民族歌舞劇「シャングリラ」 [舞台]
皆さんはヤン・リーピンという名をご存じでしょうか?
オバマ米大統領が昨年11月訪中した折、自ら望んで観劇したほどに、
世界的に有名な中国の舞踊家のお名前なのですが・・・
オバマ米大統領が昨年11月訪中した折、自ら望んで観劇したほどに、
世界的に有名な中国の舞踊家のお名前なのですが・・・
そんなヤン・リーピン率いる雲南民族歌舞団の舞台シャングリラを
昨夜、梅田芸術劇場で観て来ました。
2008年の日本初公演では、関西で観ることができませんでしたが、
今回は、大阪でも目にすることができました。
昨夜、梅田芸術劇場で観て来ました。
2008年の日本初公演では、関西で観ることができませんでしたが、
今回は、大阪でも目にすることができました。
中国はご存知!たくさんの民族が集まる多民族国家です。
その中でも雲南省には26の民族が暮らしているそうです。
そして、その多くが山深い厳しい土地で細々と暮らしているのが実情です。
でもそんな彼らが今まで力強く生きてこられたのは、歌と踊りがあるからです。
ただ、そんな昔から歌い継がれてきたものが、
最近は、否応なく押し寄せる時の流れと共に失われつつあるそうです・・・
その中でも雲南省には26の民族が暮らしているそうです。
そして、その多くが山深い厳しい土地で細々と暮らしているのが実情です。
でもそんな彼らが今まで力強く生きてこられたのは、歌と踊りがあるからです。
ただ、そんな昔から歌い継がれてきたものが、
最近は、否応なく押し寄せる時の流れと共に失われつつあるそうです・・・
そこで、自身も少数民族のひとつペー族出身の中国を代表する舞踊家ヤン・リーピンが、
自ら雲南の村々をまわり、各民族に伝わる文化を研究すると共に、
イ族、ハニ族、ワ族、チベット族などの村人をスカウトし、ダンサーに育てたのです。
それが雲南民族歌舞団です。
自ら雲南の村々をまわり、各民族に伝わる文化を研究すると共に、
イ族、ハニ族、ワ族、チベット族などの村人をスカウトし、ダンサーに育てたのです。
それが雲南民族歌舞団です。
そんな彼らの舞台は「シャングリラ」とタイトルされていました。
何でも「シャングリラ」とは中国語で「原生態」を意味し、
雲南省の少数民族の歌舞をありのままの姿で伝えたいとの思いを込めたとか・・・
何でも「シャングリラ」とは中国語で「原生態」を意味し、
雲南省の少数民族の歌舞をありのままの姿で伝えたいとの思いを込めたとか・・・
舞台構成は「太陽」「大地」「故郷」「聖地巡礼」などテーマごとにわかれ、
途中、20分間の休憩を挟み、約2時間の舞台でした。
そしてオープニングは巨大な太陽をバックに、
男性ダンサーばかりでの雄々しく猛々しいほどの太鼓の乱舞で始まりました。
途中、20分間の休憩を挟み、約2時間の舞台でした。
そしてオープニングは巨大な太陽をバックに、
男性ダンサーばかりでの雄々しく猛々しいほどの太鼓の乱舞で始まりました。
もう初っ端から足元に胸にドンドンとダイナミックなリズムが刻まれ圧倒されたワタシ~
とにかく、太鼓を叩くにも身ぶり手ぶりが大きくて~~倍、疲れそう・・・
その後、女性ダンサーも登場し、色とりどりの衣装で舞台はとても華やかになり、
衣装を楽しみにしていたわたしは、オペラグラスを忘れたのを大いに悔やんだ!
とにかく、太鼓を叩くにも身ぶり手ぶりが大きくて~~倍、疲れそう・・・
その後、女性ダンサーも登場し、色とりどりの衣装で舞台はとても華やかになり、
衣装を楽しみにしていたわたしは、オペラグラスを忘れたのを大いに悔やんだ!
そんな女性ダンサー30名ほどでのイ族の歌舞が特に印象に残ったのですが、
残念ながら歌われている内容を覚えてはおらず
ただただ彼女たちの一糸乱れぬ激しい動きに目を奪われておりました。
腰といい、頭といい、激しく動かすもので体を痛めないかと心配したほどに・・・
残念ながら歌われている内容を覚えてはおらず
ただただ彼女たちの一糸乱れぬ激しい動きに目を奪われておりました。
腰といい、頭といい、激しく動かすもので体を痛めないかと心配したほどに・・・
そして舞台は闇に包まれ「月光」と題して、いよいよヤン・リーピンの登場です。
この写真にありますように、月をバックに彼女の姿はシルエットのみ!
