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篤姫第45話「母からの文」 [ドラマ「篤姫」]

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このドラマ、今までの大河ドラマとは少し違い、家族愛をメインに描いていますよね。
そして、この45話はそれが最も前面に出ていたと思ったのですが、いかがでした?

まず、篤姫の生れ故郷である薩摩では急にどうした事でしょう?
先週まではあんなに元気だった帯刀が、一人で歩くのも困難になっています。
どうも右足が悪いようですが、いったい何の病気でしょう?

そして、そんな不自由な体で気を揉むのは江戸城にいる天璋院のことです。
なぜなら、西郷と大久保が岩倉具視と王政復古だのと徳川討伐を画策しているからです。
亡くなった龍馬共々、人が無駄死にすると戦だけは断じて反対していた帯刀ですが、
動きの取れない体ではどうしようもなく、気だけがはやるようです。
そんな時、「わたくしが貴方様の足になる」というお近に助けられ、
天璋院の生母であるお幸の方に手紙を書いてくれるよう頼みに行くのです。
大奥を出て、故郷の薩摩の家族のもとに戻るようにと・・・
でも、その願い出を、敵味方になるかもしれぬと知った母であるお幸の方は、
あの子はもう徳川の人間で、わたくしは島津家の人間です。
そして、薩摩の女子には薩摩の女子としての筋の通し方があると、キッパリと断るのです。

そりゃ、そうでしょう・・・
嫁ぎ行く娘に「嫌になったらさっさと帰って来い」と言える昨今と違い[ふらふら]
この頃は薩摩の女子でなくても一度嫁いだなら、
何があろうと耐え忍ばねばならない時代ですものね。
ただ、そのお陰で不幸な人生を強いられた女性も多かったのも確かでしょうね・・・

そんなわけで、1度目の訪問では良い返事を得られなかった帯刀ですが、
思案深げな表情で何やら頭の中で思いついたようで、
今度はナント!国父である久光の元に向かうんですよね。
そして久光自らの筆による文を携え、再度今和泉家を訪ねるのです。
久光直々の薩摩へ帰ってよいとのお許しの文ですね。
そうなると、母も恐れ入りながら、有り難く文をしたためるのです・・・

そんな母の心からの願い・・・
貴方とまた朝夕桜島を眺めて家族として過ごしたい
との文を見た天璋院ですが、やはりというか・・・目に涙を溜めながらも
徳川の人間としてこの大奥を守ると薩摩屋敷からの使いを帰してしまいます。

ところがここへ来て、いつも大人しく傍に控えていた重野に異変が!?[がく~(落胆した顔)]
ここね、先日の舞台「私生活」をご覧になった方なら、
きっとラストシーンの中嶋朋子ちゃんの豹変ぶりを思い出したはず!?
あっ、蛍ちゃん贔屓の雀翁さんもお喜びかも~[揺れるハート]

急に静から動へと変わり、あの大奥取締役のおっかない滝山に執拗に頼むのです。
天璋院が薩摩の兵の手にかかるような事があれば酷過ぎる・・・
だから今の内に薩摩へ帰るように説得してくれと!
すると、その重野の真摯な願いをあの滝山がきくんですよね~[ひらめき]
いやぁ~、これまでの滝山からは信じられないことです。
まあ、それだけ滝山からして天璋院を慕っている証しでしょうね・・・

重野を間にして、滝山と唐橋の三名が天璋院の前に出て、薩摩へ戻ってくれと・・・
天璋院様はもうこれまでに十二分の働きをなさったから、
これからはわたし達が大奥を守るとあの滝山が美しい涙を流しながら言上するのです。

そんな三名の言葉を聞き、天璋院がみなの傍に来て言います。
そち達こそがわたくしの家族で家はこの大奥だと、
だから何があろうと最後まで一緒にいる。
そして、これで本当に心が決まり薩摩とでも戦うと力強く言うのでした。

何とも固い絆で結ばれた女達の心温まるシーンなのですが、
ここで思ったのは、滝山の言う十二分の働きというのが何か?
だって、このドラマの中ではそれ程の働きがありましたっけ~?
そこんとこはあまり描かれてなかったように思うのですが・・・
それに、これからでしょう?
天璋院という幕末に生きた偉大な女性が後世まで語り継がれる働きをするのは!
そしてもう一つ、それとは関係なく、
3人の、自分よりもキャリアは勿論、年齢も上の中堅女優達を前にして、
堂々と渡り合うあおいちゃんの役者っぷりにまたしても感心しきりのシーンでした・・・[ぴかぴか(新しい)]

