『クリスマスの約束2008』 [K・ODAクリスマスの約束]
12月25日木曜日TBS系列で深夜23:30からありました小田和正出演の
クリスマスの約束2008
今年でこの番組も8回目となり、どうやらクリスマスの特番として定着したようですね。
1回目から欠かさず観ているわたしとしては、ホッと一安心です
12月のギャラクシー月間賞を受賞したそうで!
嬉しいことに2003年度に続いて2度目の受賞だったんですね~
その受賞した昨年の番組のわたしの記事はこちらに
いつものように、ライティングが美しいステージで、
満員の観客も1曲目からノリノリの手拍子です。
続けて、いつもならこんなに早めにはしないでしょうが『愛を止めないで』
小田さんも観客も2曲目にして、もうノリまくってるご様子!
なんでも、みんなが立ち上がったら嬉しくなったそうで、
観客にマイクを向けながら楽しそうに手を振っていらっしゃいました~
今回のツアーは静岡から始まったそうで、その総集編が流されました。
年々、小田さんの喋りも面白くなっているのですが、
今回、わたしが思わず吹き出したのが長野県は善光寺編です。
今年で61歳の小田さん・・・
“善光寺で新しい人生の出発に再生を祈願されては如何でしょうか”
との還暦まいりの案内板を見て即座に、
「余計なお世話だ、余計なお世話!」と言い捨て立ち去るのでした~
いくつになっても、“らしい”小田節です~
この曲ですでに涙を流しながらお聴きの方が・・・
で、そんな方に追い打ちをかけるように、
左右からの青と白のライトが美しい『さよなら』が続きます。
うぅ~ん、この曲のギターソロが大好きなわたしです~
南砺市の菅沼合掌造りや釧路湿原の素晴らしい景色、
また、初めて来たという出雲大社や伊勢神宮に感動しつつ・・・
小さな町の片隅の商店街では、シャッターが下ろされ閑散とした現実を見やり感慨深げでした。
そんな中、松山市の伊丹十三記念館を訪れ、奥様の宮本信子さんにお会いになったのですね。
普段は、誰かに影響されることなどないという小田さんですが、
伊丹監督は特別だったようで、大いに影響を受けたと語っていました。
映画好きな小田さんの一面を見たようで、同じ映画大好きなわたしとしては嬉しく思いました。
ちなみに、この伊丹十三記念館については、以前、この近くに住む友人に紹介され、
中庭が素敵な小さな記念館とのことで、わたしもいつか行ってみたいと思っています。
不安な気持ちを歌にしたという『生まれ来る子供たちのために』を・・・
この曲は最近になって、若いアーティスト達がカバーしていますが、
こんな楽曲が歌い継がれて、作り手の小田さんだけに限らず、
誰もが嬉しく思うのではないでしょうか・・・
お馴染みミラーボールの下『ラブ・ストーリーは突然に』・・・
いつも通りに小田さん、ハンドマイクを片手に観客達にも向け、張り切って走ってましたね
ファーストシングルの「僕の贈りもの」からのファンであるわたしにはたまりません!
先ずは1974年のセカンドシングル『もう歌は作れない』
この歌は別れの情景Ⅰ、Ⅱという組曲の中のⅡの別れた後の情景を歌ってるんですね。
当時はこんな意味深な歌詞を聴き、小田さん煮詰まってるのかな?と、
何やら胸騒ぎをしたものです・・・
そんな事を思い出しながら、昔の曲をメドレーにしたと・・・
前奏のキーボードが印象的な『夏の終わり』そしてわたしの大好きな『眠れぬ夜』
『やさしさにさようなら』比較的新しい『言葉と心』へと続きました。
いやぁ、どれもこれもわたしにとっては懐かしい曲ばかりで、
メロディーを聴いただけで、自然と歌詞もでてきて一緒に歌っておりました・・・
今回は身内といえるような意外なゲストだけの登場でした。
何でも、夫婦揃って人前に出るのはこの番組が初めてだったそう!
数々の著名アーティストのCDには必ずこの人の名前があるのでは?
