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「カーネーション」第18週 ライバル [ドラマ「カーネーション」]

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糸子の恋が終わり時が経ち、今週からは子供たちの占める割合がウンと増え、
3人の娘たちを演じる女優が変わりました。
中でも、上の2人はすでに成人したということで、
長女の優子を演じるのは新山千春、そして次女の直子を演じるのは川崎亜沙美です。
でね、新山千春ちゃんについては、今までにも見掛けておりましたが、
直子役の川崎亜沙美については、周防役の綾野 剛同様に、全く知りませんでした。
それで直子のモデルであるコシノジュンコさん同様に、
意志の強そうな大きな目を持った彼女が急に気になり、チョイと調べましたら・・・

ナント!女優のかたわら、現役のプロレスラーでもあるそうですよ!
それに生まれも育ちも生粋の岸和田っ子だそうで、糸子役のオーデションも受けたんですって!
それで、残念ながらヒロイン役ではありませんでしたが、
成人した直子役を射止めることになったんですね。
いやぁ~それにしても、日に日にジュンコさんに似て見えるから不思議~~[目]
ましてや、ジュンコさんはいろんな武勇伝の持ち主でもあるようなので、
プロレスラーの彼女は適役かもですね~!?

ということで・・・戦後10年が経ち、あのホラ吹き北村が悪びれることなく、
小原家に出入りするのを糸子ほどに寛容でないわたしは呆れながら見ていますが、
3人の娘たちの良き相談相手?にはなってるようです。
それで、美大を断念した優子は家業を継ぐ決心をし、東京の学校で勉強を始めましたが、
ふいに現れた優子の恩師のひと言で、直子も同じ学校に行くことになり、
それを知った北村が「シンドイから止めといた方がええ」と言うと、
直子は「楽ちゃう方がオモロイ」なんて、したり顔で言うんですよね・・・

とにかく、いくら姉妹といえども、
小さい頃から直子が優子に抱くライバル心は相当なものでしたが、
直子のあの気性の荒さは生まれ持ったものなんでしょうね。
わたしも以前から、全く笑顔の写真のないジュンコさんをそんな目で見てましたし・・・
あっ、でも最近は、お年のせいか?ウンと円くなられたようだけど~[わーい(嬉しい顔)]

とまあ、今週は、こんな2人に「手が負えんわ~」との糸子のボヤキで終わりましたが、
亡くなったお婆ちゃんと同じ様に、イワシを炊いたり揚げたりしてる千代婆ちゃんや、
女性経営者の台頭に目を細めながら喜ぶ組合長、
そして登場した時に、思わずよく食べた子供時代を思い出し、
懐かしさがこみ上げたキスチョコなど・・・
ストーリーとしては、大きな動きはなかったけど、
そこかしこに入るチョッとしたエピソードに心を動かせたわたしです~[揺れるハート]
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「カーネーション」第17週 隠しきれない恋 [ドラマ「カーネーション」]

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先日、糸子の晩年を夏木マリさんが演じると発表がありましたが、
最後まで尾野真千子が演じると思っていた方には、少なからずショックだったでしょう。
でも、死ぬまで現役で、90歳で亡くなられた綾子先生を演じるには、
やはり若い彼女ではなく、ある程度お年を召した方の方が違和感がないように思います。
ましてや、夏木さんは生前の綾子先生と親交があったそうですし、
コレは適役中の適役かもですね。

さて、先週、北村のシーンで終わったのにはやはり理由があり、
エエ加減な噂をまき散らしたようですね![パンチ]
お店をオープンするに至って、あんなに糸子に世話になっておきながら、
よくもまあ、あんな事が言えたもんだと呆れておりましたが、
それがまた、“恋”というものなんでしょうね~[揺れるハート]

そんな恋をした糸子は女らしいデザインの服を次々生み出し、
自身もスッカリ洋服派となりました。
そして北村の店を首になった周防を自分の店で雇うことになるのですが、
ここでわたしは未見ですが、皆さんがおっしゃるところの山内容堂・・・
あ~いや、近藤正臣演じる組合長の登場です~[ひらめき]

この組合長のセリフがイイんですよね~[ぴかぴか(新しい)]
近藤さんがHPのインタビューで語ってらっしゃいますが、
「人の道は外れんためにあるけど、外して苦しむためにもあるんや」
そして「外れても踏み止まっても人の道」と続き、
この後にわたしは近藤さんのアドリブかしら?と思った、
「お、五七五になってんな~」とのセリフ、これは全部渡辺あやさんの脚本通りだそうで!
まさしく大阪のおっちゃんが言うような言葉で、
近藤さん同様に、改めて脚本の素晴らしさを感じました。