そんな娘の思いが長年離れていても手に取るように分かる母は、
最初から、自分が生んだ子だから分かっていたと・・・
そして、分かったいたけど文を出さずにはおれなかったのも
自分が生んだ子だからと言うのでした。

うぅ~ん、泣けました・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
樋口さんに泣かされました・・・
優しさの中にも武家の女の厳しさを併せ持った母を素敵に演じています。
若い頃、一時垣間見えた攻撃的な印象の樋口可南子とは別人のようで、
今回、初めて綺麗な涙目を見せてくれた滝山役の稲森いずみちゃん共々、
キラキラした涙目が本当に美しくてお綺麗でした・・・[ぴかぴか(新しい)]

そしてとうとう徳川は西郷の誘いに引っ掛かり、
大久保が用意した錦の御旗を翻した官軍との戦が始まろうとしています。

でね、ここへきてわたしは不思議に思うのですが・・・[ふらふら]
西郷や大久保の行動を久光や島津藩主は許していたのでしょうか?
だって、家老である帯刀が反対してるんですよ。
それなのに、御所でも毅然とした大久保の姿がありましたし~
いったい、この時の西郷や大久保はどこに属していたのでしょう?
その辺りがハッキリせず、不思議に思えて仕方がないのです。
どなたかご存知の方、教えてくださいまし~[あせあせ(飛び散る汗)]

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篤姫第44話「龍馬死すとも」 [ドラマ「篤姫」]

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いやぁ~、恥ずかしながら知りませんでした~~[ふらふら]
いえね、「大政奉還」という言葉は学校で習ったし、意味も知っていたのですが、
それを考えたのが坂本龍馬たち、土佐藩士だったとは!!
まあ、なんて頭のイイ方達が土佐にはお揃いだったのでしょう[ぴかぴか(新しい)]
それで、そのちょっとしか登場なさいませんでしたが、
後藤象二郎さんって、どんな方?
あっ、きっと、再来年の大河ドラマ「龍馬伝」で再登場なさるのでしょうね。
それを楽しみに待つことにしますか・・・

慶喜を力付くで討ち、徳川の世を終わらせようとする西郷や大久保と違い、
帯刀はひとり、戦は絶対に起こしてはならないと主張します。
そして、どうやら薩摩の中で帯刀だけが孤立しそうな雰囲気です。
ただ、そんな時、坂本龍馬だけは帯刀と同じ考えで、
力付くではなく、血を流さずに和をもって幕府を倒す策を思いつくのです。
それが、世に言う大政奉還で、二条城での大会議の場で帯刀は熱くその意義を説くのですね。
そして、それを聞き入れた慶喜はあくる日に大政奉還するのですが、
何やらまだ甘く見ているところがあるようで・・・[ちっ(怒った顔)]
ウンもう!こんなだから、この後にエライ目に遭うことになるんでしょうね!

それにしても、坂本龍馬という人は一介の浪人?ですよね?
それがこうやって、陰の支配者のごとくに一国の一大事に関わっているとは!
やはり、これが現代でも語り継がれ、人気のある所以なのでしょうか?
あ~「龍馬伝」の主役は誰になるのかしら?何だか急に気になってきましたよ~[揺れるハート]

そんな龍馬としばしの別れとなるからと酒を酌み交わす帯刀ですが、
それが最後になるとは思いもよらず・・・龍馬の夢を聞くのでした。
いつかきっと、身分に関わりなく、みんなが互角に話し合える世の中が来ると、
その時を迎える為に二人で頑張ろうと話していたのに・・・

それにしても、サスガ坂本龍馬!
最後のシーンもなかなかドラマティックに描かれていました。
これなら、虹子さんも文句はないのでは?