ミュージシャンでありプロデューサーである佐橋佳幸と奥様の松たか子のお二人です
佐橋さんが小田さんの事務所所属ということもあり、二人のことはよくご存知なのでしょう。
1年前の、たか子ちゃんの10年目の記念アルバム制作のおり、
小田さんにカバー曲のアレンジを頼んだそうです。
それで一応、「夢で逢えたら」に決まっていたそうですが、結婚間近な二人の記念だからと、
時間がないのに急遽、小田さんはオリジナルを書き上げたそうです。
それを知った時の佐橋さんの驚きと喜びは言葉に表せないほどだったと語っていましたね。
動く佐橋さんをジックリ見たのは今回が初めてでしたが、
当時を思い出し、目を潤ませる姿に好感を持ち、たか子ちゃんも幸せそうと思いました。
そんな二人と歌ったのは、その思い出の曲『おやすみ』
きっと彼らだったらこんな感じでは?と想像しながら作ったそうですが、
お父様の幸四郎さんにもいい歌ですねと言われたとかで、小田さんも嬉しかったですって!
たか子ちゃんの素直で温もりのある歌声に小田さんの声が重なり、
なんとも心地良いひと時でございました・・・お二人さん、お幸せに!!
夫婦二人、仲良く手をつなぎ、はたまた肩を組んで立ち去ったのですが、
今回、初めて佐橋さんの実像を目の当たりにした、たか子ファンの中には、
「ナンでやねん!?」との思いを抱かれた方がいたかも?ですね~~
最後は、観客もなくひとすじのスポットライトの中で『さよならは言わない』
来年のことはまだ分からない・・・でも、さよならは言わないと、
小田さんの現在の心境を歌ってるようでした・・・
そして確かに「年いったな~」と思えなくもありません。
でも、まだまだあの澄んだ歌声は健在です。
ファンとしては、たとえ全国ツアーはなくとも、
こうやって1年に1回だけでも姿を見られれば嬉しいものです。
今年は思いがけず、大河ドラマ「篤姫」にハマってしまい、
思いの他、沢山の方にお越しいただいたようです。
お立ち寄りいただいた皆様、どうもありがとうございました。
そして、コメント下さった皆様、
来年もまた賑々しく、ご一緒に楽しませてくださいね。
ではどちら様も、よいお年をお迎え下さいませ~
『クリスマスの約束2007』をようやく見て・・・ [K・ODAクリスマスの約束]
昨年末に録画していたのをようやく見ました。
TBS系列で放送されたクリスマスの約束です。
小田さんファンとしては、毎年楽しみにしているのですが、
何分、深夜遅くの番組のため、録画でしか見れないので今頃になりました
今年も約2時間、楽しませていただきましたが、
年々、トークが面白くなっているように思うのはわたしだけでしょうか?
オープニングは『たしかなこと』
この番組を見ていつも思うのですが、照明が素敵なんですよね
以前、この番組での照明が何かで賞を貰ったと聞いたことがあるような?
ハッキリとではなくて申し訳ないのですが、それほど素晴らしいということで・・・
そして、今回はまるで白い木々に囲まれてステージがあるように見えました
ブラウン管を通して見てると、とても幻想的でしたが実際にはどうなのでしょうね?
小田さんは横浜聖光学院の出身ですが、
その弦楽オーケストラ部の後輩達とのジョイントで『こころ』
なんでも聖光学院創立50周年だそうで、
記念のコンサートも12月22日に開かれたそうです。
ちなみに小田さんは3期生で、50期生からしてみれば、祖父と孫って感じ!?
そんな年のウンと離れた後輩との会話が何とも微笑ましく思えました。
もしかしたら、小田さんファンの親がわざと、
この学校に入学させたっていうお話もあるかもですね・・・
その後輩達が起立、礼をして退場後に『マイホームタウン』のサワリを・・・
そして、1番目のゲストとして宮沢和史が登場しました。
それにしても、ミヤの緊張ぶりは一目で分かりましたね。
いつもとは全然違う顔つきで、マイクを握る手にも汗が?って感じ!
でも小田さんとの『中央線』は素敵でした~
特に、高音部を歌う小田さんの声が心地よかったです~
「参加できるならやってみろ」の小田節には笑っちゃったけど・・・
つづいて、わたしも大好きな『風になりたい』
サンバ調のこの曲も最後はアカペラになり、サイコーでした!
で、さだまさしの登場の前に『秋桜(コスモス)』の弾き語りがあり、
二人のトークがケッサクで!!