そうやって、周防を近くに感じることができた糸子でしたが、それもつかの間・・・
やはり、ふたりのことが人の噂となり、親戚やご近所さんが一同に集まり、
別れるようにと諌められるのですが、
「許されずとも構いません。周防さんとご家族を守ります。」とハッキリ言う糸子で・・・
そんな時、階下の大人たちの様子を畳に耳をくっ付け聞いていた娘たちがやって来て、
「お母ちゃんは絶対に間違ったことはしません。だから、許しちゃって下さい。」
な~~んて、大人顔負けの言葉で泣かせるのでした~~[もうやだ~(悲しい顔)]

それで結局、周防は隣町でお店を持つこととなり、糸子と周防の恋も、
たったの一週間で終りとなりましたが、これはやはり、朝ドラゆえ仕方がないですね。
だって、この不倫が同棲だのナンのってこれからも延々と続いたら、
朝ドラではなく、昼ドラになっちゃいますものね~[ふらふら]

それから、糸子と周防にいろいろとあった間に、奈津の結婚がありましたが、
あの白いウェディングドレスを奈津はいつ着たのでしょう?
あっという間に結婚してしまい、相手の素性も判りませんでしたね。
それと最後に、今週は3人の娘達が寝間着姿のシーンが多く、
同じように、四姉妹のわたしがふと思ったことがあるので、そのお話を・・・

長女の優子は可愛い朝顔の柄で、次女の直子は子供らしい可愛い蝶々の柄でした。
でも、三女の聡子のは、お婆ちゃんの浴衣を縫い直したのか?
地味な紅葉の柄で、思わずわたしは衣装さんの細部に至っての気遣いを感じました。
というのも、長女が新しい物を着るのは当たり前ですよね。
そして、長女と次女の年齢差があまりない場合、次女も新しくなるのが常です。
それに引き換え、三女は何でも上二人のお古の場合が多く、
我が家でも、すぐ上の姉はいつもお古ばかりだとふて腐れていたのを思い出したのです・・・
もしかして、衣装さんも姉妹育ちなのかもね~[るんるん]

で~ついでに、小原家にはいませんが、我が家の四女の場合はと言いますと・・・
どんな物でも三番目までいくと痛みがひどくなってしまいボツとなり、
お陰で、お古は一度も着たことがなく、いつも新しいのを着ていたのでした~~[手(チョキ)][わーい(嬉しい顔)]
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「カーネーション」第16週 揺れる心 [ドラマ「カーネーション」]

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いやぁ~とうとうでしたね~[あせあせ(飛び散る汗)]
えっ、ナニがって!?
愛の告白ですよ!
愛のコ・ク・ハ・ク~~[ムード]
と、そんな揺れに揺れた今週の糸子でしたが、その前に・・・

安岡美容室を手伝うことになった奈津、
化粧っ気もなく地味な着物を着て玄関先に現れた時には、
ヤケに穏やかな表情で、とても綺麗でしたね。
奈津を演じる栗山千明ちゃんも紛れもない美人ですが、
あのシーンでは、ハッとするような美しさで本当に綺麗だと思いました。
そして、店を手伝うように安岡の小母ちゃんに言われた時、
自分は裏の世界の女やからと断ろうとするのですが、
小母ちゃんは、そんな奈津の口を手で押さえ、優しく言うんですよね。
言いない。金輪際、言いない。忘れて先、行こ。。。

この「・・ない」と言うのは、関西弁の中でも岸和田だけだと思いますが、
我々が使う「・・な」に比べ、余韻が残るようで、
このシーンにはピッタリだな~なんて思いながら観ていました。
そして、最後の「先、行こ」は、小母ちゃん自身への言葉でもあり、
渡辺あやさん、上手いな~なんて思いながら、
八重子に謝るシーンでは、わたしも八重子同様に、心の中で嬉し涙を流しておりました。
安岡の小母ちゃん、復活してくれてありがとう~~[ぴかぴか(新しい)]