天井に腕を突き上げ、龍馬は何を掴もうとしていたのでしょう?
あんなにこれからの世はピストルだと懐に忍ばせていたのに・・・何の役にも立ってない!
最後はやはり日本の武士らしく、刀を探していました。
そして最後、ひと筋の涙を流しながら「ちっくと寒いきに」と言い残し、逝きました。
この龍馬も家茂同様に、志半ばでの若い死です。さぞかし悔しかったでしょう・・・

ところで、玉木宏君、良かったですね~[ぴかぴか(新しい)]
松田翔太君に続き、玉木龍馬も見せてくれました。
このドラマ、最後のシーンでは皆さんなかなかの好演のようです。
コレって、ラストまで寂しいけど楽しみでもありますね・・・[るんるん]

かたや、大奥では慶喜の大政奉還の知らせを聞き、大奥の女達に動揺が広がります。
とにかく、大政奉還が何だかも分からない天璋院たち・・・
先ずは勝に会い、話を聞くのですが、
日本国内での戦を避けるための大政奉還だと、真の意味を知るのです。
そして勝の「自分も帯刀や龍馬と同じに、
無駄な血を一滴も流させない為に働く覚悟」との言葉を聞いた天璋院は、
ギュッと瞼をとじ、しばし経ってから思いを定めたように、
シッカリと目を開き自分の覚悟も語りました。

大奥の女達を前にして「大奥は安泰じゃ」と皆を安心させ、
これより大奥と徳川家はこの天璋院が一命をかけても守ってまいる
と何とも力強く言い切るのでした・・・

でね、その言葉に和宮も本寿院も一緒に戦うと声を揃え、
家族が一丸となりいいシーンだったのですが・・・
このあたり、原作を読んで感動したわたしとしては、チト不服・・・[失恋]
まあ時間に制限のあるドラマですし、第一にドラマとは和宮の描き方に違いがありますし、
また、家族愛もテーマに描かれてますので仕方がないのですが・・・
あの天璋院の見得を切るとでも言いましょうか?
後々の世にまでこうやって語り継がれる、天璋院という人の偉大さが前面に出たシーンを
あおいちゃんがどのように演じるのか、見たいと思っていたのです・・・

ところで、今回のお話の初めに「御嘉祥」の行事が行われていましたね。
いつもなら将軍も同席で、大奥の女達にお菓子が振舞われ、
滝山が言うには、この場で将軍の目に留まると側室になれるようでした・・・[ぴかぴか(新しい)]
もしかして、本寿院もそうやって中臈から第十二代将軍のお手つきになったのかも?

そして、この御嘉祥も数多くある大奥の行事の一つだそうで、どうやら厄払いのようでした。
それで、ちょっと調べた所、848年頃というと平安時代ですね。
国内に疫病が蔓延したそうで時の天皇である仁明天皇が元号を嘉祥と改め、
6月16日に16の数にちなんだお菓子を神にお供えしたそうです。
それが延々と受け継がれ、室町時代には年中行事となり、
江戸時代になると、大奥どころか町民のお祭りとしても、
疫病退散健康招福を祈願して盛んに行われたそうです。
でね、余談ですが・・・
この由来を現在に蘇らせたのが6月16日の「和菓子の日」だそうですよ。
あっ、この「和菓子の日」があるのも知らなかったわたしですが・・・[ふらふら]

それから、NHKのHPで帯刀役の瑛太くんのロングインタビューが始まりましたよ。
まだの方は、ぜひこちらへどうぞ~

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篤姫第43話「嫁の決心」 [ドラマ「篤姫」]

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今週の日曜日は観たい番組が重なってしまい、
ハイビジョンでの篤姫が無事に録画できたのを確かめてから、
スケートに金城くん[映画]はたまたランクが気になる[サッカー]Jリーグの試合結果にと忙しく、
昨夜、ようやく録画を観終えました・・・

家茂亡き後、形見の品となった西陣織の絹物を毎日眺めては悲しみに暮れる和宮と違い、
ただ悲しんでもおられぬ天璋院は、老中達が評定の末決めたという、
次期将軍に慶喜をとの申し出を仕方なく、認めます。
確かに、太平の世の中ならまだしも、
徳川幕府が始まって以来、260年の歴史の中で最大の危機を迎えようとしているのに、
まだ4歳の亀之助を将軍にするのは無理ですものね。
ここは、いくら嫌っていても一応、慶喜に委ねるしかなかったのでしょう。

ところで、もう何度か登場してますね。
ここでの天璋院の装いについてですが、大奥では表方と会う時には、
必ずうちかけを羽織るというのが決まり事としてあったそうです。
ですから、夏の暑い最中でもうちかけを羽織らねばならず、
その暑さしのぎのためとして、あのようなスタイルが生まれたそうです。
このドラマ、家定につづき、家茂も夏場での死でやたら夏の装いが多い篤姫です。

一方、薩摩の帯刀ですが、先週の予告通り総髪姿となり、
何やら、メーキャップまで精悍さを出すためにか変わっているようで、
先週に比べ、たったの8ヶ月ですがグッと大人の男としての落ち着きを増したようでした。
あっ、あの瑛太くんの特徴あるワシ鼻は銀座の母言うところの賢い証拠とか!
そんな所も帯刀役にはピッタリ!?

