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祝★古沢良太★向田邦子賞受賞! [ドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事~」]

先週、授賞式がありましたが、今年の向田邦子賞を受賞したのは、
昨年の7月11日から9月10日まで10話を放送した、
テレビ朝日のゴンゾウ~伝説の刑事を書き下ろした古沢良太こさわりょうたさんでした。

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そもそもこの向田邦子賞とは、数々の人気作品を世に残した脚本家であり、
直木賞作家でもあった向田邦子が1981年の飛行機事故での死後、
彼女の業績を称え制定された、優れたTVドラマの脚本家に与えられる賞なんですね。
そして受賞者にはこれまでにも、市川森一、山田太一、倉本聰と、
日本を代表する名だたる脚本家の名前があるのですが、
そんな重鎮達と並んで、今回は古沢良太さんが受賞したということです。

ましてやその受賞対象作品が昨年の夏、
わたしが毎週、楽しみに観ていた「ゴンゾウ~伝説の刑事」です。
いやぁ~、嬉しいですね~[揺れるハート]
きっと、主役のゴンゾウを演じた内野聖陽をはじめ、
この番組に関わった方、全員が喜んでらっしゃるでしょうが、
一視聴者であった我々もその喜びを分かち合いたいですよね。

とにかく、わたしも第1話からテンポもよく、話の面白さに引き込まれましたが、
ただの犯人追求の刑事ドラマになっていなかった所も興味深かったですね。
というのは、主役のゴンゾウが精神を病んだ刑事ということで、
その彼の人間ドラマでもありましたものね。
そして、10話を通して誰が真犯人か判らず、観ていても決して飽きることがありませんでした。

古沢さんとしては、犯人当てがアホらしくなる人間ドラマを目指したそうで、
今までの刑事ドラマでよくあった、事件の謎解きよりも、
主役であるゴンゾウの心理描写に重点を置き、真犯人の登場も終盤までなく、
刑事ドラマの「型」を壊すことを心掛けたと語っていましたが、
確かにその通り!今までにない一風変った刑事ドラマで、
これがオリジナル脚本だと知った時、ちょっと驚いたのを覚えています。

そして、今回の受賞でこれも初めて知ったのですが・・・
ナント!彼はまだ今年で36歳だとか~!![がく~(落胆した顔)]
ハァ~そんなお若いとは思いもよらず・・・[あせあせ(飛び散る汗)]
だって、日本アカデミー賞を受賞した映画ALWAYS 三丁目の夕日での、
何とも懐かしい昭和やただ今、公開中の60歳のラブレターの高齢者を描いた作品など、
てっきりお年を召した方の脚本だと思い込んでいたのですもの!
いやぁ~その意味では、今回こんな若い方だと知り、
これから益々彼への期待が膨らむというものです。

昨今の邦画界には秀作が多いと邦画人気が高まっているようです。
やはり映画にしてもドラマにしても、作品作りの第1歩は脚本だと思います。
その大事な脚本家にこんな若くて才能豊かな方がいるとは、
こりゃ、日本の未来は当分明るいということでしょうか~~[ぴかぴか(新しい)]

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ゴンゾウ~伝説の刑事~最終話 [ドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事~」]

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昨夜のゴンゾウ最終話、ご覧になりましたか?
わたしは勿論、先週より楽しみにして観たのですが、
先週のラス前のストーリーがあまりにも面白かったもので、
この最終話はきっとそれよりも面白いだろうと、期待が膨らみ過ぎていたようです。
そういうわけで、先週ほどの面白味は感じなかったのですが、
でもと言うか、やはり・・・[ひらめき]
ありましたね~、最終話にしての思いがけない新しい真実が!

なんと、あの黒木の主治医である、大塚寧々扮する精神科医の理沙先生は、
真犯人である乙部の主治医でもあったとは!
そして、黒木の傍にいるQ太郎は乙部が飼っていたモーゼですって!!

