『ゴンゾウ～伝説の刑事～』

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水曜日、夜９時・・・みなさんは何の番組をご覧でしょう？
わたしは先週から、TV朝日で始まったこのドラマを観ています。
タイトルを聞いて、一瞬、強面のオッサンが主人公かと思っていたのですが・・・

なんでもゴンゾウとは、刑事仲間のうちで使われる隠語だそうで、
能力や経験があるのに、あえて働かない警官のことだそうです。
そういうわけで、このドラマは刑事が主人公でして、
架空の警視庁井の頭署が舞台です。

出演はそのゴンゾウと呼ばれる男、黒木俊英に内野聖陽
いえね、何を隠そう・・・って、隠すことなんかないのですが～
彼はわたしの贔屓俳優の１人でして、主演が彼だと知り見始めた次第です。
ただ、いくら贔屓でも内容が気に入らなければ観ないのですが、
第１話からテンポもよく、刑事物ですから勿論わたしの好きな推理もありで、
あっという間の１時間だったのです。

そこで、ご覧でない方のために、先週と今週の内容を紹介しますと・・・
以前は捜査一課のエースとして活躍していた黒木ですが、
どうやら３年前に起った事件をきっかけに心の病を患ったようです。
それで、今は現場から退き、備品係として気軽な毎日を送っていたのですが、
同僚の婦人警官鶴（本仮屋ユイカ）が巻き込まれた事件・・・
雨の日に起った、鶴とヴァイオリニストのもなみが銃撃された事件なのですが、
その捜査チームに無理矢理入ることになったのです。

とにかく、もなみが死んじゃったし、警官の鶴が撃たれたものですから、
警察としては総力をあげて解決しなきゃいけないワケです！
それで、井の頭署に特別捜査本部が設けられ、
警視庁捜査一課１３係という赤いバッチを誇らしげにつけた精鋭部隊がやって来たのです。

この精鋭部隊を率いるのが、かつては黒木の部下だった佐久間（筒井道隆）です。
若いのですが大変なやり手で、みんなからは一目置かれています。
でも、嫌味なヤツで黒木をバカにしてるんですよね～
この役を演じてる筒井道隆にとっては、今までとは全く違う役柄への挑戦のようです。

でね、この佐久間が嫌がる黒木をチームに加えるのですが、その真意は何か？
また、３年前に起った事件とは何か？
そして肝心の銃撃事件の犯人は誰か？
これをこれから推理しながら見るわけです～
うふふふふふ、好きなんですよね～こーゆーの！

それから、他の出演者も個性的な方が多く、
まず、一風変わった精神科医の松尾先生に大塚寧々、
黒木の主治医でもあったようですが、署に併設された被災者心のケアの先生です。
彼女も最近は個性的な役が多いですが、今回でもその線ですね。
そして、ベテラン刑事の寺さんに綿引勝彦、
彼の捜査中の怪我により、その穴埋めとして黒木がチームに入ることに・・・
で、寺さんに怪我を負わせてしまった若い刑事日比野に高橋一生、
日比野は捜査一課に入るのが夢なんですが、
今回のチームにも入れてもらえなくて、ちょっと、イジケテます。
ましてや、以前の黒木を知らないものでエラソウな物言いなの～
そして黒木と同じ備品係の女子事務員ルミ子に吉本菜穂子、
同じ仕事場ということで、黒木と一緒にいることが多いのですが、
この吉本さんと内野さんの芝居の息がピッタリで！
まるで舞台を観ているような錯覚を起こさせ、
台詞の面白さもあって、ついつい笑ってしまいます。
あっ、でも来週から備品係じゃなくなるんだった！あ～、残念！！

さて、来週からは黒木も捜査チームの一員となっての登場ですが、
彼の隠された能力とやらはいつ見られるのでしょう？
まるで水戸黄門の「これが目に入らぬか～」状態ですよ～
あ～、なんだかワクワクするわ～～

なお、主題歌が男性が主人公の刑事物にしては珍しい？
小谷美紗子ちゃんが歌う「Who」なのですが、
意外にピッタリとハマリ、気に入ってま～す

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