そして約束通り、お琴とは別れると妻のお近に言い置き、京へと向かうのですが・・・

あらま~、薩摩から京へと場面転換すると同時に、わかさんに聞いていた通り!
西郷さん似の、オメメのパッチリした可愛い赤ちゃんを抱っこしてるではありませんか~[がく~(落胆した顔)][あせあせ(飛び散る汗)]
いったいこの子は誰の子??と、一瞬、わたしも疑いそうになりましたが・・・
9月に生まれたということは、お琴とは8ヶ月ぶりに逢うわけだから~
帯刀はお琴の妊婦姿を見てないわけですね・・・
なんか、コレって・・・狐につままれたようなお話ですが、
この子を小松家の長男とみなすと薩摩の近の元にも手紙が届きます。
さて、突然、こんな手紙を受け取ったお近の心境やいかに?
それについては、お近贔屓のhirohiroさんにお任せすることにして!
熱く語ってらっしゃるので、こちらへどうぞ~

そんな我が子が可愛くて仕方がない帯刀ですが、仕事の方もシッカリと!
今は亡き斉彬が生前、思い描いていた通りの有力諸侯も参加する政治をという、
列侯会議を開くことに成功します。
でも、せっかく開いた会議も慶喜のしたたかさにして遣られ、失敗に終わるのです。
さあ、こうなると、もう後は倒幕しかない、慶喜を倒して強い国を作ると、
西郷や大久保は憤るのですが、帯刀はひとり反対します・・・
そんな時、攘夷を願っていた孝明天皇もすでに身罷れ、慶喜は兵庫の開港を行い、
あれだけ家茂を悩ませていた攘夷は消え去るのです・・・

さて、愛する家茂の死が信じられないからと髪をおろすのを拒んでいた和宮ですが、
「宮様は公方様を心の底から想っていた」との天璋院の言葉を聞き、
京にも戻らずに髪をおろし、静寛院となります。
そして、「自分の思う道を生きてほしい」という天璋院に初めて「母上様」と呼びかけ、
徳川の為に生きて、若くして亡くなった家茂の無念や心残りを思うと、
京へは申し訳なくて帰られない・・・
それに、母である天璋院がどうしてそんなに強く生きているのかを学びたいと、
自分の気持ちを素直に語るのでした・・・

やはり、境遇が似たもの同士の二人です。
お互いの気持ちが分かり合えた今こそ、本当の嫁と姑になれたのでしょうね。
最後の奈良岡さんのこのナレーション
心をとろかすほどに甘い涙があることを初めて知った天璋院様にございました
を聞き、わたしも一緒に涙しておりました・・・

このように、今週も見所がイッパイのこのドラマでしたが、
ここへきて、つくづく思うのが宮崎あおいちゃんの見事な役者っぷりです。
堀北真希ちゃんも役柄にピタリとはまり、それはそれでいいのですが、
この所のあおいちゃんを見ていると、
真希ちゃんとたったの2歳違いの22歳の女の子とは思えぬほどで・・・
今週の天璋院の登場シーン、どれもこれも正に天璋院その人のようで[ぴかぴか(新しい)]
こんなあおいちゃんのお芝居を見られるのも後少しかと思うと、なんだか寂しくなりました。

さて、いよいよ来週は、虹子さんお覚悟を!![わーい(嬉しい顔)]

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篤姫第42話「息子の死」 [ドラマ「篤姫」]

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とうとうこの時がやってきました。息子の死ですって![がく~(落胆した顔)]
ああ、でもその前に・・・

薩長同盟を結んだ帯刀や龍馬が考える新しい幕府とは、
徳川家と諸侯とが合議のうえで政治を司るというもので、
一応、その主導権は徳川家が握れるというものでした。
でも、これって徳川家からしてみれば、ただの家臣達の謀反と見なしていたのでしょうね。
ですから、龍馬も奉行所の追っ手に遭うわけで・・・あれ?じゃあ、帯刀は?
彼もやはり、要注意人物だったのでしょうか??

