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紫陽花と老いた母 [神戸にて]

神戸の市花は紫陽花です。
そして、神戸市民にとって紫陽花といえば、
六甲山地の西に位置する神戸市立森林植物園を一番に思い出します。

我が家から車で30分ほど走れば四季折々の自然を体感できるということで、
一年に一度は訪れており当ブログでもお馴染みですが、
特に、広大な森の中5万株もの紫陽花が咲き誇るこの時期は格別です・・・

※2010年7月初めに訪れた時の記事がこちらにあります。
神戸市立森林植物園や紫陽花についてチョイと詳しくお話してますので、
よろしければ合わせてご覧くださいね。

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昨日のお休み、朝からの好天もあり、
久しぶりに、昔から花が大好きだった母を助手席に、
また日ごろ、日中の母の世話をしてくれている長姉を後部座席に乗せ、
こちらへ紫陽花観賞に出掛けました。
そして、2年前と同じ様に、
事務所でお借りした電動車椅子に母を乗せ散策したのですが、
あの時とは、余りにも違う母の様子に唖然とするばかりでした・・・

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今年の5月で満95歳となり、90歳で逝った父よりも5年も長生きし、
2年前のこの頃はまだまだ元気で「車椅子なんて要らないわ」なんて言ってたのに、
昨年の春頃から急に様子が変わり、それからは急速に老いていった母・・・
今では、外歩きも滅多にせず、家に籠るようになりました。
そんな母ですが、この日の朝「紫陽花を観に行こう」と耳元で大きな声で言うと、
「六甲やね。お父さんとよう行ったね。」と言いながら、準備を始めたのでした。

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でも、あじさい坂のヒメアジサイを目の前にして「きれいやね」と言った切り、
2年前には幻の花シチダンカについて詳しく説明してくれたり、
時折そよぐ山の冷たい風が気持ちいいと二人で話したのに、
そんな事はスッカリ忘れてしまったのか口数も少なく、
嬉しいのか楽しいのか?感情を表すこともなく、
何とも呆気なく感じた姉とわたしです・・・

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こうやって、紫陽花を観に母を連れて来るのはこれが最後かと微かに覚悟しつつ、
無性に寂しく悲しく思いながらも、
そこかしこに咲く色とりどりの紫陽花に心が和んだひと時でした・・・

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神戸っ子のおススメ神戸観光2日目 [神戸にて]

山の上のオーベルジュオテル・ド・摩耶は国民宿舎です。
ですから、豪華なお料理の割には、宿泊料はリーズナブルなんですね。
そして勿論、オーベルジュですから朝食もありがちなバイキングではありません・・・

朝日が優しく射し込むレストランで、
庭の紫陽花や向こうに見える六甲の山並みを楽しみながらいただきましたが、
朝からモリモリ食欲旺盛な友たちに比べ、
朝は極端に食欲がないわたしは大半残してしまいゴメンナサイです~続きはこちら

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神戸っ子のおススメ神戸観光 [神戸にて]

わたしの大好きな紫陽花の季節となり、
神戸で紫陽花といえば、六甲山だな~[揺れるハート]ということで・・・
「山の上のオーベルジュに行かない?」とのわたしの誘いに、
「うん、行く!」と千葉からAちゃんが、
そして愛媛からはYちゃんがやって来てくれました・・・

ということで、神戸は何度も訪れてる二人に、
せっかくだから何か新しい発見をして貰おうといろいろ考え、
わたしのお気に入りの場所へ案内することにしたのでした。続きはこちら

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大河ドラマ「平 清盛」ドラマ館見学 [神戸にて]

今年のNHK大河ドラマ「平 清盛」はご覧ですか?
わたしはまだ見たことがないのですが、神戸にドラマ館なるものが出来、
昨日、近くまで仕事で出掛けたもので、その帰りにちょっと寄って参りました。


ハーバーランドの1番JR寄りにあるハーバーランドセンタービル1階にそれはあり、
驚いた事に入場料が600円と知り、
そもそもドラマに興味がないわたしとしては一瞬、入場を迷ったのですが、
せっかく来たのだからと、来年1月末まで有効との、
一駅離れた歴史館とのセット入場券(700円)を購入し、入場しました。

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このドラマ館は完全に大河ドラマの世界を再現したもので、
5つのゾーンに分かれており、
先ずは、ドラマのあらすじや登場人物の相関関係、
そして次は、幻の都となった福原京をジオラマやCGで再現したゾーン、
じつは、このゾーンは、神戸っ子としては興味深かったですね~[ひらめき]
というのも、日頃、自分が良く知る地に短いながらも都があったと初めて知り、
急に、清盛に対して興味が湧き、
ドラマも見てみようかな~なんて気になったのですから・・・

そしてその後、100インチの大型スクリーンでドラマのオリジナル映像を見て、
今までのストーリーは大体把握でき!?
続いて清盛青春ゾーンがあり、
主要俳優が撮影で使用した衣装や小道具の展示がありました。

衣装に興味のあるわたしとしては、一つ一つ、ゆっくりと見て回りましたが、
日頃の習慣から、ちょっと手に取り、素材を確かめたい衝動に駆られ、
それを抑えるのに四苦八苦!?
でも、遠目では麻地かな?と思ったソレも、傍で見ると絹地のようで?
せっかく展示するのだから、小難しい漢字ばかりの着物の名前だけではなく、
素材も記入してくれればいいのにと、ふと思ったりしました。

ところで、このゾーンにある撮影禁止の館内の中で、これだけはOKという、
平 清盛を演じる松山ケンイチの等身大フィギュアですが・・・

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ちょうどそばにいたスタッフに「実際より顔が長くない?」なんて声をかけたところ、
「そうですよね!実際には、もっと小顔でしたよ~[むかっ(怒り)]」と言われ、
このドラマ館のオープニングの際、彼と時子役の深田恭子が訪れたのを思い出しました。

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そうやって最後のゾーンは、清盛のライフストーリーと、神戸の案内があるだけで、
やっぱり!というか~ナンというか~~[ふらふら]
600円は高いでしょ!!と、心の中で愚痴ったわたしです~[あせあせ(飛び散る汗)]

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ショップで売られていた清盛バージョンの神戸名物瓦せんべい

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神戸ルミナリエ2011 [神戸にて]

今年で17回目となります神戸ルミナリエ
今月1日より、12日までの開催ですが、昨日夕方から三宮へ行く用があり、
ついでにと思い、見て参りました・・・

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平成7年の早朝に襲った阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と、
神戸の再生・復興を願って始まった「神戸ルミナリエ」ですが、
今年は、東日本大震災の犠牲者への鎮魂の祈りと、
復興のエールを送ろうとの思いも込められています。

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今年のテーマは、希望の光
さまざまな夢や願いを胸に会場を訪れた人々は、
『希望の光』を探すための魂の旅を始めます。
聖なる暗号を読み解き、祈りの泉に至るこの旅を経験することで、
旅人たちは、困難をも勇気に変える希望の光を手にすることでしょう。
と作者ダニエル・モンテベルデ氏からのメッセージが込められています。

こちらのサイトに、詳しい解説がありますので、
興味のある方は、ご覧下さいね。
また、colletのルミナリエの記事が、
昨年のこちらから以前のも見られますので、よろしければどうぞ!

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ところで、今回使用された約20万個の電球のうち、
初めて約4万個のLEDが祈りの泉(東遊園地の噴水池の周り)に使われたそうです。
わたしは残念ながら時間がなく、そこまで行かずに帰りましたが、
これからお出掛けの方は、ぜひとも青く輝く光もご覧くださいね。

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