いえね、衣装やメイクなど身を飾る物は一切なく、
ただ黒い影の彼女は指先に至るまで体だけで、素晴らしい踊りを見せてくれました。
そして、後半も総勢80名のダンサー達が、
自分達が先祖代々受け継いできた歌や踊りをショーアップして見せてくれたのです。
いえね、衣装やメイクなど身を飾る物は一切なく、
ただ黒い影の彼女は指先に至るまで体だけで、素晴らしい踊りを見せてくれました。
そして、後半も総勢80名のダンサー達が、
自分達が先祖代々受け継いできた歌や踊りをショーアップして見せてくれたのです。
迂闊にも、ついつい舞台に見惚れてステージ脇の説明を見逃すことが多く、
細かい内容を理解できなかったのが残念ですが、
ラストを飾ったヤン・リーピンの代表的な「孔雀の舞」まで、
魂のこもった歌や踊りに圧倒された2時間でした・・・
細かい内容を理解できなかったのが残念ですが、
ラストを飾ったヤン・リーピンの代表的な「孔雀の舞」まで、
魂のこもった歌や踊りに圧倒された2時間でした・・・
ところで、この公演ではもう一つ素晴らしい物を目にすることができました。
というのも、ロビーでわたしの好きな手作り小物の販売をしていたのです。
雲南省に暮らす女性達が一つづつ手作りした品々が並んでいたのですが、
その中でも刺繍が素晴らしく~~
というのも、ロビーでわたしの好きな手作り小物の販売をしていたのです。
雲南省に暮らす女性達が一つづつ手作りした品々が並んでいたのですが、
その中でも刺繍が素晴らしく~~
いつぞや、バングラデシュのノクシカタ刺繍の記事を書きましたが、
ここでも素晴らしい刺繍を見せていただき、大いに楽しんだワタシです~
ここでも素晴らしい刺繍を見せていただき、大いに楽しんだワタシです~
colletさんの興奮ぶりが伝わってきます~(^O^)
一糸乱れぬダンス、文字どおりだったのでしょう。あちらの方々は超人的だったりしますね。刺繍も凄い。
colletさん、こういったイベントはどこで情報を入手されるのですか?ぴあのページをよくチェックされたりとかですか?
by Bonheur (2010-03-28 18:08)
梅ねえさんの、九陰白骨爪ですね。
この前、関東にきたとき、私も見たかったのですけど・・・。
by 降龍十八掌 (2010-03-28 23:30)
★ChromeTourmalineさん、ポチッとありがとう~~^^;
★Bonheurさんへ
>あちらの方々は超人的だったりしますね
そうそう!
異常に超人的過ぎて、こちらは引いてしまうというような~(~o~)
でもこれは、それ程でもなかったですよ。
確かに皆さんの動きは激しかったけど、踊りの楽しさは伝わりましたから~♪
それから観劇については、劇場へ行くと、
必ず座席にこれからの興行の案内パンフレットが置かれてますので、
それを一通りチェックして興味のあるのに出掛けてます。
さて今度は5月の新感線です~楽しみだ~~(^o^)/
by collet (2010-03-29 11:51)
★降龍さんへ
>梅ねえさんの、九陰白骨爪ですね
いやぁ~ん、 降龍さん!コレ、意味がわからへん!!
唯一、漢字で微かに理解できるのは「白骨爪」だけですわ~(>_<)
そうそう、長~イ付け爪してるし・・・
それにしても、降龍さんもご覧になりたかったとは!
梅ねえさん!?それはそれは見応えありましたよ~~(~o~)
★みなりんさん、こちらにもありがとう~~^^;
★おぉ!次郎さん、セリーグも始まりましたね!お立寄りありがとう~
★amazonesuさん、ポチッとありがとうございます~^^;
by collet (2010-03-29 12:10)
躍動と静寂が取り合わされた、素晴らしい舞台のようですね。上腕のプルンプルンが気になるとおっしゃられていた方々がいましたが、和太鼓に限らず、雲南省太鼓でもしっかり鍛えられそうですね。
この記事を拝見して思い出したのは、もう10年近く前、カンボジアのアンコ-ルワットを見に行ったときに遭遇した、ディナ-ショ-での静かな踊りです。ツア-についているようなディナ-ショ-だからと、あまり期待していなかったのですが、白い民族衣装をまとった小柄なベテランの踊り手の静かな動きに、私は吸い込まれるように見入ったのを今でも覚えています。タイダンスに似たような似てないような、不思議な踊りでした。その踊り手が、たった一人で、静かに舞った約30分...帰りの空港で、その人と思われる大きなポスタ-に出会い、自分にも少しは見る目があるんだと、なんだかうれしくなりました。
by 雀翁 (2010-03-29 12:50)
★雀翁さんへ
まさしくその通り!