ここへ来てこのドラマ、主人公が篤姫なので仕方がないと思うのですが、
この所の大奥の外での出来事が、分かりにくくなってると思いませんか?
元々、幕末のお話に詳しくないわたしとしては、テンポの速さもあって[ダッシュ(走り出すさま)]
ええ~、ちょっと待って~~なんのこっちゃ?ということも・・・
篤姫の相手役に帯刀を据えたのですから、どうしても大奥外の話題も多くなりますし、
だからこそ、大河ドラマの面白味もあるのですが、
最終話までに振り落とされそうな勢いで、何だか心配になってきた今日この頃です~[ふらふら][あせあせ(飛び散る汗)]

さて、傷を負った龍馬をしばらく匿うために、
帯刀は龍馬夫婦を伴い、久しぶりにお近の待つ薩摩へと戻ります。
そして、正直者の帯刀は妻の近に告白するんですよね。
京の屋敷にお琴を囲っていることを・・・
それを聞かされた近は案の定、怒ります。ハイ、当たり前です!

この時の帯刀のしどろもどろの様子が面白かった~
そして、近の怒り様が可愛かった~とても7歳もの年上女房には見えないほどに[揺れるハート]
でね、いつまでもふて腐れてないのも年上女房ならではでしょうか・・・
お龍に言われた『生きてさえいてくれれば・・・』に納得してしまうんですよね。
やはり愛する夫、生きててさえくれればもう言うこと無しの健気な妻、近なのです。
どう?hirohiroさん、またしてもお近贔屓度[グッド(上向き矢印)]でしょうか?

ところで、傷の癒えた龍馬夫婦を見送るシーンで、
帯刀が月代(さかやき)を止め総髪にするとの話をしていましたね。
なんでも、これからは外人と逢うことも多かろうからとの理由でしたが、
確かに、外国人からすると何とも不思議なヘアスタイルに見えたことでしょう。
真ん中だけ、毛が綺麗になくて~ツルッツル[ひらめき]
家茂役の松田翔太くんなども、初めて月代姿の自分を見て、
禿げたらこんな感じかな?って、第1番に思ったそうですから!
そういうわけで、来週からは違ったスタイルの帯刀に逢えそうです[ぴかぴか(新しい)]
あっ、ちなみに、写真にも残っているように、幕末当時は月代姿は少ないそうですね。
やはり、皆さん帯刀と同じ理由だったんでしょうか?

そして、こちら大阪城の家茂です。
母と妻、3人で写した写真を眺めながら、江戸へ帰る日を心待ちにしています。
でも、薩摩が兵を出すことをしぶり、長州征伐の準備は遅々として進みません。
そんな時、軍艦奉行を罷免されていた勝海舟が復帰し、病に倒れた家茂と、
和宮への土産の品である見事な西陣織の絹物を前にして、再会します。
でもその後、家茂の容態が急変し、その勝の腕の中で息を引き取ってしまうのです・・・

さて、この42話のハイライトシーンです。
松田翔太くん、ようやった!
オバサン、あっいえたぶん・・・ピーちゃんオジサンも!?

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江戸へ戻らねばと朦朧としたなか、勝に抱かれ問うのです。
わしは何事かを成し得たと言えるであろうか・・・
将軍としての何かを、男としての何かを・・・
若くして将軍となり、良かれとの思いもままならず、歯痒くもあり自信もなかったのでしょう。
そんな家茂の心の中がよく表れたシーンでした・・・
そして、この言葉でわたしは今まで押さえていた涙がいっぺんに溢れ出ました。

悔しいのう、わしはまだ21ぞ、江戸へもう1度戻りたかったのう・・・

あ~、泣きました!涙が勝手にでてきました!![もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]
若くして、何も出来ずに死んでいく自分がとても悔しいのでしょう。
一国の政治を司る人間として、また一人の男としても・・・
そして、江戸が・・・母や妻が恋しくて仕方がなかったのでしょうね。

それにしても、出演当初ではたどたどしく見えたあの松田翔太くんが、
相手役のベテラン俳優の北大路さんまでも泣かせる大熱演で、
何とも、感動的なラストの「息子の死」でございました[ぴかぴか(新しい)]
今までは、徳川14代将軍家茂については何も知らずにいましたが、
今回の翔太家茂のお陰で多少なりとも人物像を知ることができ良かったです。
そして、翔太くん、お疲れ様でした・・・
あ~、こんな翔太くんを見せられちゃ、「イキガミ」観に行かなきゃダメだな!?