まあ、そんな関係から急に理沙先生がスポットを浴びることとなり、
佐久間には黒木が事件解決後に自殺するからと、犯人逮捕の場には行かせぬように頼み、
ホッとする間もなく、今度は久しぶりに現れた患者の乙部に・・・

以前、理沙先生は「人を愛するにはどうしたらいいか」と乙部に訊ねられたんですよね。
それでその時に「ただ、愛を与えれば必ず愛はかえってくる」と答えたのです。
でも、「教えられた通りにしたのに上手くいかなかった」と言う乙部は、
自殺した母の言う通り、やはりこの世界に愛なんかないと、
自分を騙した理沙先生も同罪とし、銃を突き付けるのです。
そして、あわや!というところに昔通りの勘を働かせた黒木が現れ・・・

銃弾が首をかすめ、真っ赤な血が吹き飛んだシーンにはタマゲましたが、[がく~(落胆した顔)]
あれからの黒木のセリフがよかったですね~
「愛に裏切りはない、この世界は愛で溢れてるよ」と、優しく言いながら、
このドラマに登場した人々の愛を話すんですよね。
でもね、あの程度のことで、
「なんか、ごめんなさい」は無理があるのでは?とも思ったのですが、
あの後の黒木がと~ってもカッコ良かったのでヨシとしますわ~~[揺れるハート]

前方へ1回転して、自殺しようとする乙部のわき腹に、例の足につけてた銃で発砲する!
まあ、あまりにも素早い動きで1回見ただけじゃ分かりませんでしたが、
まるでアクション映画のワンシーンのようで、なんともカッコイイ~~[ぴかぴか(新しい)]
ホラ、そこのあなたもそう思ったでしょ!
あっ、もちろん杏子も思ったでしょうね~「生きていいのよ」って・・・

そして、もう一つのわたしの謎です・・・筒井道隆扮する佐久間です。
彼が無理矢理、黒木を現場に引き戻した理由は何か?
どうも、母の件だけではなさそうでずっと不思議だったのですが、
最後に真意を吐露しましたね。

黒木に代わり、13係で活躍してきたが、いつも黒木の亡霊と戦っていたと、
それで亡霊には無理でも生身なら戦えると、無理矢理現場に復帰させた。
でも、結局は黒木は自分より、もう一つ上をいっていた・・・

黒木の凄さをまたしても実感させられたようですが、
「いつか勝ちます」と言った佐久間も何か吹っ切れたようで良かったですね。

このドラマ、たったの10話でしたが自分でも推理しながら、わくわくヒヤヒヤ楽しめました。
ましてや、主役が贔屓の内野聖陽ですから余計にね!
彼もたくさんの作品でいろんな役を演じていますが、
今回の黒木はまた新しい彼を発見したようで、新鮮でした。
そして、脇役の方々も皆さん演技派俳優で見応えがありました。
それと、なんといっても脚本の面白さを感じました。
脚本の古沢良太さんの書き下ろしだそうですが、
内野さんが紹介していたように、今度小説化するそうですね。
また、機会があれば読んでみようかと思いますが、
結末を知ってるだけに・・・どうしょうかと迷うところですね・・・[ふらふら]

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『ゴンゾウ~伝説の刑事~』第9話 [ドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事~」]

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エエ~!ちょ、ちょっと~![がく~(落胆した顔)]
あの乙部は3年前の杏子が亡くなった事件に関係してたんですかィ~!?

ラス前の9話・・・
初っ端から意外な展開で、どうやら今回の天野もなみ殺害事件の犯人と、
3年前の黒木が愛した杏子を殺害した犯人とは同一人物のようですよ~[ひらめき]

もなみ殺害事件の真犯人を捕まえるために、
たった4人だけの捜査チームが結成されました。
その中で、寺さんを傷つけた飯塚の姉早苗が重要参考人として浮かび上がり、
見つかった早苗の供述から意外な男に似た似顔絵が描かれます・・・

このドラマの最終回がどんな終わり方になるのか、予想だにできませんが
どうやら、先週わたしが真犯人として挙げた人物で合ってたようです・・・[手(チョキ)]
それにしても、3年前の事件の事なんて、
介護中の母との温泉行きを計画してる佐久間同様、
わたしもすでに決着した事件だと思い、スッカリ忘れていましたわ![ふらふら]

ふぅ~ん、あの杏子を殺した人間と天野もなみを殺した人間は同一人物だったんですね~
でもいったいどんな繋がりがあったのでしょう?
わたしの頭じゃ、まだまだ謎は残っています・・・

まず、杏子とカレはどういう関係だったのか?
黒木の存在を嫉妬するような間柄だったのでしょうか?
杏子は食い物にするヤクザから救ってくれたと言っていましたが・・・
そして、どうして早苗に近付いたのでしょう?
早苗に近付かなければ、もなみの存在を知ることはなかったのか?
あっ、いいえ、もなみとはすでに知り合いだったのか?
それと杏子の件とは違い、もなみには黒木との接点はありませんし~[むかっ(怒り)]
あ~、ダメだ!わたしの思考回路じゃ解明できません!