ところで、安岡の小母ちゃんを演じる濱田マリちゃん、いつぞやNHKのトーク番組に出演して、
このドラマのお陰でミシンに目覚め、手作りカバンにハマっていると話してましたが、
そんなところでもドラマの影響力はあるようですね。
でね、じつはご実家がうちの近所なのですが、こんな老け役を演じてるのを見てると、
ついついお母様とダブってしまい、いつもニタニタして観ています~[るんるん]

そしてドラマの方は2年後となり、レディメイドなんて懐かしい言葉が出てきました。
組合長の仲立ちでほっしゃん。演じる北村の既製服工場の手伝いを頼まれ、
2年前に好意を抱いた周防龍一に再会するのではないかと、
気が進まなかった糸子ですが、案の定、監督としてやって来た彼と再会してしまい・・・
「小原さんが指導に来ると聞いたけん」な~んて言われ、目がハートになる寸前、
婦人服をバカにしていた北村が糸子の家族のお陰で本気となったのを見て、
また組合長の「戦争で何もかも焼けてしもても新しいモンは手に入る」との言葉を聞き、
今はとにかく、この仕事を成功させようと忙しく働き、
その契約が切れる日の朝、意を決し、珍しい洋服姿で周防の前に立つんですよね。

でね、差し出した桜の枝にも「ナンで桜!?」と、笑っちゃいましたが、
「好きでした。ほな、さいなら」のストレートな糸子らしい告白も面白かったですね~[わーい(嬉しい顔)]
で、急にそんなことを言われ、一瞬驚いた周防でしたが、
立ち去ろうとする糸子の腕をとり抱き寄せ「俺も好いとっと、ずっと」な~んちゃって~~[ムード]
いやぁ~やっぱり!周防さんも前から糸子に好意を抱いていたんですね!

とまあ、今週のラストは、こんなあま~い二人のシーンで終わるのかと思いきやそうではなく、
そんな二人をドア越しに知る北村の姿で終わりましたが、これは何かの予兆でしょうか?
まあ所詮、この二人の関係は不倫となるのですから、
スンナリと進むとは思えませんが・・・

それから、まだご存じない方へ
ドラマのHPに周防龍一役で出演の綾野 剛のインタビューがアップされています。
周防ファンになりそうな方はこちらからどうぞ!
何でも糸子役のオノマチとは、
以前にも共演してるそうで信頼関係もバッチリなんですって~~[手(チョキ)]
あしあと(13)  コメント(20)  トラックバック(0) 
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「カーネーション」第15週 愛する力 [ドラマ「カーネーション」]

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このドラマ、渡辺あやさんの脚本の面白さは勿論ですが、
そこかしこの上手い演出にも注目して見ています・・・
そして今週も、勝が死ぬまで大切にしていた写真を届けて貰い、
勝の糸子や娘たち、家族を思いやっていた本心を知り、
ようやく浮気相手とのツーショット写真を焼くシーンでも、
いまや形見となってしまった赤いショールを肩に掛け、縁側に座り、
何やらホッと安らいだ表情の糸子が赤に映える白いうなじと共に、とても女っぽく見え、
またその余韻を消さないように、
向こうから聞こえる「姉ちゃん、姉ちゃん」と小さく呼ぶ声で終わるラストに、
思わず「オッシャレ~[ぴかぴか(新しい)]」と、心の中でつぶやいておりました・・・

さて、そんなオハラ洋装店の仕事の方は、闇市で見付けた青地に大きな白という、
大胆な水玉柄のワンピースが売れに売れ、快調に飛ばしていましたが、
デザインこそ違うものの、猫も杓子も同じ生地の洋服で、
同じく服を売る生業をしている者としては、到底、今じゃ考えられず、
羨ましいったらありゃしない~~[わーい(嬉しい顔)]

そんな中、嫁いだ妹達の穴埋めとしてやって来た六角精児演じる経理担当の松田恵の勧めで、
泉州繊維商業組合に入ることとなり、「愛する力」との出会いがあるんですよね~~[ぴかぴか(新しい)]
勝と同じ紳士服職人の周防龍一、スラッとした長身でナカナカのイケメンです。
ましてや人柄も良く、勿論、職人としての腕も良く、
どうやら、この周防さんに糸子母ちゃんは恋したようですね~[揺れるハート]
今週のラストは、もう二度と逢う事がないようにと願い、
自分の恋心を抑え込もうとしていた糸子ですが、
さて、この先はどうなるのか?うぅ~ん、楽しみだ~~[るんるん]

