知らなかったから余計にだったのではないでしょうか?
斉彬もそんな女心は見抜けなかった!ということでしょう^^;
by collet (2008-07-10 13:02)