群舞の満ち溢れた躍動を感じたあと、
ヤン・リーピンの身が引き締まるような静寂の中でのソロパートがあり、
なかなか見応えのある構成になってました。
ところで、上腕プルンプルンで思い出しましたが・・・
彼女はその上腕が気になるお年頃の51歳とのことです。
でもね、当たり前ですが、それは見事なプロポーションで~(^o^)/
やはり日々の鍛錬の賜物ですね・・・
雀翁さんもカンボジアでイイ物をご覧だったのですね。
それはホテルでのショーですか?
もしそうなら、お泊りになったホテルが良かったのでしょう。
それにしても、カンボジアの舞踊や音楽はどんなでしょう?
タイやインドネシアほどには耳にする機会がないですね・・・
by collet (2010-03-29 13:37)
大阪では4日間の公演だったそうですね。素晴らしいダンスでしたでしょうね。
by たいちさん (2010-03-29 13:50)
★たいちさんへ
そうなんです。たった4日間でしたが、満席状態でした。
それに男女を問わず、ご年配の方も多く、
皆さん楽しんでらっしゃいましたよ~(^^♪
★burinさん、お立寄りありがとうございます~^^;
by collet (2010-03-29 16:34)
この間観た内モンゴルの舞台を思い出しました。
やはり遊牧民族の特徴を描いて興味深かったです。
ただお国が推奨する舞台だから、“良い子”的内容なのは否めませんでしたが。
月にシルエットだけとか演出がまた効いてますね^^
きっと想像力を掻きたてられる面白い舞台だったんだろうな~と思いました。
↑この太鼓の数だったらきっと凄い迫力だったでしょうしね~^-^
by maki (2010-03-30 00:32)
カンボジアのはタイに似てる(まあ、お隣ですから)なあと思ったんです、でもその割りに動きが少ないと...
でもその動きの控えめなところがとてもよかったんです。
ホテルではなく、どこか屋外の劇場?でした。
by 雀翁 (2010-03-30 18:18)
太鼓の乱舞を目の前にしてすごかったんでしょうねえ!
自分はずっと前にジャズのライブでタイコ(ドラムス)の前に座ったとき、タイコの音が響いてくるのを体で感じるのがすごく気持ち良かったことを思い出します(^-^)(何が言いたいねん(^^ゞ)。
なので、太鼓の乱舞もすごく体にドーンときたんだろうなあと思いましたよ。
それとは一転してシルエットを魅せてくれるシーンも楽しめたのでしょうね。
最後は刺繍ですね。別の記事でcolletさんが刺繍の出来栄えに目を奪われたのを思い出しました。。。。
by dolfin (2010-03-30 20:43)
★makiちゃんへ
ヤン・リーピンは、昔ながらの歌舞の継承を考えながら、
ちゃんと舞台用にショーアップしたそれらを見せてくれました。
だから、現地で村人達が演じる物とは多少の違いはあると思います。
それから、この舞台の演出もヤン・リーピン自身です。
彼女はダンサーだけではなく、いろんな才能の持ち主のようですよ。
何でも自作自演の映画もあるそうな~~(#^.^#)
★雀翁さんへ
ああ、そうですか!
やはり劇場へお出掛けだったのですね~
では正しく、有名なダンサーのをご覧になれたのでしょう!(^^)!
それにしても、我々には同じ様に見える踊りでも、
きっと何かしらの違いがあるんでしょうね・・・(-"-)
by collet (2010-03-31 12:12)
★今造ROWINGTEAMさん、ポチッとありがとうございます~^^;
★dolfinさんへ
>タイコの音が響いてくるのを体で感じる
そうそう、その感じ!
足元から響いて体全体にドーンときたのです~~(^^♪
やはり、ライブでなきゃね~の感覚でしょうか・・・
でね、そんな群舞の間に抒情的なソロダンスが入り、
なかなか上手い構成で、楽しませていただきました。
あっ、刺繍のベスト、色が違ってたら欲しかったです~
by collet (2010-03-31 13:32)
これですよぉ~。
http://www.youtube.com/watch?v=tC6KtaIS75k
降龍十八掌の好敵手です。
私の記事の貼り付けは削除されてしまっていました。
by 降龍十八掌 (2010-03-31 15:08)
★降龍さんへ
見てきましたよ~~怖いですやん!(>_<)
で、あの姉さんと降龍さんがやり合うわけですね~~
うぅ~む、あな恐ろしや~~
★mayuさん、クリ約の再放送今夜ですね~!(^^)!
by collet (2010-04-01 12:11)