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「カーネーション」を見終えて・・・ [ドラマ「カーネーション」]

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終わりましたね~終わっちゃいましたね~~[もうやだ~(悲しい顔)]
毎朝、楽しみに見ていた「カーネーション」
今朝放送の連ドラ「カーネーション」の第1話目で最終となりました・・・

それにしても、今回の終わり方は前代未聞でしたね。
だって、ドラマのヒロインがラス前に亡くなっちゃうなんて!
わたしなんて、昨日が最終の土曜日かと一瞬疑いかけましたもん~[わーい(嬉しい顔)]
でも、その終わり方にもちゃんと理由があって、
糸子が熱望していた自分をモデルとした朝ドラの開始で終わったのも良かったですね。
きっと、天国のアヤコ先生もお喜びでしょう~[るんるん]

ドラマ出演が初めてだったという、
二宮 星ちゃんのまるで男の子のように元気な糸子が可愛く面白く、
自然と放送時間にチャンネルを合わせるようになり、
尾野真千子登場で、ぐいぐいドラマに引き込まれ、
今まで知らなかった彼女の演技に完全にノックアウトされ、
毎朝、「上手いな~[ぴかぴか(新しい)]」と、感心しきりの毎日でした。
そして、登場前には大いに心配だった夏木マリも、
昔見た「絹の靴下♪」のイメージなど、綺麗に払拭され、
ベテラン女優の貫録で、特殊メイクの手を借りながらも、立派な老女に変身し、
驚きと共に、彼女の演技にも見入った4週間でした。

そして、時代の移り変わりと共に入れ換わり登場した俳優達も、
誰一人として、これはミスキャストでしょう・・・と愚痴ることなく、
脇役に至るまで、芸達者な俳優達が配され、
贅沢なキャスティングに驚きながら、安心して見ておりました。

中でも、1番に思い出すのが父親役の小林 薫で、
あんなに頑固ではなく、また絶対に娘をぶったりしなかったけど、
いつも仕事から帰ると善作と同じ様に着物に着替え晩酌を楽しんだ父を思い出し、
今の日本にはいなくなった父親像を懐かしく思いながら見ていました。
また、母親役の麻生祐未も今までにない役柄で、彼女の女優魂を見たようでした。
その他にも、2人のお婆ちゃんを演じた十朱幸代正司照枝
どちらもそれぞれにイイ味を出してステキでしたね~[ぴかぴか(新しい)]
そんなベテラン俳優の他にも、綾野 剛を筆頭に初めて見た俳優達も、
みんな心に残り、これからも気になる俳優となりました。

そして、そんな俳優達がみんな大絶賛したという渡辺あやの脚本、
このドラマの面白さの第一要因はこれだったと思いますが、
テンポよく進み、話の内容も面白く、チッとも飽きることなく見終えた朝ドラなんて、
これが初めてでは?と、思えるほどでした。
ちょうど今、彼女のインタビューが公式HPにアップされてますが、
老いた糸子の心情までも、何とも上手く描いた彼女がまだお若いのに驚きながら、
この次は大河の脚本か?と楽しみにしています。

それと最後に・・・
同じく演出チーフのインタビューもアップされており、
その中で語られた「余韻の残る演出」に、心の中で拍手しておりました。
とにかく、この演出は効いてましたね~[手(チョキ)]
わたしも思い出のシーンとして、記事にもいくつか書きましたが、
何ともオシャレで素敵で、心に沁み込むような上手い演出がとても好きでした。

でね、そんな素敵な演出が今朝の最終回でもありましたね!
病院のロビーで車椅子に乗りただ一人、TVの前で連ドラを見る老女・・・
あれは誰か?わたしは糸子の世話で老人ホームに入所した奈津か?
と思っているのですが、皆さんはいかがですか?