ところで、この周防さんを演じる綾野 剛ですが、わたしは初めて目にするお顔でした。
それでお芝居を見ると、新人でもなさそうだし・・・と思っていたら、
映画、TV、舞台、そして音楽と多岐に渡って活躍してるそうですね。
なので、すでにご存じの方は沢山いらっしゃるでしょうが、
今まで以上に、この朝ドラ出演を切欠に、一挙に人気沸騰となるかもですね~~[グッド(上向き矢印)][グッド(上向き矢印)]

こうやって、今週から新しいメンバーが加入となりましたが、反対に出て行く人もいて・・・
一番寂しかったのが、静子の花嫁姿を見届け逝ったお婆ちゃんですね~[もうやだ~(悲しい顔)]
お父ちゃんの死から、元気を失くしていましたが、
演ずる正司照枝さんがいなくなると思うと、余計、寂しく思えます・・・

そして、奈津も心配です!
わたしが思った通りの展開となって、糸子も悲しみ、悔しがり、
服に夢を託したけど、どん底におる人を助けられるのは自分の手だけ
と、奈津を助けようと心に決め、昔の過ちが身に沁みている糸子は自分ではなく、
奈津が素直になれる唯一の人、安岡の小母ちゃんに頼むんですよね。
そして一度は断った小母ちゃんでしたが思い返してくれ・・・
そんな小母ちゃんの前で声を出して泣く奈津がとてもいじらしく、可哀想で~[もうやだ~(悲しい顔)]
周防さんのことと同様に、これからの奈津もとても気になる今週でした・・・
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「カーネーション」第14週 明るい未来 [ドラマ「カーネーション」]

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年末の第13週の終りで、ようやく終戦となり、
新年からは心も新たに「明るい未来」となりましたが、
それに合わせてタイトルバッグも少し変わり、皆さんもお気付きでしょうが、
赤いカーネーションを見上げるラストシーンには、3人の女の子たちが登場してますね。
母と3人の娘たちの後ろ姿で、とても微笑ましく思いながら、
これからは、この3人の娘たちの母としての糸子が描かれるようで、
それもまた、楽しみですよね~[るんるん]

さて、そうやって終戦となり、
モンペを脱ぎ捨てアッパッパに着替える糸子でしたが、あの気持ちは解りますね~~[ひらめき]
もし、あの場に自分もいたら、きっと同じ思いになるだろうと思いますモン!
あっ、どうせならアッパッパではなく、もっと素敵なのがいいけれど・・・

それにしても、世の女は強かです~[ぴかぴか(新しい)]
終戦から2ヶ月ほどでオシャレをしようという気になるのがスゴイ!
だって、まだ毎日の食べ物にも事欠く時にですよ。
ましてや、口に出すことはなくとも、沢山の悲しみを抱えながら・・・
でも、だからこそ、オシャレが必要なんですよね。
悲しいのと悔しいので死んでまいそうや!そやから女はオシャレすんのや~!
とのサエの言葉のように・・・

ところで、この糸子とサエが再会を喜ぶシーン、面白かったですね~[わーい(嬉しい顔)]
サエを演じる黒谷友香ちゃんも大阪出身だし、
糸子との話しぶりが、まるで掛け合い漫才を見てるようで、
「よう息が合ってるなァ~」と感心しながら、大いに楽しませていただきました~~[るんるん]

そしてこの週は、糸子と八重子と昌ちゃん3人での上京で終わりましたが、
糸子がお布団の中に隠れる女の子を見付けた時は、わたしもハッとしました。
そして、その子を我が子のように抱きしめるシーンに泣けました・・・
家に帰れば、この子と同じ様な娘を持つ糸子です。
思わず、我が子の姿とダブって見えたのでしょうが、
その仏心がアダとなり、お金は盗まれ当初の目的だった生地は買えませんでした。
でも、きっと、糸子の心は、あの子を憐れに思う気持ちの方が大きく、
お金を盗まれた悔しさはなかったのではないかしら・・・
だって、それが子を持つ親の人情ですものね。

そして、重い足を引きずるように我が家に帰った時、
可愛い娘たちと頬をすり寄せる姿を見て、
母の発熱騒ぎからバタバタ続きだった我が家にも、
ホッと安らぎを与えてくれたように感じたわたしです・・・

お~~い、糸子母ちゃん頑張ってや~~!!
ついでにうちの母ちゃんも~~[わーい(嬉しい顔)]
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