自分のペースにもっていこうとするさださんですが、なかなか小田さんなびかなくて
「お客さんへのサービスが悪い」と言われたら、
「無料だから!有料だともう少しサービスする」と言う始末・・・
確かにこの日の会場は抽選で選ばれた幸運な100名だったのだけど~
こんな会話にも小田さんらしさが表れて、わたしは面白かったです。
そんな楽しいお喋りの後、無理矢理歌わせたという『woh woh』
さださんと小田さんの声質が似ているようで、
二人のオフコース時代からわたしはふと、先日の甥の結婚式を思い浮かべました。
新郎新婦の入退場にこの曲も使われていたのです。
小田さんファンの母や叔母が一段と感激したのは言うまでもなく、
あの感動した結婚式を思い出していたのです・・・
その後に二人で作ったオジサンが元気が出る歌という『たとえば』
制作段階での映像を見ていても、さすが長年のキャリアを誇るソングライター同士
あ、うんの呼吸で仕上がっていく様が興味深かったです。
そしてくるりの登場で、『Jubilee』
なんでもこのくるり、ミュージシャン仲間でも不気味な存在?だそうで、
実物を見たのが初めてだったわたしとしては、とても新鮮でした。
そんな若手に続いて今回の紅一点矢井田瞳の登場です。
女の子は苦手と言いながら、小田さんがヤイコと一緒に作ったという『恋バス』
わたしが知るヤイコの雰囲気とは少し違い、いつもよりお嬢さんっぽくて、
小田さんとの制作が楽しかったと、まるで仲のいい娘と父のように見えました。
そして、そのヤイコも参加しての『SOMEDAY』佐野元春の登場です。
久しぶりに見る佐野君、相変わらずの口調で、
あの小田さんに「話、つなぐの大変だ」と言われても我関せず・・・
いつかきっと!という気持ちで作ったという、
50代の佐野君の“いつかきっと”を素敵に歌ってくれました。
それにしても、小田さんと佐野君の共演がみれるなんて・・・
「こんな時代がくるなんて~」と、感慨にふけったわたしです。
あ~、でも願わくば、もう1曲歌ってほしかった~
終盤になり、ステージの雰囲気はガラリと変わり・・・
小田さんの母校早稲田大学のグリークラブの面々の登場です。
創部100周年を記念して、小田さんに楽曲提供を依頼したそうで、
彼らの何ヶ月かに及ぶ練習風景の中で、
ふいにピアノを弾きながら歌い出した小田さんの言葉にできないを聴く彼らの表情に、
とても羨ましさを感じたわたしです。
いいな~、生で聴かせてもらって~~
でも、彼らの歌う『この道を行く』にも感動したのは言うまでもありません。
そして、こうも思いました。
小田さんはやっぱりコーラスが好きなんだな・・・と、
今回は、同じ時代を生きる人とのかけがえのない出会い“縁”がテーマでしたが、
最後の歌、NHKの連ドラの主題歌『ダイジョウブ』を、
紅白で歌わずにここで歌うといいながら、また縁があれば・・・とのことでした。
まあ、紅白には興味ないわたしとしては、
この方が小田さんらしくていいと思ったのですが・・・
クリスマスの約束、来年もまた観られることを祈って、
4月から始まる久しぶりのコンサートを楽しみにしたいと思います。
K・ODA『クリスマスの約束』 [K・ODAクリスマスの約束]
今年もまた、わたしが年末1番の楽しみにしている
K・ODAのクリスマスの約束がオンエアされます。
今回で7回目となるこの番組、
正直言って、はじめはこんなに続くとは思いませんでした・・・
今年でめでたく還暦を迎えた小田さんの歌声がまた聴かれます
先日の甥の結婚式でも新郎新婦の入退場時には小田メロディが流れ、
また、それがピタリとマッチして・・・
選曲してくれた二人にありがとうの気持ちと、
小さい頃から聞かせていた甲斐があったと嬉しく思ったものです。
さて、今年はどんな歌を聴かせていただけるのでしょう~
録画のスタンバイをして、楽しみにしています。
クリスマスの約束
TBS系全国ネット25局 12月25日(火) 23:35~25:29
MBS 12月26日(水) 24:09~26:03 ←関西地方のみなさんはこの日ですよ
MRO 12月26日(水) 24:09~26:03
出演者など詳しいことはTBSのHPへこちら
えっ、あらナント
今年は佐野元春とのジョイントで「SOMEDAY」が聴けるんですって~~
キャーうれし~~ わたしの大好きな曲だ~~