それにしても、先週の末期ガンだった加奈子さん、
本当に奇跡を起こしたようで良かったですね~~[揺れるハート]

「カーネーション」第25週 奇跡 [ドラマ「カーネーション」]

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うぅ~~ん、もう!泣けた~~[もうやだ~(悲しい顔)]
皆さん、今朝の放送はご覧になりました!?
あの放送を見た方なら、誰しもうるうるしたと思うのですが・・・
あ~それにしても、今日が土曜日で、「アサイチ」がないのが残念ですね!
きっと、例の3人の涙も見れたでしょうに~[るんるん]

さて、今週に入り、1番驚いたのが老いた糸子を演じる夏木マリの特殊メイクです。
米寿のお祝いもし、88歳のお婆ちゃんを演じるに当たり、
72歳の先週のままでは信憑性に欠けると思っていましたが、
あれほどに老けるとは、思いもしませんでした・・・

昨日「アサイチ」にご出演でお話されていましたが、
あのシワクチャの首を巻いたり、顔や手にシミを描き込んだりと、
メイクには2時間を要したそうで、マリさんは毎朝4時起きだったとか!
それに衣装は全て、生前の綾子先生のをお借りしたそうで、
小太り気味だった綾子先生の衣装のため、中には肉襦袢もお召だったそうな!
いやはや、見るからに老人らしい仕草といい、お見事な役者っぷりに感動しています~[ぴかぴか(新しい)]

そして、感動といえば、今朝の放送です・・・
「奇跡」を起こした末期ガン患者の加奈子を演じた中村優子
よく映画やTVで見掛けた顔ではありましたが、お名前は知りませんでした。
でも、わたしが知らなかっただけで・・・
尾野真千子とも縁の深い、河瀬直美監督の2001年公開作品「火垂」でストリッパー役を演じ、
ブエノアイレス国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞したほどの実力派だったのですね。
いえね~初めて糸子先生と話すシーンでモデルに決まったと言われ、
弱々しい声ながら、「嬉しい・・・」と言った時、
この女優はタダモノではないな~とは思ったのですが・・・
ましてや、彼女の岸和田言葉は完璧で、この地の生まれかと思っていたら、
関西生まれではなく、福井県出身とのことで、
重ね重ね、彼女の役者っぷりに驚いた今週でした。

それにしても、今週も数々の名シーンや名言がありましたね。
先ず、みんないなくなっていたと思ったら、宿敵奈津はちゃんと登場して、
「なんや用け・・・」と相変わらずの話しぶり~[わーい(嬉しい顔)]
ましてや、演じる江波杏子さんが奈津にピッタリのイメージで~[手(チョキ)]
最高のキャスティングだな~なんて、感心しながら観てました。

それと、病院でファッションショーを開催するにあたり、
「医療に力があるように、いい服には人を和ませる力がある」との言葉、
これは、同じ様な仕事をしてるわたしにも身に覚えのある言葉で、
偶然ですが、つい3日前も・・・
前日に乳癌手術をして退院したところだと話されたお客様が、
帰り際ににこやかな笑顔で言われた、
「あ~オシャレっていいよね~久しぶりに楽しかった!」との言葉を思い出しておりました。

そうやって、いろんな感動をいただきながら・・・
つくづく感心するのが脚本の渡辺あやさんです。
まだお若いのによく老人の心がお解りで、今まさに老いた母を看てるわたしとしては、
毎朝このドラマを見て、ハッとすることが多くなった今日この頃です・・・

「カーネーション」糸子役が代わって・・・ [ドラマ「カーネーション」]

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台湾旅行の間も、毎日現地時間の朝7時にはホテルのTVで見ていたのですが、
帰国後、大いに楽しかった食べて遊んでのツケが溜まりに溜まって、
このドラマのお話をなかなか更新できずにいました。
それに、観ていたと言っても、何かと忙しい朝を過ごしていたもので、
イマイチ頭には残っておらず・・・

ハタと気付いたら、すでにオノマチちゃんはお役御免で姿が消え、
夏木マリさんの登場となっているではないですか~~[がく~(落胆した顔)]
で、、、よくよく考えたら・・・
覚えてないんですよね~あのオノマチ糸子のラストシーンを!

ただ、尾野真千子という女優の演技力の確かさだけは脳裏にちゃんと焼き付いており、
すでに、ドラマから消えたと思ったら、ビールのCMに登場していますが、
これからの彼女の女優としての活躍ぶりに大いに注目したいと思います。
オノマチちゃん、どうもご苦労さん!!
そして、毎朝、楽しませてくれてありがとう~~[揺れるハート]

という訳で、夏木マリの糸子母ちゃんの登場となり、すでに2週間が過ぎようとしていますが、
ご覧になってる皆さんは、いかがお思いですか?