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篤姫第41話「薩長同盟」 [ドラマ「篤姫」]

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第41話、ここへきてグッと小松帯刀の登場が増え、
我らが天璋院の出番が少なくなってます・・・寂しいな~[もうやだ~(悲しい顔)][たらーっ(汗)]
でも、これは堀に囲まれた大奥と違い、
いかに外の世界の移り変わりが速かったかの証しのようですね・・・

さて、いよいよ長州攻めに向かう家茂の出陣が近付きました。
天璋院と和宮、それぞれに写真を手渡し、自分の跡継ぎまでを言い置くのです。
まだ3歳という幼少の田安亀之助です。
ちなみに、この亀之助は家茂とはまたいとこの子に当たるそうで、
後々は、天璋院が手塩に掛けて育てます。

そんな話をしながら、天璋院は家茂に嬉しいことを言われましたね。
私には勿体ないほどの母上におわします
TVを観てるこちらにも、この時の天璋院の喜び様が伝わるようで、
わたしも一緒に喜んでおりました~“おお、良く出来た息子だわ[ぴかぴか(新しい)]”と・・・

そしてその日がやってきて、病に伏せる観行院の容態も気にしつつ、
天璋院の笑顔に見送られ出陣します。
でも、この天璋院の笑顔が和宮のお気に召さなかったようで、
後々までしこりが残るようですが・・・

そんなお堀の向こうの大奥とは違い、こちら薩摩は忙しそう~[ダッシュ(走り出すさま)]
何でも薩摩と長州が手を結べないかと!?

日本国の行末を案じ、長州をこのままにはしておけない・・・
また、長州と薩摩が手を結ぶことにより、新たな政の形が見えるのではないかと、
帯刀が中心となり、大胆な構想を模索し始めます。

帯刀はじめ、坂本龍馬、西郷吉之助、大久保一蔵と、蒼々たる顔ぶれです。
そりゃ、この顔ぶれならいろんな案も出てくるでしょう[ひらめき]
先ずは長州に戦に必要な武器を売ってやり、恩を売るというのですが、
それだけじゃ、相手に引け目を感じさせるからと、
長州にも薩摩に足らない兵糧米を売らせようというのです。
確かにこれなら、五分と五分!何の問題もありません。

それにしても、先週ようやくツーショットを見られたと喜んでいました帯刀と龍馬、
今週ではすっかり仲良くなり、[揺れるハート]
後の海援隊の元である事業結社、亀山社中の設立へと繋がります。
そして、またまたお忙しい帯刀は京の小松屋敷に戻り、
お琴の押しかけ女房ぶりに手を焼きながらも、どうにか薩長同盟を成し遂げるのです。

ああ、でもね・・・こうなると気になるのが天璋院の立場です。
帯刀達の考えてる事は、言わば幕政改革です。クーデターです。
それは、今の天璋院の居場所を失くすという事ですよね。
ましてや、戦を避けようとの思いで出陣した家茂なのに、
慶喜は勝手に勅許を仰ぐと先走り、あの温和な家茂が声を荒げてお怒りでした。
でも、結局は、慶喜の思い通りになり、長州征伐への朝廷のお許しが出るのです・・・

それにしても、スッカリ天璋院を信頼し、後を頼むように亡くなった観行院に続き、
来週はいよいよあの方の番のようで、その後にはあの方と・・・[もうやだ~(悲しい顔)]
だんだんと寂しくなりますね。

それから、これは有名なお話で皆さんよくご存知かと思いますが・・・
寺田屋にて、龍馬が襲撃された時、お龍が着物1枚をまとって現れましたでしょ、
あれはお龍が入浴中だったんですね。
それで外の気配を感じ、飛んで来たのですが・・・
ご存じない方が観られたら、一瞬、“ナンじゃあれは~~[がく~(落胆した顔)]”のシーンでしたので、
ちょっと、お節介させていただきました~[あせあせ(飛び散る汗)]

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