それにしても、このラス前の9話、とっても面白かったですね~
まさかこんな筋書きだとは思いもよりませんでした!
とにかく話に付いていこうと、あまりにもドラマに入り込んでいて、
気が付いたら小谷美紗子ちゃんの「Who-08-」のエンディングテーマが流れ[るんるん]
エエ~ッ、もう終わり!?と一瞬時計に目をやったほど!
本当にあっという間の一時間あまりでした。
いやはや「篤姫」もそうですが、なかなかないですよ~[ぴかぴか(新しい)]
こんな時間をも忘れさせてくれるドラマなんて!

さて、次回の最終回はどんな展開になるのでしょう?
複雑に絡み合った糸がスッキリ解けるであろう楽しみと共に、
わたしとしては、予告編で血に染まった黒木が気になるのですが・・・

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『ゴンゾウ~伝説の刑事~』第8話 [ドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事~」]

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昨夜の第8話、ご覧になりましたか?
話が入り込んでますます面白くなりましたね!
もう、ワクワクしながら見ましたが、ちょっとその前に・・・

内野ファンの皆さん~良かったですね!
昨日の[TV]「徹子の部屋」もちろんご覧になりましたよね!?
わたしも昨夜、ゴンゾウが始まる前にと、サッカーを観るのをやめ録画を見ましたよ~[揺れるハート]
汗っかきの彼が汗を拭き拭きお喋りしていましたが、
彼の素顔を垣間見れ、短い時間でしたがとても楽しかったです。
それにあのベガーズ・オペラの舞台も少しだけでしたが見ることができ、
あの舞台の楽しさを思い出し、もう一度観たくなりました~[ぴかぴか(新しい)]
あっ、そうそうあの舞台をご覧になった徹子さんもベタ褒めでしたね!
あ~~、ますますまた観たくなってきた~~~

そして、次なる舞台の紹介もありましたが、
次は1930年に書かれたノエル・カワードの戯曲を、
「ベガーズ・オペラ」と同じジョン・ケアードが演出するラブコメ私生活です。
もちろんわたしも見に行きますよ~[手(チョキ)]とにかく脚本が素晴らしいとのこと!
今からとても楽しみにしています。
共演は文学座の同期である寺嶋しのぶ
そしてわたしのご贔屓、劇団☆新感線の橋本じゅん
ドラマ篤姫で重野を演じる蛍ちゃんこと中嶋朋子の4人です。

CIMG5136.JPG 興味がおありの方はぜひ、こちら


さて、宣伝もしたことだし、ここからはゴンゾウのお話にはいりますね~
なお、偶然に虹子さんもゴンゾウの記事をアップなさっていたので、
宜しければ、合わせてお読みいただけますか?

黒木が退院し井の頭署に来てみれば、
天野もなみ殺害事件はテレビでの記者会見もすませ、すっかり片付いたようでした。
そしてそれを知った黒木はまた以前のように、もう、刑事は無理だと備品係に戻るのです。
ただ、以前のような毎日を送りながら、
黒木は、どうしても岡林に銃を突き付けられた時の彼の目が忘れられないでいたのです。
そんな時、自分を助けてくれた佐久間に礼を言おうと彼を訪ねていき、
彼の母との会話から3年前の出来事を思い出し、唖然とするのです・・・

やはり佐久間は黒木を怨んでいたのでしょうか?
そんなの前もって、打つ手はイッパイあったのに~ブツブツ
あれじゃあ、黒木としては刑事としての自信を失った上に、
追いかぶさるようなダブルショックですもんね~[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]
もう、死ぬっきゃないでしょう!?

でも、こめかみに当てた銃口からは弾は出ず・・・

このシーン、役者内野の真骨頂でした!
見てるわたしは、弾が飛び出るのではないかとヒヤヒヤしながら、
彼の狂気手前の演技に魅せられました。[揺れるハート]
それにしても、あの時右足首に着けた銃はこの後何に使われるのでしょう?

そして、以前と同じ生活に戻ろうとした矢先、ひょんなことから、
解決したはずの天野もなみ事件に関する新しい手がかりが見つかるのです。

ここからですね~このドラマが益々面白くなるのは!
その手がかりから、今までこのドラマに登場した怪しい人物達と微妙に絡んでいき、
話はややこしくなりながら、核心に迫っていくようです・・・[ひらめき]
あ~、面白い!よく出来た脚本だ~と感心しながら見ましたが、
何となく、先が読めてきた方もいらっしゃるのでは?
そこでわたしの推理などお話してもいいでしょうか?