きっと、最後までオノマチの糸子が観たかったと思われてる方も多いでしょうね。
じつは、わたしもアレほどの演技力のある彼女のことですから、
老け役をどのように演じるのか?に、とても興味がありました。
でも、やはり舞台ではなく、ハイビジョンTVの場合は、
いくら何でも72歳からの老け役を若い彼女がするには、
演技力以外の何かが足らないのではないか・・・とも思っていました。
ですから、マリさんの岸和田弁を聞き、時折、背中に痒みを覚えながらも、
老人の仕草をよく研究して演じている彼女に好感を持ちながら観ています・・・

そして、お話の方も、若い糸子の数十年のお話をテンポ良く進めていた時とは違って、
とにかく体が重くなり、動きもトロクなった糸子婆ちゃんが主役ですので、
何かとババクサクなるのは仕方がなく、
その分、面白味に欠けるとお思いの方もいらっしゃるでしょうね。
ましてや、驚いたことに、昔馴染みがみんな消え、あの北村まで!ですものね~[モバQ]
ただ、日一日と老いて行く母を傍で看てるわたしとしては、
人間が老いゆくことに、いろいろと考えさせられることもあり、
糸子婆ちゃんの頑張りを頼もしく見ているこの頃です。

そしていよいよ、今週は72歳を超えてのブランド立ち上げが進行中ですが、
これを止めさせようとした優子と直子のセリフに思わずニタリとしたわたし・・・
「70越えてガツガツ仕事せんでええ!」って、
この二人の娘のモデルとなった、ヒロコさんもジュンコさんも、
今やレッキとした70歳代とおなりで、相変わらずの活躍ぶり!?
はて、糸子の「あんたらも72になったらわかるわ」とのセリフに、
もしかしたら、ニヤリとしてらっしゃるかもですね~[わーい(嬉しい顔)]

「カーネーション」第20週 あなたを守りたい [ドラマ「カーネーション」]

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娘たちが大きくなってからの糸子を演じる尾野真千子
長女の優子役の新山千春ちゃんの方が、実年齢では上だそうですが、
そんなことはおくびにも出さず、サスガの演技派女優です・・・
年を重ねると嫌でも付いてくる貫禄や風格まで、観る者に感じさせ、
どこから見ても、お母ちゃん其のモノなのが素晴らしい~~[ぴかぴか(新しい)]
という訳で、どんな風に演じるのかにも興味あるし~[目]
交代しなくてもいいのでは?なんて思ってしまいますよね・・・

さて、そんなお母ちゃんの出番は少なくなりましたが、
その分、個性溢れる三人娘が賑やかです。
先ず、直子が若手デザイナーの登竜門といわれる装麗賞をとり、
それを知った優子は、自分がとれなかった賞を直子がとったことでひがんでしまい、
泣いてばかりいて、ついに糸子に叱られる羽目に・・・

で~~本気で叱るオノマチ母ちゃん、
千春ちゃんの頬っぺたを一発引っ叩いたあと、何度か捻ってましたでしょ~~[がく~(落胆した顔)]
お陰で、色白の千春ちゃんのほっぺが見る見るうちに真っ赤になり、
いつぞやのお父ちゃんに引っ叩かれた糸子同様、リアルな演技に見入っておりました・・・
はて、アレはオノマチ同様に、千春ちゃんが頼んでああなったのかしらん?

そんな優子も結婚し、子供も出来、糸子はお婆ちゃんとなりました。
かたや東京では、学校卒業後、百貨店に店を出した直子が
糸子の「服は買った人が気持ち良く着て完成する」という言葉とは反対に、
着易さを無視したデザイン重視の服ばかりを作り、
案の定、客もなく、販売員みんなにも辞められるという非常事態が発生してしまいます。
そして急遽、誰かが手伝いに行く事になるのですが、
「直子の才能を理解してるのは自分だけ」と優子が子供を連れて行くのでした・・・

この姉妹2人のシーン、良かったですね~[手(チョキ)]
靴音がし振り返ると、思いがけず・・・
そこにはいつも喧嘩ばかりしていたけど、自分が追い抜かそうと目標にしていた姉がいて、
子供を抱き、ニッコリと優しくほほ笑んでるんですよね。
それで今まで張り詰めていた感情がフッと途切れたんでしょうね。
安心感を漂わせた直子の目に浮かんだ涙を見て、
やはり血の繋がった姉妹っていいな~って、わが姉達を思い出したわたしです~[揺れるハート]

そしてもう一人、テニスに明け暮れていた末っ子の聡子も、
「今までずっと自分だけ仲間はずれで寂しかった」と、
母や姉達と同じ道に入ることになるのですが、
どうやら来週は、小難しい2人の姉につづき、聡子の洋裁修行も始まるようですね・・・

「カーネーション」第19週 自信 [ドラマ「カーネーション」]

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昭和33年となり、戦後の日本で大人気だったディオールはデザイナーである彼の死により、
21歳という若いサンローランが主任デザイナーとなりました。
そして彼が打ち出したトラペーズラインが全世界で話題となり、
日本でもサックドレスとして大流行するのですが、そのドレスの良さが理解できない糸子は、
組合長に頼まれ買った、高級生地を使用しての北村との共同事業に、
以前通りのウエストを絞った服をデザインし、一石二鳥のはずだった仕事は失敗に終わり、
自分のせいで、世の中に後れを取ったことを北村に詫びるのでした。

いやぁ~サスガの糸子も自信喪失か?と心配しましたが、
北村の「たかが岸和田の洋裁店の女主が・・・」発言に多少は救われたんじゃないかしら?
それに今と違い、情報の少ない時代ですものね。
サンローランがいかにディオールに認められたかなんて、知る由もないでしょうし・・・
ああでも、先の北村の言葉ではないけれど、
同じ21歳の時の自分とかのサンローランを重ねたのが大きな問題だったかも~[ふらふら]

そしてかたや、娘たちはといいますと、
次女の直子も東京の学校へ行き、優子と同居することになりましたが、
あの二人が同居して大丈夫かいな?と、心配したのは、わたしだけではなかったはず!?
案の定、直子の一言から大喧嘩となりましたが、そんな喧嘩をしながらも、
優子は首席で卒業し、小原洋装店を継ぐため岸和田に帰ってくるんですよね。

それにしても、直子の変身ぶりは凄かったですね~[ひらめき]
セーラー服からの大いなる変身で、服は勿論!メイクもバッチリで、
川崎亜沙美というより、正しくコシノジュンコその人が登場したようでした。
また、そんな直子を見て、糸子も驚き、お化け呼ばわりしているのが何とも面白く、
「お化けがトンカツ食べてる」には、大笑いしたわたしです~[わーい(嬉しい顔)]
オノマチちゃん、先日のTV出演でアドリブも多いと話してましたが、
アレももしかしてアドリブかしらん?

そして、東京へ行き、馬鹿にされないようにといつも強がっていた直子でしたが、
発熱で寝込んでいる時、はるばる看病にやって来たお婆ちゃんの顔を見てホッとしたんでしょうね。
泣きじゃくりながら甘える姿を見て、いかに心の中での葛藤が大きかったのかを思い、
よくぞお婆ちゃん、東京まで行ってやってくれた!と、
直子になり変わりお礼を言いたいほどでしたが、このお婆ちゃん役の麻生祐未
最近はお母さん役が板に付いたと思ってたら、すでにお婆さん役もバッチリですね~[手(チョキ)]

それから最後に、ここへきて、直子のクラスメートで3人の男性が登場していますが、
あの3人のモデルは何方かご存知ですか?
3人とも、後々には自身のブランドを立ち上げ世界的なデザイナーとなる、
「KENZO」の高田賢三、「ニコル」の松田光弘、「ピンクハウス」の金子功の御三方なんですよね。
ちょうど今朝の放送で、4人で並んだ写真がありましたが、
あれに似た写真を昔、どこかの雑誌で見た覚えがあり、
華やかなりし彼らの時代を懐かしく思い出しておりました。
あっ、男性の場合は北村も着ていた石津謙介さんのアイビーかしら?
きっと、お召になった方も多いのでは~~[るんるん]
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