まず、天野もなみを殺害した真犯人は・・・
黒木に協力し、彼を岡林に紹介した乙部功ではないでしょうか?
ほら、内田朝陽が演じ、鶴ちゃんと交際してるあの彼です。
だって、7話で鶴ちゃん「無事に逮捕状がおりました。」って携帯電話で言ってたもん!
でね、彼には飯塚早苗がどのようにかは分かりませんが絡んでますね・・・きっと!

な~んて思いながら、ひとり推理して楽しんでいたのですが、
きっと来週からは・・・
復帰した寺さんという心強い仲間を得た黒木達が解決してくれることでしょう。

このドラマもあと2話でお終いですが、どんなラストが待っているのか?楽しみですね!

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『ゴンゾウ~伝説の刑事~』第7話までを観て [ドラマ「ゴンゾウ~伝説の刑事~」]

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7月から始まったこのドラマも早、第7話まで終了しました。
そしてここへきてようやく、以前1、2話を観ての感想をお話した時に、
3つの謎があると言った、そのうちの2つが判明したようです・・・

その2つとは、まず3年前に起った事件・・・
つまり黒木がゴンゾウと呼ばれるようになった原因の事件です。

当時の黒木は、捜査一課のお荷物とまで言われていた7係を躍進させた立役者として、
昇進の話が持ち上がるほどの敏腕刑事でした。
それがある事件の重要参考人である娼婦の杏子の身元を知り、愕然とします。
その杏子こそ、自分が巡査だった頃、一家心中から救った少女だったからです。
それも、天涯孤独となり施設に入った杏子に、
「困った時にはいつでも助けにくるから」なんて言っといてそのままだったから・・・
そんな心も体もボロボロになった杏子を黒木はいつしか愛し始め、プロポーズするのです。
その時なんですよね、杏子に「もう一人になりたくないから、危険な刑事は辞めて」と言われ、
「なら備品係になる」と言うのは・・・
でも、その大事な杏子を犯人を捕まえたいがために一人にしてしまい、殺されてしまうのです。
あんなに一人になりたくないと言ってたのに一人にして・・・
そのショックが原因で、少女時代の杏子の幻影をみるようになった黒木は
心の病にかかり自殺未遂を起こしたのです・・・

まあ、多分こんなストーリーかな~と予測はしていたのですが、[あせあせ(飛び散る汗)]
わたしとしては余りにも黒木が杏子を愛し始めたのが早かったもので、
ちょっと不思議に思ってたんですよね。本当に愛していたのか?と、[ふらふら]
でも黒木はきっと、杏子を自責の念にかられながらも本当に愛してしまったんでしょうね。
だからこそ、心の安定に狂いを生じてしまったのでしょう・・・

ところで、この黒木の愛した杏子を演じた池脇千鶴ちゃん、
彼女を見たのは久しぶりでしたが、随分女っぽくなりビックリしました。
心なしかポッチャリとしたようですが、少女っぽさが残る娼婦役にはピッタリで、
お人形を抱いたまま血に染まった杏子が一段と哀れに思えました。[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]

そしてもう一つの謎・・・現在捜査中だった銃撃事件の犯人が判明しました。
犯人はやはり岡林だったようですが、
7話ではどうやって逮捕したのかは分かりませんでしたね。
でも、病院のベッドで気が付いた黒木が急いで行ってみると、
捜査本部はすっかり片付けられ、もぬけの殻でした・・・

さて、捜査本部が解散したということは、
このヴァイオリニスト殺人事件はもう解決したのでしょうか?
そしてもう一つの謎、佐久間の真意は?
多分、佐久間も母が半身不随になったのは黒木のせいとでも思っているのでしょうが、
そんな単純なものだけでもなさそうだし?
だってあのオッカナイお母さんが有馬稲子さんだし、
それに大塚寧々演じる松尾理沙先生と佐久間は恋仲だったっていうし・・・
というわけで、ラストにむけてまだまだ話は面白くなりそうです。

なお、来週8月20日(水)の放送はお休みだそうですが、
嬉しいことに、ゴンゾウこと黒木役の内野聖陽さんが
8月27日(水)同局の人気番組「徹子の部屋」に初出演するそうです[ぴかぴか(新しい)]
内野ファンの友人からお知らせメールがありました!
どうぞ、ファンの方は録画準備を怠りなく!
ハイ、もちろんこのわたしも!![わーい(嬉しい顔)][手(チョキ)]

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